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カテゴリ:仕事
毎週土曜日の仕事はお蔭様で予約一杯なんだが、今週は水曜日の時点で金曜日も一杯に。
火曜水曜はチンタラ遊べる時間があり、持参してるラップトップであれこれチェックしたり、電話会社のA○&○が電話料金をボッタクリ事件が発生したのでクレーマーの命を掛けて携帯片手に格闘したりしていた。 朝メシは大抵チビの準備やメシを食べさせることに追われて自分の分を食べる時間が無いので、仕事の日はサロンに持って行くことにしている。もっと世のママ並みにチャチャっと段取り良く出来ればいいのだが、出来れば1分1秒でも長く寝ていたいと思う性分だし、起きても目の前にあるやらねばならぬ事よりも、朝のニュースに見入っちゃったりとか、そういえばしばらく水あげるのを忘れてたなどと急に思い出して枯れるギリギリの外の観葉植物に水をやってみたりとか、全く無計画な早朝人生送っているので、朝は毎日戦争である。 そんな訳で、朝チビを叩き起こしウダウダくだらない事に気をとられつつ、自分用の朝メシの定番のごま塩&梅と鮭フレークのオニギリを作り、フルーツなんかと一緒に前夜に弁当作っておいた時はそれも一緒にカバンに放り込んで出かけることになる。 金曜日はチビが学校があるのでそんな感じに朝出かけ、学校に落とした後まっすぐサロンに向かうと仕事開始の20分前には着くので、2分で済む化粧を済ませた後、コーヒー飲みながらオニギリでまったり、という時間を過ごして仕事開始。 いい具合に一杯な予約であり、ギュウギュウ詰めではなかったので、調子よくぶっ飛ばして仕事をしていた。こういう日はテンションが上がりカットの合間の喋りも弾み結局時間があるのにメシもトイレも忘れちゃった、というパターンが多い。ピッチリそのパターンにハマった金曜日。。気がつくと最後のお客さんが終わりチビを迎えに行く時間に。。。 結局、こういう日は弁当が夕メシになる事が多く、だったら夕メシ作らなくって楽チンだといいんだが、チビの夕メシ作りがあって結局家事の量は減らない。 腹がへってフラフラなので、弁当をつまみながら夕メシを作り出来た頃にはお腹結構一杯状態で自分の夕メシ半分は次の日の弁当へ、という悪循環である。 朝はオニギリ&フルーツ、昼メシぶっ飛ばしで夕メシに弁当。当たり前だが夜中にお腹がグーグーと抗議する事になり夜中のラーメンで幸せ絶好調になって寝た。 昨日の土曜日はもーなんたって忙しいのが目に見えてたので、再びオニギリ攻撃と作造の差し入れのアンパン攻撃とヨーグルト攻撃でしのぐ予定。昼メシも一応作ってあったがおそらく食べる時間が無い。もしドタキャンでも出たら食べれるだろうと牛丼をご飯とトッピングに分けて弁当バッグに全部入れて出動した。 が、土曜日と言うのはチビが学校が無いので権造が出かけるギリギリまでマミ~マミ~とくっついてくる。作造はおそらく10時すぎまでは寝てるようなので、チビらが退屈しないようにお絵かきセットだのオモチャだのをセットしてフィッシー達にもえさをあげ、サロンに着くのは10分前である。 土曜日の午前中は常連さんのビジネスマンやら仕事をしてるオジサマ達で埋まっている事が多い。こっちの人たちのスゴイ所は、3週間ごと4週間ごと5週間ごとと言う風に自分のスケジュールを年の初めに1年間分全部予約しちゃう所だ。出張があったりバケーションが入ったりするとその間の予約だけずらして、その後は再び通常のスケジュールに戻るんだが、きっちり髪を切るという事を定期的な自分の年間スケジュールに組み込んでいるのはスゴイよな、と感心する。 昨日も1発目から3連チャンでそういう常連さんのオヤジ-ズだったんだが、50代後半から60代後半までのこのトリオ。もう随分長い間権造の所に通ってきてくれていて、身内のような親近感がある。ユダヤ人、アメリカ人、ラテン人で、職業もバラバラなんだが、3人とも年間予約組なので時々サロンで会うことになる。なので今では帰りがけに次のオヤジによっ!!と挨拶していくんだが、この3人には過去にオモシロイ出来事があった。 人間、特に男性は加齢と共に欲しい場所には髪が減少する傾向にあるが、それと共に要らない場所に毛が生えてくる傾向にある。デコ毛とミミ毛である。 デコ毛はおそらく衰退していく生え際の名残なんだろうと推測してるんだが、生え際から随分離れた場所にピョコっと1本、存在を思いっきりアピールして生えており、コレは抜いちゃうには主張しすぎだし、結局揃えて周りの、というか離れた場所の髪となじませておくんだが、トリオ1号ユダヤ人オヤジがいつも抜こうかどうしようか悩んでいる。『験かつぎ』なんてものがユダヤの文化にあるのかどうか知らないが、抜くと悪いことがありそうだとか言ったりするのはオモシロイ。 このオヤジにはミミ毛もあり、ミミ毛の方はずっと気になりながらも放置していたのである日思い切って聞いてみた。 『あのーーー。ここ1年くらいでミミ毛が凄くなってきた気がするんだけど、コレってどうしたいの?』 オヤジは両手で耳を押さえ、マジ??マジで???とミミ毛パニック。 本人的にも気にしてたんだが、こんな毛の手入れまでオトコとしてするべきなのかどうなのか考えていたらしい。 ちなみに男性もワックスに通う人は多い。毛深い人なんかは背中じゅうにワックス塗ってベリっと剥がし脱毛する人もいるし、眉毛もワックスで綺麗に整えたりとか、中にはミミ毛ワックスって考えただけでも耳を手で引っ掻きたくなる位痛そうなんだが、ミミ毛も脱毛しちゃう人も居る。 そーゆー訳で、ミミ毛どうする?と聞いてみると、ワックスなんて考えられないが、一応女性であるゴンゾウに指摘されたんだから、女ウケは良くないのならミミ毛撤去して欲しいというので、トリマー(ミニバリカン)で毎回ミミ毛撤去する事にした。ちなみにコレは床屋に通っていたのなら剃刀使える理容師さんが剃刀でチャッチャと剃ってくれるんだろうな。 そんな記念すべき初ミミ毛撤去の日。次に待ってたお客さんはトリオ2号のアメリカ人オヤジ。この人は某ブランド校の高校のセンセなんだが、センセは1号のミミ毛撤去を非常に興味深く見守っており、1号の帰り際に『耳、さっぱりしたか?』と聞く念の入れようである。 そう。2号センセもミミ毛の持ち主。それほどボーボーではないので権造は指摘するまでも無いと思って居たんだが、本人的にはやはり気になっていたらしい。 権造のイスに座るなり、1号ミミ毛刈ってたよな、オレもやったほうがいいと思うか?と言うので、そこまで気にしてるんだったらやったらどうかと勧めてみた。チクチクしないか?と言うので、さあ、、ミミ毛自分に生えてないから分からないと素直に答えるミミ毛なしの権造。う~~~む一度やってみるか、とセンセもミミ毛撤去。 そしてその次か次の次くらいの2号センセの予約の時にはトリオ3号のシャチョーがセンセの後であった。 3号シャチョーも同じようにセンセのミミ毛撤去に釘付けになる。そして同じく、よっ、久しぶり。最近ミミ毛撤去してんのか?とセンセに質問。オ~。前から見たくらいじゃ見た目変わんないが、ミミ毛が無いと思うだけで若返った気がするぞ。ワンダフルだぞ。とセンセに言われてシャチョーもこの日からミミ毛撤去開始。 それから2年くらい経つんだが、このミミ毛エピソードから益々親近感が増した感じのオヤジーズトリオ。声を掛け合うたびにお互い耳チェックしたりとか、眉毛もそろそろボーボーだぞとかお互いにチャチャ入れながら帰っていく素敵なオヤジーズである。久々3連発でミミ毛撤去もしたこの土曜日は、その後も大忙しであった。 やはり前日と同じようにテンション高かった権造。 この日一発目のトリオ1号氏は毎回予約の15分前には必ず来て座っている。よってこの日10分前に滑り込んだ権造はすでにお客さんより遅いということで遅刻モード。急いでコーヒーだけカップに入れてメシ類はそのままスタッフルームに放り込み、テイクユアタ~イムとわざとプレッシャーを掛けてきては毎回喜ぶ1号氏をイスに押し込み速攻スタート。10分早く始めたんだから10分早く終わるのが当たり前で、よしこの10分でオニギリだけでも食っちまおうと思っていた権造。が、次のトリオ2号センセも早めに登場。 終わってるのに待たせるのも何か、と思いすぐに2号センセに取り掛かる。2号センセも時間通りだったのだが、土曜日の午前中という混雑するサロンのサガで、シャンプー担当のアシスタントが追いつかない。結局シャンプー台が開くのをセンセにコーヒー入れながら待ち、自分でシャンプーしてたりするうちに(男性はほとんどドライカットして後でシャンプーしてるのでシャンプーと言うのは最後の最後)次の3号シャチョー到着。 こんな感じですっかりメシどころでは無くなってしまい、この後もコーヒーガブ飲み状態でずっと続いていく。ノッてくるとメシの事などすっかり頭に無くなってしまうので、その後すっ飛ばしで仕事に励んだ。 土曜日は予約が平日よりぎっしり入っているので、なるべく時計を見るようにしている。が、今何時くらいかという見方ではなく時間通りに進んでいるかの確認なので、12時になって1時になって2時になってもメシ食わねば、と気付くことがあまりない。コレが体力的に限界を超えると時計を見た瞬間に『あああああぁぁ~~。何か食わねば!』と急に思い出す。この瞬間はほとんど1日のお仕事の終わりのほうなんだが、昨日はこの瞬間が最後のお客さんのときであった。 中国人の男の子でずっと前に書いた日記のi-podにホニャララホニャララ悪いことして別物の携帯に変えちゃった男の子なんであるが、座ってすぐに、よっ!久しぶり、携帯の調子どうよ、と権造が聞くと、見て見てゴンゾウ、あれからさ~、と携帯を取り出して見せてきた。画面の時間が目に入った瞬間。空腹の嵐が押し寄せてきて、ハァァァ~~~っと男の子の隣に座り込む。 どどどどーした?ゴンゾウ??? いや~~ワリィ。時間見たらお腹すいちゃった。 丁度それほど遅れも無く予約の時間通りに仕事出来た1日だったので、男の子に5分だけゴメンっ!!!と休憩をもらう事にして、何もせずに待っててもらうのもワリィから、コンディショニングトリートメントをしてあげて、5分間加熱しその間に何か食べることにした。 スタッフルームに行くと弁当バッグを開け中身を物色してみる。 牛丼はチンするだけで2分かかる。よって却下。 オニギリ攻撃とアンパン攻撃で胃袋を満たし、コーヒーはもう勘弁なのでマイ緑茶を入れて、ヤバイトイレも行ってないとトイレに駆け込み5分終了。 すっかり元気を取り戻し、その後無事に男の子のカットも終えこの日のお仕事は終了した。 結局牛丼は、勝手に権造の弁当バッグを覗いて狙っていたジャマイカ人のネイリストにあげて、家に帰りサンドイッチを作って軽めに済まし、その後は夕メシ準備までチビと遊ぶ。 昨日のメニューは手抜き夕メシの定番、トン汁、銀シャリ、納豆オムレツ、野菜であった。チビは納豆が嫌いなので、じゃーこの納豆少ない端っこ食え、という手抜き具合である。基本的に親の作るものを好き嫌い無く食べて欲しい、というと非常に聞こえがいいのだが、要は料理ベタの悲しさでアレコレ作るのが大変だというのもぶっちゃけある。もっと母の味をマスターしたい、、と母歴もうすぐ7年にして今更ながらに思うのだが、最近はもも造が手伝ったりもしてくれるので、もしかして作造の料理DNAをもも造が受け継いでくれてるのだとしたらもも造に何か美味しい物を作ってもらったりするのもシアワセの極地だよなぁ~と手抜き思考もチラついたりもする。 本日日曜はこのリバウンドで昼は飲茶。夜は作造の店で食べた。作造の店の近くでゴルフトーナメントをしてたのでゴルファーの人達が食べに来ていた。 そんな訳で。 誰か料理好きのカワイイ女の子にウチにヨメに来てもらいたいとため息つきつつ、雑誌の料理のページなんかを切り抜いてみたりもする今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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