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さくら
「さくら」というタイトルの小説を書き進めているといいましたが 3人の女性と私のさくらをめぐる物語です。 ただ前に私の作品は、主人公の性格などがよくわからないとの指摘があり それはまさに主人公がよくわからない人=自分だったからだと言う事に気づきました。 今回はいろいろ勉強しまして、まずは自分が読んでみたいテーマ、 あわよくば、1200円程払ってもいいから本になった時、買いたいと思うもの。 このへんを意識して書き進めております。 また、主人公がごんどうごんぞうでは、やはりよくわからない人になってしまうので 今回の「私」は松山ケンイチさんで設定しております。 といっても松山ケンイチさんがどんな人なのかもよくわからないだろう?ですか。 そうです。 結局は松山ケンイチさんはこんな人だろうという風にイメージする事により キャラクターの造形が確立するという事なのです。 同じような考え方で登場人物には 「お好み焼きやえちゃん」の女主人・八重子=倍賞美津子さん 「私」の若い頃のバイト仲間で恋人になりかけの女性・美代=蒼井優さん 八重子の娘・桜子=綾瀬はるかさん 酔っぱらいの常連客=ガッツ石松さん こんな設定にしたら、妄想がし放題ですから ペンというかキー打ちが進む進む(笑) ただ自分が読んでみたい方向に突き進んだらエロ小説になってたりして(笑) そういう事ではなく、今回はどうしても キスシーンとかベッドシーンみたいなものが不可欠なのですが ここでちと困っております。 それはごんどうごんぞうってこんな風にするの?しょぼ!と思われるのではという不安です。 見栄はって絶倫男が出てくるような話を参考にでもしましょうか? 例えば「女犯坊」とか……。 これは今年の「銀華文学賞」へ応募します。リベンジですな。 あと、昨年初めて書いた小説「最後の夏」は主人公がもっと立つようにして、 回りの人の設定もしっかりとちゃんとした説明が成り立つように 100枚程の作品にリライトして、舞台が東北なので、東北の文学賞に応募します。 ライフワーク「南村荘の人々」はオーソドックスに 超有名な文学賞に出してみて様子を伺ってやろうと決めております。 あ!予告でしたね。 会社の転勤で偶然、二十数年前に学生時代を過ごした京都の小さな街に舞い戻った私。 よく通った「お好み焼きやえちゃん」の八重子を懐かしんで尋ねる。 しかし、八重子は私の事を覚えてはおらず、少し残念な気持ちになる。 八重子は私の初めての女性で、それを知った当時バイト仲間だった美代は嫉妬し 私と半ば強引に関係を持ち妊娠する。私は美代と卒業後、結婚する。 覚えていてくれなかった事もあり、 八重子の店にはたまに顔を出す程度となり 仕事も忙しくなったので、自然と足が遠のいていった。 転勤して一年後、また店を訪れてみるとそこには八重子によく似た娘・桜子がいる。 私を待っていたかのように桜子はある驚きの告白をする。 「さくら」 私は懐かしい駅のベンチに座り、乱れ散る桜雪の中、八重子の事を心の底からいとおしく思った。 横で涙ぐむ桜子の肩を抱くと、涙を左手の甲でぬぐい無理に笑って見せたから、 思わずギュッと強く桜子を引き寄せると、体温が混じり合い、心がほのぼのと暖かくサクラ色に染まった。 今年の私のテーマは『決めた事は必ずやる!』です。 グッドラック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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