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カテゴリ:投資成績
いろいろ計算違いがあって、先月と矛盾している箇所も見られますが、概算ですので...。
イメージとしては、まったくほったらかしにしていた場合、総資産は前年比▲12%程度の下落。ニューマネーを9%程度投入しているで、前年比▲3%になっているという感じです。このうち為替差損が約▲3%ですね(外国株は全体の約6割)。あくまでイメージですね。
米国株は不調(ちょうどS&P500並まで盛り返しましたが、ひどく痛んでいる)、日本株は少しプラス(話題のJTとかありますね。ディフェンシブがメイン)、リートは散々といった感じです。
予想受取配当金増加率とは、前年末を100として、向こう1年間に受け取る予想配当金の増加率を税前で長期的に年率10%増を目指すプロジェクトを組んでいまして、2030年ごろを目処に600ぐらいを目指しています。 といっても当面7年間で200程度が最初のチェックポイントで、無理なら変更せざるを得ないなと思っています。Dividend Growth Stock Strategyが日本でもワークするか実験中です。 平均的なサラリーマン世帯が受け取る公的年金の予想受取額がざっくり500から550といわれているようです。公的年金給付額の現状維持が、現下の見通しではかなり厳しいので、対策を講じなければなりません。
今月は筆頭PFでもあるフィリップモリスが+20.3%の大型増配を発表し、これだけで+2.7%の貢献度がありました。エーザイ辺りの100株分に相当する配当金をそっくりプレゼントしてもらったぐらいの値打ちがありました。
その他DRIPで自動再投資した銘柄や新規投資した銘柄もあって、前年末比+21.8%となっています。今年は不採算なインデックスファンドを解約した資金で株を買っていますので、長期目標ラインである+10%を大幅に上回っていますが、スタートダッシュですので、良いに越したことはありません。
Yield on Costとは、投資元本対予想受取配当金利回り、ROIまたはROEのような投資効率を測定する指標です。これまでつぎ込んだ投資元本に対し、4.43%の利回りがあるようです。ちなみに投資時価ベースですと3.86%となっています。円高等である程度痛んでいますが、J-REIT単独の時価利回りをやや下回る利回りです。連続増配を想定し、長期的に10%まで上昇を期待しています。
今月の売買 売り;なし 買い;シェブロン、NTTドコモ (時期はいずれもツイストオペ発表前)
ドコモの配当利回りが4%ぐらいまで上がったので買いました。テレコムセクターは市場がガラパゴス化している日本とアメリカがよいという結論になりました。 欧州株を考えていたのですが(フランステレコムやテレフォニカ、配当利回りが8%ぐらいあります)、あちらは競争がクロスボーダーの殴り合いのようで、業績が伸び悩んでいるようです。
ドコモは「千年投資の公理」の著者パット・ドーシー氏のMorning Star USAのADRレポートで、★★★★★のレーティングを半年近く受けている日本株です(Economic moat はNarrowでしたが)。もっとも最近の株価下落局面で5つ星はいろんな銘柄で連発されています。 ありきたりですが、コスト効率は引き続き改善され、スマホが浸透すれば、売り上げは回復するので、EBITDAの改善は継続されるというものです(増配余地あり)。 親分が政府から株の買い戻しを希望していますので、配当を出し続ける必要性があります。 iPhoneに最も縁が薄い企業でしょうから、利益率はキープすると思いますけど・・・。 まさか親子上場はけしからんということで、TOBになる、ってことも無いだろう。
親分のNTT(隠れた?バリュー株だと思っています)または子分のドコモ、NTTデータか、迷うところですね。 ちょっと東電のふしだらさを連想させる官僚的なイメージが気になりますが...。JAL、東電、JR西日本という日の丸チックな企業は警戒したほうがいいのか?
米株式相場は「バンジージャンプ相場」と誰が言ったか、急落したあとビヨーン・ビヨーンと上下しております。 Buy & Holdが基本である(注:Buy & Forgetではない)私のポートフォリオも当然ながら「バンジージャンプ」をしておりました。 本物はやったことがないのですが、急落する恐怖感は同じでも、終わった後は本物のバンジージャンプは爽快感があるのでしょうが、株式投資バンジージャンプは疲労感が残りますね。
米、欧、中、どっから不況が起こってもおかしくない、八方塞状態で、ダウ平均が底抜けする可能性も否定できませんので、ちょっとWait & See のつもりです。底抜けした場合に資金がないと話しにならないですので。
ただ、アメリカや欧州の新車販売は回復傾向を維持しているようで(もともと壊滅状態から回復しているだけで、かつ、自動車だけで景気を測定できるわけでもないが)、金が無いというより、有るけど恐る恐る消費しているだけ、のようにも見えます。
多くの個別銘柄の業績は決して株価の下落のように痛んではいないと思いますので、長期勝負の人は我慢するしかありません。バランスシートもしっかりしています。 「谷深ければ、山高し」といいます。売ってしまうとリエントリーが非常に難しくなります。
慎重にかつ、大胆さも試される難しい状況ですね。
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Last updated
2011/10/02 10:47:38 AM
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