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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:チビ
楽しみにしていたチビの学校のアートショーが今夜あった。
夜7時からだったので、夕飯済ませてから学校に戻る。 駐車場で丁度もも造フレンドのケイリー親子と遭遇したので、チビ達は最初からかなりのテンションである。 会場に入ってもチビらは駐車場からのハイな状態が続きゆっくり見られず、あっという間に校庭で遊びたいと騒ぎ出したのでわずか15分ほどの鑑賞だったんだが、、、。 日本で言うところの幼稚園年中組から小学校6年生までの作品がずらっと並ぶ。 学年ごとにテーマが決まっているので各パネルに学年ごとに飾られている作品も統一感があってすごく見やすいし似たような感じでもそれぞれ個性が出ていて面白い。 ここ造は来年からアートショーに参加出来る年になるので今年も残念ながら作品は無し。 来年が楽しみである。美術の授業の場合、毎年学年テーマはずっと変わらないらしいので、来年度ここ造は紙で作った魚の展示になるはずだ。 もも造は去年は自画像だった。今年は真ん中のテーブルに4枚つづりになって表に黒い表紙がついている冊子が展示されている。開いてみると4枚とも木の幹だけが黒ペンで最初から下書きされていたようで、後は色鉛筆とクレヨンでそれぞれ綺麗に木の葉だとか動物だとか友達だとかが描かれている。同じ木の下で繰り広げられる四季の様子を描いたものだ。 春: 木の根元には沢山の花が咲いていて、チョウチョが飛んでたりしている。木の下には犬の本家を連れたもも造とここ造。 夏: 夏休みっぽく友達オール出場な感じで、木に登ったり枝からハンモックをぶら下げてそのハンモックに寝ていたり。キャンプしてるようで木の下にはテントが2つ。 秋: 木の葉は赤や黄色に紅葉していて、木の下にはマミー権造が登場。手には何故かコーヒーカップ。何故にコーヒー?と聞いてみると『ちょっと寒くなってきたので温かいコーヒーを外で飲んでる』そうだ。本家が権造の足元に居て、もも造とここ造とケイリーがハッパを拾って遊んでいる。 冬: 地面には雪が積もり空からは雪(ってか雪の結晶)が降っている。もちろん雪だるまがを作るチビ達。本家はちゃんとセーター着用。 って感じの4枚であった。中身の写真を撮ろうと思ってたらここ造が人混みの中見えなくなり捜索してるうちにすっかり失念してしまったのが残念だ。 他の1年生チビのもパラパラめくってみると、木の下に湖作って夏は釣りしてたり冬はスケートしていたり、夏がジャングルになってて冬が北極になってたり(北極に木は無いんだが、、)、みんな色々工夫していて面白い。 もも造は課外授業でもアートのクラスを取っているので、アートクラスの生徒達の作品も飾ってある。以前の日記にまとめて動物シリーズを載せたことがあるが、生徒達の作品を見てるとみんな同じテーマを毎回貰っているのかと思っていたが、どうやら生徒自身がテーマを決めていたようだ。ケイリーも前半一緒にアートのクラスを取っていて、後半は陶芸のクラスに移っていったんだが、もも造がユニコーンを描いていた頃にケイリーはイグアナ描いていたらしい。一応、関連させたテーマでシリーズとして続いたので、『描きたいもの』を生徒それぞれに決めさせて統一させていく作業ってのは、全員同じものを描かせるよりもかなり大変そうであり、ケイリーの絵を見てたときに通りかかったマリアビクトリア先生を捕まえて聞いてみた。 『小さい頃は同じものを描かすと人の絵ばかり気にして集中できないでしょ。自分の好きなものだと本当に一生懸命に描くし、他人と比べて上手い下手を気にする事も少ないし。 上手く描くという事よりも描く事自体を好きになる事の方を一番最初に学んで欲しいし、元々個性が大事な世界だから、全く同じものよりは描く手法だけ統一して後は好きにやってもらってる。』 なんだそうだ。試しに何年も前に全く同じテーマで全員に同じものを描かせてみたらしい。やっぱりどのチビも集中せずに隣を覗き込んでは真似しようとしたり、ボクは○○みたいに綺麗に色が塗れないからイヤだとか、私の方が△△やり上手いとか、集中して楽しむという事からはかなり遠かったそうだ。 個性を大事にするアメリカ式を垣間見る思いがしたんだが、もも造は元々好きだったお絵描きがこのクラスを取り始めてからかなり成長したと思う。そしてもも造は見事にこのマリアビクトリア先生の教育方法にハマってしまい、将来は自分がアーティストになるのではなくマリアビクトリア先生のアシスタントになりたいと言い出す始末である。 担任のナバ先生といい、この人といい、本当に今年は先生に恵まれた。 もも造は家から気に入ったのを一枚もってこいと言われていたので、以前アップした中のニワトリを選んでいた。それとは別にアートショー用に描いている別の作品があったんだが、花の絵と犬小屋の前に座ってる犬の絵の2枚を描いていた。なかなか上手くなったものだ。このクラスだけはどれだけ疲れていようが絶対にサボりたいとは言わないのでよっぽど好きなんだろう。 その後、チビは外に行きたがるのでケイリーママに先に連れて行ってもらって急いでグルリと一周してみた。 2年生は海の中の景色。来年のもも造のテーマである。イルカフェチなのでこれまた気合を入れて描いてくれるだろう。 学年が上がっていくにつれてやっぱり細かいところや色使いがうまくなっていく様子が良く分かり、見てて非常におもしろかった。 もうちょっと見ていたいと思ったんだが、外で遊ぶチビらを追って会場を後に。 8時過ぎまでチビが遊んでいる間ケイリーママとぶっちゃけトークを堪能し、その後なかなか帰ろうとしないチビ達をむりやり車に乗せて帰宅した。 学校が終わるまで後1ヶ月と数日。年度末のイベントがまだまだ続くので楽しみである。 1年生の作品の表紙。もも造、見事1位に輝く。 ケイリーのイグアナ。 もも造、アートクラスの花の絵。下の両側にあるのはリンゴらしい。 陶芸クラスの作品。 コレも。 5年生の授業作品。 モノクロマティックというものらしい。 ずらっと並ぶとすごく綺麗。 6年生の授業作品。 古代の文化ってテーマで上のと下のが『日本』らしい。???? コレはエジプト。雰囲気出てる。 6年生はそれぞれ2作品。古代の文化の他に『自分の靴』ってテーマがあった。 みんな、どれもこれもかなり上手い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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