|
カテゴリ:なぜに私は京都に来たの?
1月22日のメモより
目覚めとともに二日酔いを自覚する。 熱いシャワーを浴びて、お湯を沸かして パックのお茶を飲む。 カーテンが閉まったままな事に今更気付き、 全開すると、眼下は墓地だった。 そして向かいのビルにはルーレット台が置かれている。 非常にあやしい感じがする。 隣の部屋から友人Jがケータイで電話をしてきた。 ホテルの電話同士をつかえばいいのに・・・。 『朝ご飯、たべにいこか?』 ホテルを出て少し下がったところにある『すき家』に入る。 牛鮭定食のごはん大盛りを頼む。 二人とも二日酔いとは思えない食欲だ。 ホテルに戻り小一時間休憩してチェックアウト。 次のホテルに荷物を預かってもらう為に徒歩で移動。 朝の木屋町通は高瀬川が綺麗で気持ちがいい。 掃除をしているおじさんが何人もいる。 近所の人だろうか?あるいは町内とかの ボランティアの日なのだろうか? 二条通りを越えたところにホテルフジタが見える。 もうすぐ無くなってしまうって噂に聞いた。 え!1月29日?本当にもうすぐだ。 ホテルフジタといえば、なんといっても屋上のビアガーデン。 なんとなくリッチな感じがして 鴨川からの風も心地よいとても素敵な空間だった事だろう。 行きたいと思いながら一度も行っていない気がする(笑) 新年会の定宿はそこからもう少し上にあがったところ。 受付で荷物を預かってもらい、 その足で今度は地下鉄に向かう。 京都駅からまずは友人Mと落ち合い、草津までいき そこで友人Tと合流、彼の車で 亡くなった友人Oの家に向かう段取り。 実にスムーズに行程は進み、名神で米原方面へ向かう。 なんか懐かしい山だ。とりあえずパチリ。 運転する地元のTが『○○山やで』と教えてくれたが もう名前は覚えていない。 形が懐かしいのだ。おっぱいみたいで。 少しずつ雪が増えてくる。まさに雪国だ。 彼はこんな街に生まれて暮らしていたんだと 今更のように思う。 彼の家に近づいていると思うと少し目頭が熱くなる。 いろんな事が思い出される。黙り込んではいるが、 車中のみんなもそれぞれに感慨深いのであろう。 カーナビをたよりに近くまでやって来た。 実は全員はっきりした道は覚えていないのである。 『目的地近辺に到着しました。 音声ガイダンスを終了いたします』 と言って来たので一瞬不安が走ったが 数メートル走ったところで看板が見えた。 「お!ここやここや!」 さすがに家の前まで来るとかすかな記憶が蘇る。 14年ぶりに親友の家の前に立った。 でも、彼はいない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.27 21:14:30
コメント(0) | コメントを書く |