ごんどうごんぞうじゃ。

ゆうべは何かとても疲れていた。
パートナーは借りてきた「ワンピース』を薦めるけど
仕事もまだあったし、とりあえず眠くてしょうがなかったので寝た。
8時に寝た。こんな時間に寝たのはどのくらいぶりだろう？

すると当たり前のようにスッキリと午前2時に目が覚めた。
そのまま、『もう朝だ』と自分の体をだましてデスクに座りパソコンを立ち上げる。
夜明けまででも3時間もある。
得意先の始業時間までといったら7時間もある。
通しで働けば残業なしの公務員と同じ時間だ。

明け方というのに室温は20℃を越えている。
そうそう、今日は上着のいらない天気らしい。
それならば、前もってTシャツで過ごそうか。お気に入りの黄色いTシャツだ。
下半身は丸出しで、クマのプーさんとお揃いの朝だ。
でもハチミツを取りにはいけない。

少し痛む左の足を摩りながら、ボクも歳取ったなぁーと思う。
いすにもたれて、うたた寝すると、懐かしい得意先の人がたくさん出てきた。
みんな若くて、その人たちといた頃のボクは
毎日がとても緊張していて、そう、きっと戦っていた。何かと。

みんな年老いてしまった。亡くなってしまった人もたくさんいる。
こんな時代ですよと笑ってみせる。
また一緒にやりたかったですねと少しくぐもる。

ふと目を醒し、いけないと思い、
涙を拭ってまた
キーボードに向かう。
カチャカチャカチャ　パシン。

今夜も寝ます。

グッドラック。