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カテゴリ:チビ
昨日はもも造の友達のギャビーの7歳の誕生会があった。
仕事だったので、ケイリーママに一緒に連れて行ってもらったんだが、パーティ会場は『Built-a-Bear Workshop』 というお店である。 ここには、もう一体どれだけあるんだと言う位、テディベアやら犬やらネコやらのぬいぐるみの素、つまり綿を詰める前の縫いあがった状態のものが置いてあり、それに自分達で綿を詰めてマイぬいぐるみを作るって場所である。もちろん、そのぬいぐるみに着せる衣装やら寝かせるベットやら運ぶ専用キャリーやら、とにかくもう全部持ってってくださいといわんばかりのグッズがあり、以前覗いてみたときにチビ達の目が異様にキラキラしてたのでそれ以降鬼門としてた場所なのだ。 ここ造はまだ小さいし作造が一緒に行ってくれるなら話は別だが、作造には似合わない場所ランキングのかなり上位にランクインする場所だと思われたので、ケイリーママにこれ以上負担も掛けられずここ造は泣く泣く作造とお留守番となった。もも造が思いっきりここ造にギャビーの誕生パーティに行くと話していたので無念の涙のここ造である。 12時から3時までのはずだったのに、ケイリーママに送ってもらったのは4時半。 どうやらお開きの後に店にどっぷりハマってしまい、隅から隅までケイリーと物色していたようだ。 持って帰ってきていきなり自慢げに披露してくれたクマのぬいぐるみ。 家型の可愛い箱に入っていて、取り出したのはちょっとブルーがかったフワフワのクマでジーンズとピースマーク付きのTシャツを着て耳にはブルーとグリーンのリボンをしてる。 ぬいぐるみ作成はパーティに込みのはずだからいいとして、この衣装は買ってもらったんだろうか、そういやお金持たせるのをすっかり忘れた、と思ってケイリーママに聞いてみるとこの衣装までが込み込みだったようだ。1つだけねだられたと言うのでその分のお金を払ってケイリー達と家の前で別れた。 家に入って箱からねだったブツを取り出すもも造。 『ディスイズ ベアー‘ズ アイポッド』と見せてくれたのはぬいぐるみ用のMP3プレーヤーで見た目のチャチさは別としてちゃんとボタンを押すと4種類の曲がかかる代物であった。 鼻息荒くキャーキャー興奮してるもも造と権造の遥か後方ではすでにここ造がウギャーウギャーと自分のクマはドコにあるんだと泣いている。最初の予定では権造が仕事の後にここ造とピックアップしてもも造を迎えに行き、そのままここ造もぬいぐるみ作って帰ってくるってものだったんだが、ちょうど昼寝に突入してしまったので予定変更になっていた。自分が行けないので朝にも大泣き、そしてもも造のぬいぐるみ見てまた大泣きなので、約束してたし結局連れて行くことにした。 昨日仕事が休みだったんだが、なんともも造のクマを見て『オレも一緒に行く。』と吐く作造。えええ?似合わねーーと思いつつメシ前に連れ立ってお出かけとなった。 Built-a-Bear Workshopに着くなり速攻で自分の欲しいクマを見つけたここ造。いつも結構悩むもも造と違ってこっちは即決型のようだ。 店の中にはどでかい『綿注入マシーン』があってガラス張りのマシーンの中はコットンがクルクル回っている。その端っこに綿の注入口があってぬいぐるみの背中部分に空いてる穴から入れるようだ。マシーン前にはお姉さんってかおばさんが一人。 うっ。。。。 思わず唸る権造。トシは権造と大して変わらない位のこのおばさん。もー目がキラキラしちゃってて水揚げ3日後のサンマみたいなどよよ~んとしたマイアイズとはえらい違いである。やっぱり予想通りにNHKのお母さんと一緒のお兄さんお姉さんバリにテンション高きこのおばさん。いきなり『ウェルカ~ム、マイプリンセスっ!!』の一言で権造はすっかりタジタジになりここ造をオラあっち行けとおばさんの前に押し出した。 自分には無いキラキラ光線を持つこういうタイプは苦手な権造なのだ。 マシーン前に籠があって、中に小さい布製のハートがあるので、こりゃー何につかうんだろうと思ってたら、、、。 『ハロー。プリンセス!!名前は?』←目ヂカラ一杯キラキラに 『コ、ココゾウ、、。』←ちょっと緊張気味のここ造 『オッケー、ココゾウ。そこのハートを一つとって。』 ここ造、チェック模様のハートを取り出す。 『ハイ、それにフゥーーーって息をかけて命を吹き込んであげましょうね~。』 『フゥゥゥゥゥ~~~~。』←会心の入魂するここ造 おお、コレはぬいぐるみのマジ心臓って事らしい。成程、よく出来てる話だ。 『ハイ、じゃ~次はクマちゃんの脚が強くなるように膝にハートをくっつけて~。』 ここ造、マイ膝にハートをグリグリ。 『良く出来ました~。じゃ、手もしっかりするように肘にハートね~。』 ここ造、マイ肘にも思いっきりグリグリ。 『次は頭のいい子になるように頭にもハートをつけましょう~。』 ここ造、マイデコチンにハートくっつけ思いっきり念を送る。 『ハイ、ココゾウプリンセス!!じゃあ魔法をかけましょうね~。ハートを持って4回周って~。』 ここ造、ハートを高々と掲げクルクル~~っと4回転。すっかりおばさんと共に逝っちゃってる感じである。 『ココゾウプリンセスの魔法の呪文は?』 『アー。。。。。。。。。。。』 『ココチャン、ビビデバビデブー、、』←横から助っ人もも造がシンデレラの呪文を囁く 『アー、ビビデビビデブー、、、。』←ちょっと違ったここ造 権造がかる~く失笑してる横でおばさんのテンションはまだまだ高い。 『アラ~~良く出来ましたっ!きっといい子になるわよ~。』 そしておばさんはハートを受け取り、ハートを大事にぬいぐるみに入れて綿注入マシーンで綿をきっちり入れてくれた。背中の部分を最後に綴じて終了。 ただ綿をブチ込むだけじゃなくって凝った趣向だ。それよりも何よりもおばさんの異様なテンションにすっかり度肝を抜かれた権造、この仕事だけは金を幾ら積まれてもやりたくないよなぁ~とスッゲーなスッゲーなとひたすら感心しながら鑑賞していた。 その後はやっぱり洋服やアクセサリーセクションに走っていくもも造とここ造。 パー子ここ造はやはりピンクの衣装を選び、耳のリボンもドピンクにしていた。そしてクマ用だってばと何度も言うのにスケボーを放さない。ギャビーの誕生会の時にもも造が割引券を貰ってたのでまとめてお買い上げとなった。 その後レジ横に並んでるパソコンに商品番号やぬいぐるみの名前を打ち込むと、ぬいぐるみの出生証明書なるものが貰えるのでチャチャっと打ち込み、ここ造ぬいぐるみの分も出生証明書を貰う。もも造のクマは『シュガー』って名前でここ造クマは『プリティ』と命名された。 家に帰ってから箱に入ってる出生証明書やら他に貰った紙を見てみると、ここのサイトに行くと自分のぬいぐるみがバーチャルで遊んだりもするらしい。そしてもちろんネットで衣装やらもお買い物できるって訳だ。無地のTシャツなんかにはちゃんとぬいぐるみの名前やら自分の名前やらも刺繍してくれたりするみたいだ。 女の子にはたまらない魅力だと思うし、あれだけ凝った趣向なのにぬいぐるみ自体は全部10~20ドル位とお手ごろ価格なのがまたウマイ。衣装がぬいぐるみ本体と同じくらいの値段だったりで、結構お得ね!と思って作っちゃった親がチビがハマった後になって泣いちゃうって訳だ。 もちろんホリデー用衣装も完備。靴からパンツから靴下サングラスに至るまでぜ~~~んぶ揃っております。 凄いマーケティングである。 ところでもも造が選んだピースマーク付きのTシャツ。 パーティにくっ付いてきてた父兄の一人がもも造にもも造のマミーはコレが絶対に好きだからコレにしろ、と薦めたらしい。 で、帰ってきたもも造は『ヒッピー』という新しいボキャブラリーをその人から得たようで、マミーはヒッピーなのか?とかマミーはヒッピー好きなのか?と質問してくる。 誰かのパパだったようで、一体権造をヒッピー呼ばわりするパパって誰のパパよ? もも造ベアの『シュガー』。 ここ造ベアの『プリティ』。 シュガーのアイポッド?とプリティのスケボー。 こんな箱に入れてくれる。可愛いんだが邪魔なんで捨てたい。 出生証明書。ぬいぐるみの誕生日(昨日の日付)、身長体重から目の色まで。スゲー。 そして本日。 違うってば~と言われ続けながらもクマ用スケボーを片足に履き、ここ造は滑り続けていた。 しばらく続くんだろうか。。。イースター卵も同時進行。そして今週は春休み。 はぁ。。。。。 ため息ついてみたくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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