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カテゴリ:投資成績
今月から表示方法を変更しています。 投資の目標と測定方法を一致させました。 (向こう1年間の)予想受取配当金増加率は目標を達成していました(はじめのうちはハードルが低いですが)。今月はAltria Group(タバコ)が7.9%の増配を発表。その他新規の買いがあり、続伸しました。 10年12月における予想受取配当金額を100としています。 おおむね500前後がサラリーマンの受け取る現在の公的年金予想額に相当すると思います。 年率10%増(約7年で2倍、15年で4倍、23年で8倍)がどこまで続くのか...。
資産残高の伸びについては、今月はひどかったです。景気敏感株、は本当に敏感で、思い知らされました。Fordの株は非常に安いのですが、Jim Cramerは「リセッション、と聞いて自動車株を持つ機関投資家なんていないよ。バレたら首になるから、バリュエーションなんて関係ない。」といっていました。
(ちなみに、Fordの実績ベースPER6.0倍、予想PER5.6倍(Yahoo! Finance USAより)となっています。株価は年初来▲38%と沈みっぱなし。北米での販売は堅調です) 日経平均も推して図るべし、かな?
なお、一昨日の雇用統計で Unchanged という見出しの意味がわからず、ちょっと一人でパニックになっていました(前月の増加数と同じだと一瞬思った)。
株価が暴落するから景気悪化懸念が巻き起こるのか、景気悪化懸念が巻き起こるから株価が暴落するのか、よくわかりませんねえ。株価がパニックになって心理的悪化が景気悪化を自己実現化したようにも思っていましたが、「万策尽きた」 可能性もありますね(それでもADP雇用統計やInitial Jobless ClaimsおよびChallengerのレイオフ調査はそんなにひどくなかった)。
リセッション(GDP成長率が2四半期マイナス)は無いと思いますが、相場は大げさにゆれるので、ダウ平均10,000ドルぐらいまでの下げ(あと▲11%あり)を覚悟すべし、かなあ。
今月の売買 売り:朝日インテック一部 (ちょっと過熱気味だった) 買い:IBM、AT&T、Chevron、Annaly Capital Management
今月は日本株を売って、アメリカ株を買った、そんな1ヶ月。小刻みに買い下がりました。
IBMはポートフォリオ第二位になりました(1位はPhilip Morris)。HPQのパソコン売却騒動で一時期大きく値を落としました。しかし、Oracleの決算(どうせ好調だろう)が発表されるはずの9月下旬にある程度戻すと思うのですが...。
AT&Tは法務省からM&Aに待ったがかかってしまいました。FCC(日本の総務省のような規制当局)から、何か言われる可能性は想定していましたが、まさか公取から横槍が入るとは...。 法務省側が原告なので、まずは受けて立つ、ということでしょう。
Chevronは石油メジャーの一角です。財務体質など堅実経営な会社ですが、先日東京電力と西豪州の液化天然ガスの長期供給の予約契約を締結していました(Chevron側がガス田の開発に成功したら、大口先として東電が購入するというもの)。2016年ごろが生産開始予定。そこまで東電って会社が存在するのかなあ?
Annaly Capitalとは、US mREITと呼ばれている、REITです。mとは、Mortgage のことです。つまり、住宅ローン債権を運用資産としています。アメリカの住宅市場へ間接的に投資したことになります。 住宅ローン債権はエージェンシー債といわれている事実上の政府保証がついている悪名高き、ファニーメイ、フレディマック等の保証する住宅ローン債権です。 そのエージェンシー債権をレバレッジ5から6倍で保有する、というハイレバレッジな仕組みです。FRBは大統領選挙が終わるころまで金利を引き上げない可能性を示唆しましたので、調達金利が事実上タダになっています。現在の配当利回りは14%ぐらいあります。これをDRIPで保有することにしました。住宅ローン借り換え奨励政策なども取りざたされ、仕組み上もかなり投機的なものなので、少な目の保有とするつもりです。
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