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カテゴリ:どーでもいい話
パートナーが朝から大騒ぎしておりました。
せっかく「ともだち」の扮装をして登場したのに 誰もコメントしてくれないって(笑) 着ぐるみで登場したのに、無視されている感じがとてもいいと思いますが。 拍手のあまりない場末のストリッパーのような侘しさがいいですな。 そんな事はどうでもいいのですが。 日照時間が少なかった8月。寒いとすら感じた8月。 1993年の夏もとても寒かったのです。 そして政治の世界も大きく変わって 細川連立政権が誕生した年です。 なんかとてもよく似ているのですが・・・。 93年は稲に多大な被害がでて、翌年はタイ米とかを輸入しました。 暢気にタイ米ってチャーハンとかに合うのよね?といって 食べてた人もたくさんいると思います。 「涼しい夏って『あの時の事』思い出すよね?」 フミコはいった。 『あの時の事』がわからない顔のボクに ため息を一つつきながら、話を変えた。 「私さ、本当はクミコって名前になるはずだったんだよ」 「えっ?なんで」 「あ~あ」フミコはもう一度、今度はあきらめのため息をつきながらいった。 「9月3日生まれだから。ク・ミ・コ」 「なんでフミコに変わったの?あ!フミヅキのフミか?」 「文月は7月かなんかでしょ?9月は長月よ」 「・・・。」 その後、フミコはボクに長い説明をしてくれた。 ようするにフミコの父親の思い出の人に「クミコ」がいたらしく それをたまたま9月3日に生まれた娘に名付けようとしたが 母親に猛反対されたって事である。 母親の気持ちもわかるが、父親の気持ちも少しわかるような気がした。 それを察してかのようにフミコはボクの目を見ながらいった。 「ごんぞうクンは娘が出来たら『フミコ』って名前にする?」 なんて返事をしたのか、もう随分昔の事なので忘れてしまいましたが。 死んだ友人が若い頃に自費出版した本がありました。 まだ結婚前に書いた恋愛青春小説みたいなもので、 内容に関しては触れないでおきましょう。 ただそこに登場してくる主人公の恋人と家庭教師に T子とE美という二人の女性がいるのですが 彼の忘れ形見の娘さん二人と同じ名前なのです。 それに気がついたのは、友人が亡くなった後で ひょっとすると奥さんは知っていたのかと思い確認したら 奥さんは知りませんでした。 とすると、彼は奥さんには相談しないで 娘さんにその名前をつけたってことかな? 彼にフミコの父親のような事があったかどうかは 今はもう確かめられません。 その本も奥さんには結局、内緒のままにしておきました。 それが「友情」のような気がしたもんで。 あ!フミコさんおよび9月3日に生まれたからクミコさんになった方! お誕生日おめでとうございます! グッドラック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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