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ニューストピックス

2009年10月29日
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ドタバタしてて数日前の話になってしまったが。

こちらで見てるのはNHKだけで、鳩山さんの所信表明演説のニュースは『青森に遊説に行っていたときに私の手を離さないおばあさんが居て、、、』の部分ばかりで、一体どんな演説だったのかが分からなかったので、探して読んでみた。

鳩山首相の所信表明演説全文

ネットのニュースで谷垣さんが『ヒトラーの演説にヒトラー・ユーゲント(ナチスの青少年組織)が賛成しているような印象を受けた』なんて言ってるのが載っていたので、どんな過激な演説だったのかと思ったからだ。
ざっと読んでみて、この演説のドコがヒトラー?と思ったのは権造だけじゃないと思う。きっと民主党の議員が拍手喝采したことを皮肉ったんだろうが、そんな例えはないんじゃないか?
政治家として、こういった電波に乗って全国に広がってしまう『自分の言葉』にはよく気をつけて軽はずみだったり感情的だったりする言葉を自重する訓練をしたほうがいい。ただでさえ『人の足を引っ張って自分が這い上がろうとする自民党』というイメージが先の選挙で定着してるからだ。

所信表明演説というのは政府の長が自分の考えを述べる演説であり、所信とはそもそも信じている事柄、信じるところ、といった事であるから、野党が『具体的でない』『抽象的過ぎる』と批判していたけど、臨時国会や特別国会で行われる所信表明演説とは『内閣総理大臣個人の所信として、国政についての方針や重点課題を説明する。』という事なので、この演説で充分に伝わっていると思う。言い方や内容も政治家用語の羅列ではなく国民に向かってのメッセージにもなるように分かりやすくなっていると思う。
今のところ一気に風呂敷を広げすぎている感もあるが、『戦後行政の大掃除』の方向性は充分に表明できており、野党も批判をするんだったらただ単に分からないと言うのではなくドコがどういう風にダメなのか、短いインタビューといっても(それか報道される時点でカットされてるのか??)それこそ抽象的な批判ではなく具体的に指摘して欲しいと思った。

そしてこれまた2日ほど前。
朝日新聞のニュースを見ていたら沖縄の基地問題について2つ記事があった。

―普天間移設、北沢防衛相が現行案の容認示唆―
 北沢俊美防衛相は27日の閣議後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「合意案には、県外移設、国外移設がまず第一にあり、その後の処理として辺野古沖が残った」と述べ、同県名護市辺野古崎に移設する現行案を容認する考えを示唆した。
 現行案はグアムへの海兵隊8千人移転や、米軍岩国基地への空中給油機移転などとパッケージで合意された。北沢氏はこうした点から、現行案でも民主党が掲げる県外、国外移設の要件を満たしているとの考えだ。
 この問題に関し、岡田克也外相が米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案を探る考えを示しているが、会見で北沢氏は「(沖縄にとって)普天間飛行場を早く使用禁止にすることと、嘉手納(基地)の騒音減少の二つは極めて重要」と指摘。嘉手納基地への統合は困難との認識も示した。

―「沖縄は内閣の庭ではない」仲井真知事が内閣批判-
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、仲井真弘多知事は27日、「沖縄は今の内閣や大臣の庭ではない。あっちだ、こっちだといわれても(困る)」と述べ、この問題をめぐって発言が二転三転する鳩山内閣の姿勢を批判した。そのうえで「少し落ち着いて、じっくりと研究された方がいいんじゃないか」と苦言も呈した。県庁で記者団に語った。
 この日は北沢防衛相が、現行案が海兵隊のグアムへの移転や空中給油機の米軍岩国基地(山口県岩国市)への移転なども含んでいることから、現行案のままでも民主党が掲げた「国外、県外移設」を満たしているとの考えを示した。仲井真知事はこの発言に対し「じゃあなんで、マニフェストとか、3党合意で『見直す』と言ったんですか」と疑問を投げかけた。


今回の政権交代で国民にとってプラスになったことの中に、今まで国民の目が行かなかった、と言うよりあまり知らされてなかった、こういった基地の問題やダムの問題が野党がマニフェストに持ち出す事によって表面化して、地元や一部の団体だけの問題ではなく国民全体が関心をもつ問題になっていったことだ。
『週間子供ニュース』はタイムリーな話題をものすご~~~く分かりやすくお父さんが説明してくれるので欠かさず録画して見ているのだが、この前はダム問題を取り上げていた。
現在見なおされている建設中のダムが表になって出ていたが、八ツ場ダムだけじゃなくってあまりにも多くのダムの量にチビッコ同様唖然とした。子供でも『なんかおかしい』と分かる事を戦後からずっと続けていた事になる。
中には9割近く建設が進んでいるものもあって、アレを見直さなければならないというのはよっぽど間違ったスタートであったんだと想像が付く。総工費はダムによってピンキリなようだが、金額云々の問題は大きいが、それだけではなくそういった無駄を生み出し続けてきた体質を全部ぶっ壊して正すのは必要なプロセスだと思う。
なんて綺麗ごとを言ってみても、やはり地元の人達が長い年月翻弄されてきた様子を垣間見ると、特に八ツ場ダムなんて50年もダラダラ引きずっているので自分の人生の大部分を、あっち行けこっち行けと言われ行ったら行ったでやっぱり辞めって振り回されて生きていると思うと本当に気の毒だ。

基地問題だって全く同じである。
日本に存在する米軍施設の数、134施設。
都道府県別に見てみると、お助けWikiによると『2008年現在、米軍施設は29都道県に、米軍専用施設に限っても13都道県に置かれ、その面積の33%は北海道、これに次ぐ22%は沖縄県に集中している。米軍専用施設に限ればその74%は沖縄県に集中する一方で、四国・近畿・中京・日本海側にはほとんど置かれていない。また、首都圏では東京都の首都中枢を取り囲むように設置されているが、陸上戦力はほぼ皆無である。日米地位協定により自衛隊が共同使用している在日米軍専用施設の土地面積は約38,000,000m²。』だそうだ。

元官僚でプレスリー小泉さんにクビにされた天木さんのブログにトンデモない事が書いてあった。
17日付の毎日新聞の『闘論』にあった佐藤学沖縄国際大学教授の言葉だ。
天木さんのブログを読んだ後、毎日のサイトをくまなく探してみたのだが残念ながら元の記事は見つからなかった。
元々ネットで見ることの出来ない記事なのか、見られたら都合が悪い記事なのかはわからないが、こういうことだ。

* 米軍にとっての普天間飛行場は、日本国内での代替基地建設を必要とする(ほどの)重要性はない
* 普天間の閉鎖・返還は95年の沖縄少女暴行事件後、沖縄で高揚した反基地世論を抑えるための米側の提案だった
* 当時米国が代替施設として要求したのは、長さ45メートルのヘリコプター発着帯だけだった(交渉に関わった元国土庁事務次官の証言)
* それが沖縄側の公共事業発注への思惑も加わり大規模な代替施設案になり、提供されるまま米国は受け入れる事になった
* 侵略部隊である海兵隊は日本の安全保障に寄与せず、沖縄に置く必要がない

この件に関してはとさま氏も自分の日記に書いていたが、とさま氏の言葉を借りれば『これが本当であれば、アメリカから頼まれもしないのに沖縄の大切な資産である珊瑚礁、土地を一部の人間の利益の為だけに大きく毀損するという行為が「売国」と言わずしてなんと呼べばいいのか。』という事だ。

たった45メートルの発着帯をダム建設と全く同じ感覚で『じゃあウチにやらせてくださいよ。』『もっと工事を広げればもっと大きなカネになりますよ。』と広げに広げて基地の『移転』にまで持っていってこのザマだ。1996年に日米の間で移転が合意してから今までの13年間って一体、、?
この前来日したゲーツ長官はかなり日本側の態度にイライラしただろう。
元々、45メートルの滑走路が欲しいと言っていたのに、イヤイヤもっと立派なものを差し上げますと言われて、そう言うのならまぁ貰っておこうか、と思っていたらいつまで経ってもくれないどころか、元々必要だった滑走路自体の話も暗礁に乗り上げている。一応、2014年までにキャンプシュワブ沖合いにV字型の滑走路を作る事で話はまとまっていたが、いや県外だ、海外だ、とコロコロ話が違うのは全く理解出来ないだろう。

こういう『ウヤムヤな態度』は今に始まった事ではなく、2006年12月の共同通信の記事にも
『Deal done: Lawless
A visiting U.S. defense official implied Tuesday that Okinawa is unlikely to get a response from the United States on its demands to change the plan for moving the Futenma air base in Ginowan.
"We do not get involved in the discussions between the local community and the central government," Richard Lawless, the deputy defense undersecretary for Asia and Pacific affairs, said.』
という記載があり、米政府は日本国内の中央政府と地方政府の間の協議には関与しないと言っている。今回のゲーツ長官も同じだ。
つまりこの件で鳩山政権が『アメリカと協議しながら解決法を探る』というのはアメリカにしてみれば内政干渉にあたるわけで、自国の事はちゃんと自国で片付けてくれ、というのが正直なところであろう。(日本の女性の人権問題なんかを勝手にアメリカ国内で協議して文句つけてくるところは内政干渉といえなくも無いが)

新聞報道ではゲーツ長官のオカンムリっぷりが随分報道されていた。
政権交代があったことに対する理解は最初に示していたが、新政権の中でも人によって言う事がバラバラだ。元々政権交代ってその国の外にいるものにとっては他人事であるけれど、あまりにも目に余る政府内の迷走っぷりは政治不信を招くのは確かで、変更しなければいけないのならそれなりの意見をちゃんと述べて相手国に理解してもらわないといけない。その為には自国での協議が先な訳で、まずは岡田さんと北沢さんが勝手に違った方向に突っ走るのをどうにかしないといけない。天木さんのブログにも、政府間協定は動かせない、というのが定説だが、オバマ政権は前政権時に結んだ外国との協定を見直しており、米国自身が協定見直しをするんだから、日本が協定の再交渉をするのは当然だとある。
外交ベタで通ってきた日本がここで踏ん張って成長できるかどうかだと思う。


何にしても。
沖縄に住む人達も全国各地でダムの建設に翻弄されている人達も心から気の毒だと思うと共に今まで勝手に自分達の利権ばかり追っていた一部の人達には本当にアタマにくる。

なんだか、天木さんの記事を読んでから随分と日にちが経ってしまい、文章がまとまりなくて申し訳ないですが。
バタバタしてるなか、こんな事を考えていたって言う事で。


ところでいつも便利なので愛用しているお助けWiki。
いろんな人が投稿しているもので成り立っている訳で、これまた調べるモノによってはこっちよりだな~あっちよりだな~と感じる事も多い。
なのでこういったトピックの場合、アメリカ版Wikiと日本版Wikiでもなんだかビミョ~に違う部分もあり、数字や統計や定義だけを頂いていくことにしている。
っていっても書いてる本人も偏っているかもしれないので、嗚呼この世は難しい、、と思う人、クリックよろしくお願いします!
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最終更新日  2009年10月29日 12時49分00秒
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