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カテゴリ:投資一般
木曜日、金曜日、月曜日とよく落ちましたね。火曜日深夜ではFOMC期待と下げすぎのリバウンドで少し戻していますが、物足りません。
これまで アメリカ景気はソフトパッチの領域を依然うろついている(経済指標は良し悪しが入り混じる) 米国債の格下げ発表 中国の物価上昇止まらず EC財政事情のゴタゴタ
という出来事が出てきました。 米国債の格下げは、もう2年前から言われていたことなので、いまさらという感じが漂っています。ジム・ロジャーズは「Just Printing Money」とFRBの方針を批判し続け、AAAの資格がないと従来から言及していました。
PIIGS諸国の財政状態については、これもずっと以前から言われていて、本丸のイタリアに切り込んできました。市場はEU結束の本気度を試しにかかったのかもしれません。
米国の景気見通しは、依然はっきりしませんが、景気後退(GDP成長率がマイナスになることを意味する)ではなく、低成長(1から2%)という「ニューノーマル」の可能性を示唆しています。
不気味なのは中国のハードランディングだけですが、CEO達の決算発表では相変わらず、中国への強気発言が崩れません。
欧米の不安定事情は今回の暴落で結構織り込んだのではないか、と思っています。
チビチビ買い下がっています。今日は相場が上がっているので買っていませんが・・・。
暴落前に幸運にも利益確定した日本株の資金その他をすべてドル換金して、ダウ平均構成銘柄の個別株の狙い撃ちを行っていこうと思っていますが、全額を使い切るわけにも行かないので、様子見ながらにならざるを得ませんが・・・。
2Qの企業側の業績ガイダンスを聞いていると、第三、第四四半期について、アメリカの経済回復をゼロと見込んで現状のガイダンスを行っている様子が強いので、よっぽど消費者心理が冷え込まない限り、雇用状況を見ていると、低成長ながらもノルマ達成が可能ではないかと思っています。 ということは、株価が割安になった、と個人的には考えます。ダウ平均という 「世界選抜」レベルの企業群の大安売りです。
要するに「米経済は3%成長すると思っていたのに、何だよ」とがっかりしたところに、債務上限問題、格下げ、EU財政問題の蒸し返しなどの出来事が連続したということでしょう。
今日のバーナンキFRB議長発言や木曜日のInitial Jobless Claimsが減少するか、などが目先のポイントかな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/10 12:42:14 AM
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