のらりくらりと行きたい

バケーション前の最後のお仕事デーと言う事で、そして土曜日と言う事で、も一つ付け加えさせてもらえばサメに食われる週間であるため、、、本日何とかフラフラになりながらもお仕事終了。

今日来たお客さんのうちの２人はクラウディアが先週始めに電話して、最近顔見ないけどゴンゾウ帰っちゃうし大丈夫？と営業してくれたようだった。権造も思い出す限りギリギリに連絡したりしてたが、この辺のナイスフォローを目の当たりにすると、この前怒ってゴメンよビッチ！！と土下座したい思いである。
朝９時からカラーとカットのお客さんで、合間９時半のカットの男の子がパンクした～～と電話してきてビッチビチに入ってる予約表を見て権造は頭を抱え込んだ。
ドコ、今ドコよ？？と聞くと、２０分くらいかかる場所。タイヤは応急処置をしてそのまま来れるというんだが、すでに９時半。。危なくない？と聞くと大丈夫！と言うので、よっしゃ～～～そのまま来いっ！！という事で、空いた２０分は丁度最初のお客さんがハイライトもしたいと言ってたのでそれに当て、次のお客さんは２０分、その次のお客さんは１０分ずらしてもらって、なんとか追いつく計算にした。

パンクした男の子はきっちり２０分遅れでやってきた。
手もドロドロ、ジーンズもドロドロのままでやってきて、手、あらう？と聞いても、遅れちゃったからとりあえず切って、と速攻座ってくれたので、では遠慮なくとザクザク始め、結局シャンプー前のスカルプケアも次回持ち越しにしてもらい、なんとかその後追いついた。男の子は最寄のガススタで修理する事になりソロソロと運転して帰っていった。

実は今週、帰国前に自分のカラーがやりたかったんだが、時間が無かったしオフデーも忙しくてサロンに行けなかったので、根元延び放題の放置プレーのままであった。昨日さすがにジョージが指摘してきたんだが、やる時間も無くチビのお迎えがあるので居残りも出来ず。。。来週火曜日に行けるかもしれないが、出発前日なので何があるか分からない。って言うより遣り残した事がきっとあってバタバタしてるに違いない。
今日は作造が休みなので少々遅れてもよさそうだったが、殺気立って家中掃除してる様子が脳裏にビシビシ届いてたので、カラーをもって帰って自分でやろうと思っていた。

無事にきっちりお仕事終了し、ヘタにハサミやドライヤーを置いたままバケーションに行ってしまうと悪気は無いが勝手に使ってしまう一部同僚の事を思い出し、持って帰ろうとバタバタ片付けていたらイスに座ってるジョージ発見。
カラーのお客さんのシャンプー待ちをしてたようで、速攻捕まえて、５分で塗ってっ！！とお願いしホントに５分でカラーを塗ってもらい、そのままの頭で作造カーに乗り込んで帰宅した。

車の中で、あ、ご飯食べるの忘れてた、、と思いながら家に到着してみると、すでにドアの外にまで聞こえてくる掃除機の音。
最近忙しくてかなり手抜きしていた掃除。やっぱり作造は休みでチビに半日まみれてプチ切れて怒涛の掃除をしてるようだ。恐る恐るドアを開けると１００％思ったとおりの展開で、結局権造はカラーをそのままつけたまま、モップで追いかけてくる作造の前を掃除機ブイブイ言わせながら逃げ回り、チビにお菓子と牛乳あげながら、あ、トイレ行くの忘れてた、、、と思いながら、気がつくとカラーがカリカリになっており、慌ててシャワーに駆け込んだ。

ふぅ。。。とやっと一息つく思いで出てくると、あああ～～～まだ仕事があると思い出した。作造は帰国までもう休みが無いので今日カットとカラーをやる約束であった。
もー勢いでこのまま行ったほうがラクそうだ、と外でカットしその後手伝う手伝うとすでに手袋装着のチビ２人とカラーリングをし、飯を炊き洗濯物をたたみ、、、。
ご飯の後はチビを風呂に入れてゆっくりするにはコイツらを寝かすしかないと思い、早めに強制就寝として、やっと今の時間である。
今は自分の部屋でテレビ見てる作造も、そして夕飯がランチになってしまった権造も、きっとこの後夜食に突入する予感である。

それにしても。。。
毎回帰国前ってこんな感じである。今日が山場であったので、今夜は爆睡してしまおう。。
今日を含めて４回寝ると飛行機の中で、あ～～もうちょっとである。
まだまだやること一杯あるんだが、、。
帰国すると連絡するべき所もあり。。

んな訳で。
今日はさすがにフラフラっす。

そんな中見たネットのニュース。
『プロレスの三沢光晴さん、リングで頭を強打し死亡』
えっ、、、、、、。タイガーマスク（２代目）。。。。
かつて全日新日全盛時代、会場に足を運んだ事は無いものの、ジャンボ鶴田＆天竜コンビに歓声をあげ、タイガージェットシンのサーベルに恐れおののき、スタンハンセンのウィーー！！という雄叫びを真似し、クラッシャーバンバンビガロの風貌とはかけ離れた身軽さに感嘆し、橋本・蝶野・武藤の海外武者修行時代を知るものとしては、なんとも言えないショッキングなニュースである。
あらゆるスポーツの中でも、試合中の危険度がかなり高いプロレスだ。
残念な悲しい事故と言っていいのかどうか分からないが、なんだかものすごく悲しくなってしまった。
同時に相手選手の心中を思うと益々悲しくなる思いだ。
合掌。。。。



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