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テーマ:スポーツあれこれ(11398)
カテゴリ:その他スポーツ
あれこれ、スポーツ関連をブログに書いていますが、中学・高校とバレーボールをやっておりまして、この競技は「本職」です。技術的な解説では一番確かなはず?です。
なぜか日本でウケるバレーボールのTV中継。TV局のバックアップは世界バレーボール連盟の貴重な財源だそうです。
TVでセルビア戦、中国戦、ロシア戦などを見ての感想ですが、フェアに言えばクジ運の良さ)ブラジル、アメリカ、イタリア、キューバは反対側の組)に恵まれた(くじ引き自体のフェアネスには目をつむって)日本はなんとか4強入りを果たしました。28年前と言えば、三屋裕子さんや江上由美さんの現役時代じゃなかったのかな(当時はこの2人のファンだったので…。)
今回はグラチャンというインチキな大会ではなく、世界選手権ですので、権威も高く、成績は胸を張ってよいと思います。中国の不振がラッキーだったと思う。 ロシア戦は、ロシアの出来もよかった。 バレーボールというのは、サッカーやバスケットボールと違い、敵と味方の接触プレーは原則なく、自分たちの陣地でしっかり自分たちのプレーをする限り、国際試合ともなれば、その「型」にはまった攻撃は相手チームには止める術がない、という我慢比べのスポーツである点が実は本質です。 中国選手のライトに流れるブロード攻撃は、偶然でも起こらない限り(ブロッカーが完全に攻撃を読まない限り)、ちょっと誰にも止められません。
したがって、プレーの完成度が高い、イタリア、中国、ブラジルなどが毎回上位に顔を出します。逆に粗雑なプレーが時折見られるキューバなどは接戦になるとモロイ一面をよく見せます。
今回の全日本女子(今回に限らないが)を見ていると、完成度はまだまだで、北京オリンピック後の選手招集に未だ試行錯誤があるのかな、と思ってしまいました(線の細い選手が気になる)。 日本と言えば、レシーブで拾ってつなぐと言われますが、相手の強打をレシーブするのは時折神業のようなプレーが出るのですが、緩いボールのプレーで直接記録にならないプレーに雑なことが多く、非常にモッタイナイ場面が多々あります。
自陣コートの中にあるボールを相手チームが奪うことは絶対にないスポーツなので、「チャンスボール」(相手からの返球するボールのスピードが緩いような時)のセッターへの返球の確実性や、「2段トス」(要するにセッターである竹下選手以外がアタッカーに上げるトス)をもう少し丁寧にプレーできれば、1セットに3~5点の得点能力が改善できるのに、と思いました(当然監督や選手も同じ感想を抱いているでしょう)。 攻撃のスピードや変化がいくら良くても、そのお膳立てが雑な場合は、日本の「型」にはまらないので、逆に相手チームに「チャンスボール」を返球しています。
後は、竹下選手に代わるセッターを見つけて育成することでしょうか? 170センチ台のセッターを見つけて、レシーブが非常にうまい竹下選手にリベロを任せておけば、2段トスの問題は全て解決できる(本人が請けるとも思えないが...。)。竹下選手の技量というより、高さの問題で大きなハンディとなっています。
攻撃面では、木村選手の調子次第ではやや厳しいので、栗原選手の復活や、センタープレーヤーの活用などが課題となる(そのためにも確実なレシーブが課題になる)。非力なのは仕方がないので、如何に良いタイミングとフォームで打たせるか、に集中すべき。力いっぱい打てない場面はモッタイナイ。
サーブはジャンプサーブを売りにできる選手がいないのが残念。皆同じようなサーブを打っている。試合の流れを単調にさせてしまいがちである。誰か天井サーブ(懐かしい)でもいいので、相手に嫌なイメージをさせるサーブを打つ選手が欲しい。
ブロックは高さよりも技術やタイミング次第なので、現状で良いと思う。日本選手のブロックは技術的には申し分がない。優先順位としては後回し。
言いかえれば、まだまだ向上の余地があるチームとも言えなくもないので、楽しみと言えば楽しみです。
ここまでは競技の話...。バレーを観戦する楽しみは競技以外にもある?
かつては、女子バレーの選手で、180センチを超える「巨人」ともなれば、バレーの選手でなければ、ちょっと...と思う人が多かったが、最近、容姿端麗な選手が激増!
欧州系や南米系の選手の美貌も見る楽しみとなっています。190センチぐらいの身長で、スレンダーで、トルコのエースのネスリハンとか結構美人って選手が多い。何の解説やらわかりませんが、いろんな意味で? バレーの観戦やファン層が広がっているのも事実でしょう(冷静に考えると、28年前とバレーボールを見る視点があまり変わっていなかったりする)。
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