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ごんどうごんぞうじゃ。

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2009.06.12
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ごんどうごんぞうです。ゆうべは「ケンミンショー」の途中で寝てしまいました。
夜中にひょっとすると何回も確認に来て下さったマニアの皆様、ごめんちゃい。
そのかわり、今夜はサービスするからネ。(何をだよ)

ごんどうごんぞうってモテ男じゃないか?という噂が
巷に広がっておりますが・・・
実は私、半年の間に二人の女性にフラれるという貴重な経験を持っているのです。

19の春でしたな。そう19も19。誕生日の夜です。19の。しつこいな。

南村荘ではボクの誕生日のお祝いパーティが繰り広げられておりました。
といっても「柿の種」と「さきいか」に「ワンカップの日本酒」でなんですが・・・・
内容がいかにも昔の若者ですな。
思えば、19で酒飲んでええんかって?いいでしょ?

公園で裸になるわけじゃなし(笑)
迷惑かけてないんだから。

そんでなぜか「好きな人」の話になったわけです。
つまみはおっさんでも、話題は女子中学生並みですな。
当時、ボクにはとても好きな人がいました。(いつも大抵いるんですが・・・)
「染織のマドンナ」と名付けていたんですが、
日活の女優さんの「片桐夕子さん」にソックリの人です。
賢明な読者の方、またおそるべき記憶力のマニアの方はすでにお気づきでしょう。
そう第五夜に出てきましたな。ロマンポルノですな。
ま。その「染織のマドンナ」が先か、「片桐夕子さん」が先かは
「たまごとにわとり」のような話なので、割愛させていただきますが・・・

そうやなぁ~。半年くらい好きでしたかね?
といっても専攻も全然違うので、話したこともなく、特に「染織」は女性しかいなくて
「女の園」(このいい方も前時代的ですな)といわれていたくらいですから
その部屋にすら入ったことはなかったのです。

で、なぜか「いい記念になるから」とか「神様からの誕生日のプレゼントや」とか
そそのかされて「告白しよう!」ってことになったんです。
いつ?今からすぐです。酔っていたボクは少し躊躇しましたが
「ごんぞうファイト~~~!」の声援に背中を押されて
ホントに酔った勢いで公衆電話に向かいました。
電話は駅の近くまでいかなければなく(下宿の電話は夜はつながらない)
寒い冬なので、そのうち醒めてきて何度かひきかえそうとしましたが
なんだろ?ここまできたら!って感じでしょうか?

電話番号は当時は在学生全員の住所と電話番号がのった名簿を全員がもっていたので
(個人情報うんぬん全くなしですな)知っていました。
番号は「9」か「0」とかがやたら多かったような気がします。
ちょい長目のドキドキを味わったような気がするから。

「プルルルル」つながりました。
口から心臓が半分でています。陸に上がった深海魚ですな?

『はい。○○ですが』
「あ、あああ、こんばんは。突然の電話すいませんでした。
私、京都の○○短大に通っている者なんですが○○さんいらっしゃいますか?」
『はい。私ですけど・・・どちら様でしょうか?』

おおおおお!「染織のマドンナ」の声はこんなんやったんかぁぁぁぁ!!!
声だけでイキそうじゃ。

「あ、すいません。ごんどうごんぞうといいます。
よく、食堂の前とかですれ違ったりしてるんですが・・・」
『ごんどうごんぞうさん???すいません。わからないです。専攻は?』
「あ、そか。ビ・ビジュアルです。」
『ビジュアル?う~~~ん・・・』
不穏な沈黙・・・
『あ!ビジュアルあんまり知ってる人いないんですけど、映研の中川さんなら知ってます』
「え!中川クンは同じ下宿でボクの向かいの部屋です!!!」
『・・・そうなんですかぁ。でもそれってヒントにならないですよね?ウフ』
たしかにウフって笑った!イケる!
「あ!そ、そうですよね。中川クンと学校の中でもよく一緒にいるんですが・・・188ほどあるんですが・・・」
『・・・なんとなくわかるような気がしてきました。ええ。で、ご用件は?』

彼女はきっと業を煮やしていたに違いないですな。
今、こうしてやりとりを思い出しながら、書いているとホントそう思います。
ボクってウザい。
とっとと電話、ボクなら切っています。

「あ・あ・あの~、ボクとつきあってもらえませんか?」
『ご用件は?」といいながらも、うすうカンづきますわな。この状態は。。。
『ごめんなさい。私、学生のうちは男性の方とおつきあいしないって決めておりますんで』
「あ。そ、そうなんですか。すいませんでした」

今になって思えば、こういう断わられ方って珍しいですな(笑)

速攻、電話を切りました。
来るまでの道では半々くらいかな?と期待していたのですが
ガラガラと期待はもろくもくずれてしまいました。
帰り道、きっと泣いたでしょう。ひょっとすると酔っぱらっていたから
思い切り大声で泣いたのかもしれません。

南村荘につくとみんなもう寝ているのか真っ暗でした。報告も聞かずに・・・。

と思ったら、玄関の開ける音を聞いてすべての部屋の電気がつき、
廊下が急に明るくなりました。
A「どうやった?」
ご「あかんかったわ」
B「そっか。残念やったな」
ご「ああ」
C「ま、今夜はとことん泣いたらええやん」
ご「うん。グスン」
D「てか、まだつきあってもいないんやから傷は浅いって」
ご「!そやな」
E「次またええの見つけたらええって」
ご「・・・うん」
F「あきらめてスッキリしな前、進めへんやろ?」

ボクは彼女なんかより、この仲間たちをずっと大切にしようと思いました。

グッドラック。



(パチパチパチパチ!!とわれんばかりのスタンディングオベーション。)
アンコールでっか?しゃーないな。


「染織のマドンナ」にフラれた年の夏。
ちょうど祇園祭宵山が過ぎた頃だったと思います。
「染織のマドンナ」にフラれたことで多少の学習をしたボクは
今度は同じビジュアルのMさんが好きになりました。
大勢の仲間でウロウロしているうちに、気になる存在になり、
どんどんMさんだけを見てる時間が増え・・・好きになっていくパターンですな。

映画にも二人でいきました。「メリーゴーランド」だったと思います。
悲しい映画でした。となりにMさんがいるのに嗚咽してしまいました。
ですが、告白したのがその夜だったのか、別の日だったのかう~んですな。
イヤなことは忘れるタイプなので(笑)

告白しようとした夜。
南村荘では「ごんぞう。今度はいけるで。間違いない」の
みんなの応援に背中を押されながらボクは颯爽と出かけようとしていました。
「前は電話で失敗したから、直接会ってちゃんと告白しろ!」とか
「ひょっとすると今夜そのままチューくらいまではいくかもしれん。
あと乳もいけるかもしれんけど、大丈夫か?」

何が?

「あ、でもチューの時、タバコくさかったらあかんし、リンゴとかかじっていくとええわ」

思えば、19でタバコ吸ってええんかって?いいでしょ?
公園で裸になるわけじゃなし(笑)
迷惑かけてないんだから。

途中の果物屋でりんごを1個買いました。

Mさんとは嵐山駅を降りてすぐの「らんざん」で待ち合わせていました。
上桂駅から嵐山駅までは2駅だけです。
電車の中でリンゴをあわてて食べているデカい男。。。
回りの人はヘンな奴とは思っても
これからチューするためのりんごとは夢にも思うまい。ふふふ。

「らんざん」に着きました。Mさんは少し遅れて入ってきました。
「ごめんごめん。おそーなって」・・・
「おお、ええよ。ボクも今来たとこやし」

ま。これくらい話せる間柄だったんです。元々友達やから。

でも結局「らんざん」では告白が出来ませんでした。
Mさんは渡月橋を渡って向こう岸に住んでいたので
もう夜遅かったので、送ってあげることにしました。
ふ。送り狼かも?

で、Mさんのアパートが近づいた頃、やっといいました。

ご「聞いて欲しいことがあるんや」
M「うん。なに?」
ご「ボク、Mの事、好きやわ」
M「・・・」
ご「つきあってくれへんか?」
M「・・・あのなごめん、今のまんまでええやん』
ご「は?」
M「こんな関係でええんちゃう?あえてつきあうとかいわんでも」
ご「ボクのこと、キライか?」
M「キライちゃうけど・・・じゃあはっきりいうけど彼氏ではないわ」
(ガァァァァァァンンンン)
M「なんか映画とかいっても泣き過ぎやし(笑)」
(メリーゴーランドのことかい!フツー泣くやろ!)
M「わたしはこのままでごんちゃんとはいたいねん」
(ウウウウウウうううう)
M「ほら。また泣く。これあげるし、もう泣かんとき」

といって彼女はボクに何故かバナナをくれました。

チューしたろとりんごを食べたのに、帰りにバナナ渡されてフラれた男の物語でした。

ゆうべ出来なかったんで若い妻相手に二晩分サービスしてヘロヘロのじいさん気分ですわ。

今夜も愛してるよ~。グッドラック。





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最終更新日  2009.06.12 23:27:27
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