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カテゴリ:投資成績
投資リターンについては「6月の投資状況」の通りです。
現在のポートフォリオ 上位銘柄の比重を落とすべく、あれこれ工夫しましたが、米国株はうまくいかず、日本株はまあまあって感じ。
現在のセクター別アロケーション これを分散すべく銘柄をピックしていますが、タバコの比重が重すぎますねえ。豪州でのジェネリック・パッケージ法案やアメリカの過激パッケージ案、日本の復興財源案など風当たりは悪いですねえ(しかしこの風当たりの悪さが、リターンの源泉)。 本当に健康の「ため」って言うのなら砂糖に税を貸せばいいんじゃない(「肥満は万病のもと」)? ビールやワイン等の酒税も。
ポートフォリオとセクターアロケーションは
今年力を入れている銘柄は IBM、Chevron、AT&T、P&G、JNJ、CSCOと気がつけば全てダウ平均採用銘柄。堅実な成長性、優秀な経営陣、明確な株主還元方針(配当政策・自社株買い姿勢)、中期的には成長ドライバーがある事業環境や何よりしっかりしたコアコンピタンスなどが買い要因。 長期保有には今のバリュエーションはまあまあの水準。おまけにドル安円高が継続しています。ドルベースのPERが12倍でも、1ドルを90から95円程度で見た場合は円ベースのPERはさらに10%以上低くなります。円高メリットを生かさない手はない。
これらの企業群は日本では買えそうにない堅実安定成長銘柄。
3M、キャタピラー、コカコーラとか言いだすと止まらないので、これぐらいに絞っています。 欧州株ならネスレ、ディアッジョ、プルーデンシャルplc、中国ならチャイナライフあたりも・・。
日本株でも、キヤノン、花王あたりは買い増しを検討しています。NTTドコモやベネッセなどもウオッチ中。日本株は比較的しっかりした経営陣?と配当への意欲と余力に注目して銘柄をピックアップするよう心がけています。
一方、REITは辛抱強く保有し続ける、「おしん」の状態です。金利コストは改善していますが、空室率や賃料の下げ止まり感がまだまだ。フリー・レントでボチボチ空室が埋まるような感じです。相変わらずの公募割れPOなども散見されて嫌になります。 バブルの調整がまだ終わっていません。投資簿価に対する配当利回りが格段に良いので、キープしているという感じ。
家計全体の資産運用に向けるウエートを落としている関係上、銘柄の入れ替え(投信→個別銘柄)が中心で、上半期のニューマネーは多くありません。配当をあまり産まない資産(インデックス投信等)から配当重視銘柄へのシフトが中心です。
受取配当金は上半期現在、昨年同期比較で+45%となっており、下半期に予定通り配当・分配金が出ると、年間合計額ではインドに行けば車2台分超の金額になりそうです(インドに行くまでに結構使うな)。
配当利回りは米国株で2.98%、日本株で2.69%、J-REITで5.69%、トータルで3.36%となっています。 より重要な投資簿価に対する配当利回り(Yield on Cost)ベースでは米国株4.14%、日本株3.38%、J-REIT 8.4%、トータルで4.69%となっています。
前年同期におけるYield on Costは4.77%だったのでやや悪化。IBM等が足を引っ張ったのだと思います。 ただ、IBMやCSCOは今後の配当の伸び率が高いと思っているので、大して気にかけていません。
これだけ分散していれば、文字通り「毎月分配型」となっていて、本当に毎月配当金が入ってきます。元本は減っていません。配当は確実に増加します。
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Last updated
2011/07/18 12:29:51 PM
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