ごんどうごんぞうじゃ。

まずは「最後の夏」は最終修正ののち、本日郵送しました。
あとは入選待ちですわ。
で、いつまでもココに残していて盗作されたらイヤなので
本日、削除しました。ありがとうございました。
ボクはホントに平和ですな。
まるで「ALWAYS・続三丁目の夕日」の茶川センセのようですな。
あ！でも結果、落選だったっけ？でも小雪が戻ってくるからいいやん。

ココだけの話ですが・・・あの映画、原作のマンガよりいいですな。

さ。気を取り直して「南村荘・外来者編その1」を。

まずは京都・地元の鞭岡文俊（ムチオカフミトシ）クン。
彼は短大の入学式の時、18なのにすでにヒゲをはやしておりました。
それで記念撮影の時、ボクのとなりになりました。
すると、ボクを見上げて「ごっついやっちゃなぁー！」
すでに「ごっつい」の意味はわかっていたのですが
いきなりのあいさつがコレでした。
人として、可笑しいと思いませんか？
例えば・・・
「こんにちは。ごっついやっちゃなぁー！」とか
「はじめまして。ムチ岡といいます。ごっついやっちゃなぁー！」とかさ。

京都人でしたが、とてもイイ奴でした。
（いや、京都人ってあんまりいいイメージないよね？とくに男は。
ボクが知り合った友人たちはハズレはほとんどいませんでしたよ）
彼とは長いつきあいにその後、なります。
南村荘を出なきゃいけない時にアパートを見つけて来てくれたのは彼でした。
彼の実家の近くなので、よくごはんをごちそうになったり
洗濯機もなかったので、洗濯物を持ち込んで洗濯させてもらったり
特にお母さんにはお世話になりました。
洗濯物の干し方から、煮魚の方法、腰の使い方・・・
コラコラ！罰当たりめ！ホントすいません。
でもおやじさんは
「ごんちゃん！男はそんなん覚えんでもええがな！
出来る奥さんもーたらええがな！」といつもいっておりました。

よく考えたら、その言葉の中には自分の奥さんへのフォローも
さりげなく入っておりますな。流石ですな。
するとお母さんは「そんなん出来るまでは自分でしなあかんもんな～」
と笑っておりました。

お母さんを最後に見たのは、おやじさんのお葬式。
「よくきてくれたなぁー」って感じで笑ってました。
そんなお母さんも3年前に他界されました。
恩返しとかってなかなか出来ません。

でムチ（漢字難しいんで、カタカナにするね）、ムチ岡クンにはその後、
専門学校を卒業しても「おたべ」でフラフラしているボクに
「たくさんデザイナーが抜けたんでうちの会社来るか？」といってくれました。
だが、なんと生意気だったボクは
「サラリーマンのデザイナーにはなりたくないから」って断りました。
で、その話があって数ヶ月後、別の友人（清水に一緒にいった友人）からの
紹介を受けたデザイン事務所に入りました。
するとその事務所はムチ岡クンの会社の下請けでしたとさ。回らば急げ！

というわけで、ムチ岡クンとはずっととなりで働く間柄になるわけです。
20年程、お互いにそこでもくもくと働くのですが、
ある日突然ふたりだま～るの～
あ～んなにおしゃぶりしていたけ～れど～♪
ちゃうちゃう。おしゃぶりでもないし。

ある日突然ムチ岡クンの会社がつぶれてしまいました。
となると関連会社のうちもつぶれると思うでしょ？

残念でした。ウチはもっと先につぶれていましたぁ～♪
（社長は「解散」といってたけど）

でも彼は直前に別の会社からネックハンギング？いやヘッドハンティングやね？
それですでに泥舟にはおりませんでした。
今はおかき屋さんにおります。
小倉山荘ってとこです。使ってあげてください。
ユーミンもお取り寄せってやつらしいから。

ところでいいんだろか？こんなホントの事バリバリいって・・・（笑）

そうそう。もうひとつ、彼と彼の奥さんが例の南村荘の合コンを
催してくれたのです。「ヨッパ女」が出てくるとこですな。
コレ、見られたらまずいなぁー。

彼の奥さんが数年前から体調をこわしております。
ボクは事あるごとに（ってよくわかりませんが）
遠い京都にいる彼女の健康を、
彼女が全快しますようにって祈っています。
この歳になるとそういう人が何人かに増えていってるんですが
最近は神社仏閣、お地蔵さんを見かけた時
ドあつかましくも、その人たちすべての人の事を祈ります。

しまいには世界中の人の事を思うようになり
ボクはマザーテレサになるのでは？いやファザーテレサテンでええか？

今夜も愛しるよ～！グッドラック。