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2009年06月13日
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カテゴリ:仕事
サロンのお客さんは皆様々な業種の人の集まりで、以前日記に書いた某大学の教授のように毎回毎回違った業種の人から色んな話を面白く聞いている。
そんな中、ちょっと前に他の州から移ってきた某大学の研究室の人が今日は来てくれた。
パーマ&カットと言う事で2時間ほどかかったんだが、研究の話を聞いていてそれはそれは面白かった。

この人はバイオケミストリー、生物化学の研究をしている人で、理系サッパリな権造の脳ミソにも染み渡るように易しく説明してくれて、いかにシロートに分かりやすく説明するか本人も考え考え苦労してる様子だったが、知らないことを教えてもらうと言うのは楽しいものである。

元々、中学までは努力無しでもそこそこオールラウンドいけたのであるが、高校生ともなるとマイ脳ミソも拒否反応を起こしだし、理系科目はオール撃沈してしまい、物理よりは脳が馴染みそうだとかろうじて選択した化学も散々なものになっていった。
H(水素)He(ヘリウム)Li(リチウム)Be(ベリリウム)B(ホウ素)C(炭素)N(窒素)O(酸素)F(フッ素)Ne(ネオン)・・・・・
と続いていく元素記号表を暗記したりというのは記憶に新しい人も記憶の彼方に逝っちゃってる人もいるだろうが、118個ある元素記号のうちのたかが最初の10個を書くだけにもお助けWikiで調べないと書けない有様である。
お受験戦争大勃発だった当時はひたすら暗記暗記で、悲鳴を上げる脳ミソにギュウギュウと詰め込むのに必死であり、そんな迷えるポンコツ脳がゴロゴロ並ぶのを前にして、心優しき科学の先生は黒板に書かれた元素記号表の下にゴロあわせを書いてくれた。
上に10個だけ元素記号を書き出してみたのは、ここまでしかゴロあわせを覚えてないから、という理由に他ならないのだが、この10個目までは『水兵リーベ僕の船』というもので、この後もダラダラ~~っとポンコツ脳にもなんとか覚えられそうな単純な文章だったと思う。

単純だった文章にもかかわらず、覚えたものはすっかり記憶の中に埋蔵されてしまったようで、今日の日記を書くのに必死になって思い出そうとしたものの、かつて川口浩が世界各国に謎の解明を求めて探検に行ったが目指すものには必ず辿り着けなかったように、そしてアチコチのテレビ局で忘れた頃に登場してた埋蔵金伝説が決して実際には見つからなかったように、埋蔵され封印され時と共に劣化していく記憶の断片はどう努力してみてもスイへーリーベボクノフネ以降は発掘することは不可能であった。

高校では118個も覚えなかったと思うんだが、ちなみにこの元素記号の最後の方の112番以降なんかは全て元素の名前が『ウンウン』から始まっており、112番のUub、ウンウンビウムに至ってはウルトラマンなんちゃらの必殺技みたいであり、そんな感じにラスト118番のUuo、ウンウンオクチウムまで、まるで覚えるのに脳ミソが悲鳴を上げてるようにウンウンウンウンウンウンひたすら続く。
今ではこの手の小難しい科学の分野も漫画で説明する本などが出ているらしいが、元素記号表も漫画で書かれている本があると以前ネットのニュースで読んだ事がある。
99番Es、アインスタイニウムなんかはアインシュタインキャラなのかとか(あ、でもオール女の子キャラだったような、、)、105番Db、ドブニウムはきっとオンボロキャラなんだろうとか、112番からのウンウンシリーズは一体どんなキャラが続くんだろうとか、考えてみると面白く、帰国した時に本屋で思わず探して見そうな予感がする。


ここまでは前置きのはずだったんだが相変わらず長くなってしまったようで、本来今日来てくれた若き研究者を称える日記にしようと思ったんだが、この人の出場スペースがかなり少なくなってきたようだ。
なので話を戻すと、色々話をしてもらったんだが、この人はバイオケミストリーの研究をしている訳であるが、元々はバイオ、生物の部分が専門だったが、最近は無機質なものを研究しているそうだ。
え~~~と、、、、色々話を聞いたわりにすでにすっかり専門的なお話が脳内の元素記号が埋まってる辺りまで深く埋没してしまっているようで、多分ちゃんと正確にこの人の話を書ける自信も記憶も無いので思い切って省いてしまおう。。。。

ビックリした話の一つがカルシウムである。
カルシウムと聞いてまず一般市民として真っ先に思いつくのはズバリ『骨』であると思うが、凡人権造もやはり『骨』の一文字が頭に浮かんだ。
が、このカルシウム、実は金属なのだそうだ。
こういう事ってもしかしてもしかしたら高校の科学で習ったのかもしれないが、脳の地下深く埋まっているので、この『カルシウムって金属です。』と聞いたときのオドロキというのは原始人が火を見るごとくの衝撃であった。
き、金属ぅぅ~~??とすっかり声がひっくり返ってしまったんだが、骨も金属もどちらも硬いものだから、なんとなく分かるかも、レベルな認識をかろうじてしてみて、同時に自分が鋼鉄製の枠組みで出来たゴンゾウロボみたいな感じがした。
人体の中には他にも、マグネシウム、リン、亜鉛など、金属系のものは存在するらしい。
権造の凡庸なイメージだと、
マグネシウム: バチバチ燃える物体。
リン: やたらと燃える発光体。ヒトダマの素。
亜鉛: 中国製の機関車トーマスのオモチャに基準を超えて入ってた毒物。
こんな答えになり、こりゃー受験に失敗する訳だと自分でも呆れてしまう。
が、過去の事は顧みず、これから先のトリビア的ネタとして、お助けWikiで調べてみた。


カルシウム:
800px-Calcium_unter_Argon_Schutzgasatmosph辰re.jpg
* アルカリ土類金属元素の一種。
* 「カルシウム」の名は、『石、砂利』を意味するラテン語「calx」に由来する。 ←この辺、トリビアっぽいネタ
* ヒトの必須元素で、生体内には約1kgあり、99%は骨や歯として存在する。1日当たりの必要量は約500mgである。
* 妊娠期の女性はカルシウム吸収量が増加するためカルシウムを普段よりも追加して摂取する必要はない。
* マグネシウムも同時に摂取しなければ意味がないとされる。
* 脳の活動を促し、骨の主成分でもある。
* カルシウム補助食品をとってイライラが収まるという説は医学的に見て間違いである。仮にカルシウム不足でいらいらする状態に置かれるとすれば、それ以前に重度の骨粗鬆症になる。


マグネシウム:
MagnesiumMetalUSGOV.jpg
*広義のアルカリ土類金属の1つとされるが、狭義の意味ではアルカリ土類金属とは一線を引く『ワタクシあなたとは違ってよ』的金属である。
* マグネシウムは光合成色素クロロフィルにも含まれ、欠乏すると植物は生育が減退し、収穫量の減量につながる。
* 豆腐を作るときの凝固剤であるにがりも、主成分はマグネシウム塩である。←コレもかなりトリビア
* 生体内でマグネシウムは主に骨の表面近くにマグネシウムイオンとして保存され、代謝が不足した場合にはカルシウムイオンと置き換わり、マグネシウムが体内に補充される。
* 他の無機物(リンやカルシウム)とのバランスを適切にしなければ、尿路結石などの原因になりうる。
* よってネコの餌などはマグネシウムを減らすよう改良されている。


リン:
リン.jpg
* 窒素族元素の一つである。←ゾクという響きがファンキーである。
* 白リン、黄リン、赤リン(写真)、紫リン、黒リンってな風にビーバップのキクリンみたくイカツイわりに可愛いっぽい感じだが、白リンなんかは猛毒である。
* 猛毒白リンはニンニク臭である。
* 猛毒白リンの発火点は60度で些細な事で自然発火するので水中で保存されている。←権造のヒトダマの素説はコレに由来する(後付説)
* 生体内では、遺伝情報の要であるDNAやRNAのポリリン酸エステル鎖として存在するほか、エネルギー代謝に欠かせないATPなど、重要な働きを担う化合物中に存在している。
* 現在はリン酸エステル系の殺虫剤が主力になっている。


亜鉛:
亜鉛.jpg
* 亜鉛族元素の一種。←新たなゾク
* 亜鉛は少なくとも紀元前4000年から銅との合金である真鍮として用いられて来た。
* 薄い鉄板に亜鉛めっきを施したものはトタンと呼ばれ屋根材などに使われる。
* 生体では鉄の次に多い必須微量元素で、体重70kgのヒトに平均2.3g含まれる。
* 100種類を超える酵素の活性に関与し、主に酵素の構造形成および維持に必須である。
* 人体に入る亜鉛はすべて食品に由来する。←そういえばサプリにある
* 亜鉛の貯蔵器官は骨と脾臓である。
* 亜鉛の排出経路は消化器が9割を占め、残りが尿と汗である。
* 金属亜鉛は人体に有害である。皮膚を刺激し、蒸気を吸入すると呼吸器に障害を起こし、全身、特に四肢の痙攣に至る。←トーマスに含まれてて問題になったのはコレゆえにだろう。

とまあ、こんな感じなものが体の中にもあるわけだ。金属としての物質と体内に存在する物質はビミョーにというか色んな部分が異なるようであるが、ごちゃ混ぜに書くとこんな風である。なんだか毒と薬が表裏一体といった趣がする。


他にもマウスの実験の話なんかも聞かせてもらったり、単細胞生物と多細胞生物の話や、そもそも無機質とは?という話など、とにかく噛んで含めるように話してもらった。
そのわりにこうやって詳しく触れずすっ飛ばして書いてしまってるのはどういう事か想像が付くだろうが、何度も講義してもらわないとあっという間に埋没金になってしまうようだ。

結局。。。。
予定よりも結局20分ほどオーバーしてしまい、その20分はほとんどおしゃべり用タイムであった感も拭えないが、記憶にしっかり残ったかどうかは別として非常に為になる、そして聞いててワクワクするような時間を過ごさせてもらった。
もうすぐ他国の学会に行くそうだが、ああいう若き研究者が日本から飛び出してこっちで頑張っていると言うのは非常に頼もしい気分である。
更にブログを読んでもらっているので、過去ネタに関したこれまた権造のツボど真ん中の本を2冊持ってきてくれた。ありがたくお借りして飛行機の中ででもじっくり読ませてもらおうと思う。

ってな訳で。
もしコレも読んでて貰ったら、今日はどうもありがとう。
そして、科学者の話を聞く道は1日にしてならず、という事で、これからもオモシロイ話を気長に分かりやすくして頂きたいと思っているので覚悟ヨロシク。
次回は学会の内容を素人レベルでレクチャーと言う事で(笑)



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                  *訂正*

若き研究者ましゃあふみさんからのご指摘で、リンは金属に含まれないとの事である。


全部直すの大変なので手抜きで最後に書いておく次第である。

すみませんでした~~。



                   






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最終更新日  2009年06月14日 09時47分08秒
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