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テーマ:ニュース(100224)
カテゴリ:ニュースから
日本で海の事故が続いてニュースになっていた。
『くらま』の衝突事故と『第一幸福丸』の転覆事故のニュースだ。 29日の夜には愛媛県で海上自衛隊の掃海艇に漁船が衝突している。 くらまの事故はまだ調査中。 コンテナ船が前を走っていた別の貨物船に速い速度で接近して、コンテナ船は右から抜こうと思っていたところ海上保安庁側から衝突の2分前に『左から抜いて欲しい』と連絡があり、『方向を変えるのは難しいと思ったが国の機関からの指示と思い従った』為に『向きが変わらないうちに前を行く貨物船に接近してしまいあわてて舵を左にきって』しまい、くらまに衝突したようだ。 くらまの方も管制官から始めてコンテナ船についての注意喚起があったのが衝突の数十秒前。管制塔の人がくらまに対して『なんら危険を認識していない』との見解をを出したらしいが、2分前にコンテナ船に『左から抜くように』指示をだしたのなら、その時点でくらまにも『コンテナ船の進路が変わるので注意するように』という注意を出せば、随分違っていたのでは?と思う。 素人なので分からないが、船って道路のような固いものの上を走ってるのではなく、流れる水の上を走っているわけだから急ブレーキかけてもすぐには止まれない、というのは結構容易に想像が付く。2分前と数十秒前の差というのは大きいんじゃないだろうか。 こういう海峡に『スピード違反』の取締りのようなものはあるんだろうが、速度を随分出していたらしいコンテナ船にも問題あるかもしれないが、そういうのを多分レーダーみたいなので監視しているだろう管制塔も方向転換が難しそうな状態で逆に行けと指示をだしたところでちょっと問題かも、と思う。 ニュースから知る限り、コミュニケーションがちゃんと取れてなかった部分もあるようで、こういう元々事故の多い地域では余計に注意してやりとりして欲しいものだ。コンテナ船の船長もこの海峡はベテラン級に通っているらしいし、管制官の側も指示を出すのは日常くりかえされる仕事なんだろう。でもそういった慣れって言うものも怖いと思った。 狭い海峡なので、くらまの船の長さとかコンテナ船の長さとか分からないけど、最悪の場合、お互い海峡に向かって垂直になったりしたときに充分ぶつからないだけの距離を置いて走るくらいでないと危ないんだろうなぁと思う。何事も最悪の状態を想定していないと危険な事故に繋がるものだ。 第一幸福丸の転覆事故は3人が奇跡的に助かって、NHKの映像で船の中から水上に出てくるところを見たときには感動した。 4日間もわずかな水だけで狭いところでお互いを励ましあって救助を待っていたのだからものすごい精神力で、まさに『海の男』って感じがした。 ビックリしたのがその間に台風の影響で大しけにあっていたという事だ。 ひっくり返った船というのは安定感があるんだなぁと驚いた。空気が残っていたから3人は無事だったわけで、船は大しけでかなり傾いたりしたんだろうが、空気が抜けちゃってもっと傾いたりしたらきっと沈んでいたんだろう。どこかの教授みたいな人が実験していた映像もあったが、それを見る限りでは幸運がいくつも重なったようだ。 助かった人達はあさってにも退院できるくらいの良い健康状態なようで何よりだ。 船長は残念ながら救命いかだで死亡して発見された。他の4人はまだ行方不明だそうだ。病院に搬送される時に他の乗組員の安否を気遣っていたそうだから、きっと心配しているんだろう。 今までにこうして転覆した船の中で救助を待っていて助かったのは事故から1日以内のものが多いそうだ。 奇跡的奇跡的とニュースでは言っているが、本人達の強靭な体力と気力のおかげだというところも多いだろう。早く元気な姿を拝見したいものだ。 愛媛県の事故に関しては。 漁船の方も『ちゃんと見ていなかった』らしいし掃海艇の方も『見張りが充分ではなかった』らしい。。双方にけが人が出なくてなによりだと思うのだが、ちゃんと見ようよ、ちゃんと。 こんなニュースの合間に同じく海関係でちょこっと載ったニュースが『タイタニック号』の最後の生存者が海で眠る事になった、というニュース。 事故当時は生後9週間で、今年9月に97歳で亡くなったそうだが、遺灰が24日にタイタニックが出航したサウサンプトン港に撒かれたそうだ。 きっと本人の遺志なんだろうと思うが、映画『タイタニック』のラストシーンでおばあちゃんがネックレスを海に返すところと物凄く重なった人は多いだろう。 あの映画、映画館で見たのだがあのシーンに関しては権造が見たときもそうだったが、手からネックレスが離れて海に落ちていくシーンで必ず『オ~マイガッ、、、、。』と声を出す人が居た。権造も心の中でうおぉっ!と少し叫んでしまったが、きっとそれは九死に一生を得る、という経験をした事が無いからで、後々何度もDVDを見て思ったのだが、もし自分があんな恐ろしい経験をしていたら、人生が終わりに近づいた頃にきっと同じように思うかもしれないし、同じことをするかもしれない。 ところでこのタイタニック、Mixiの日記でこのニュースについて書いている人を何人か覗かせてもらったのだが、面白い記述があった。 そこに貼ってあったリンクがコレで『本当に事故?何だか怪しいぞタイタニック号の悲劇』というものだ。読んでみたら知らなかった事だらけでとても興味深かった。 興味がある人は読んでもらえばいいと思うが、ちょこっと要約しておくと: 『タイタニック号には姉妹船で瓜2つのオリンピック号という船があった。が、このタイタニックよりも前に作られていたオリンピック号は何度も事故を起こし使い物にならないほどの損傷を受けていた為に完成から数ヶ月で無保険状態になってしまった。 船を所有するホワイトスター社は、事故の賠償責任も問われる一方、船の建造費用の回収さえメドがつかず、窮地に立たされた。 そこで、外観がそっくり同じタイタニック号とオリンピック号をすり替え、氷山に正面衝突させ、タイタニック号にかけられた多額の保険金を受け取る、という計画を実行した。』 というものだ。 話が真実かどうかと言う事はさておき、なんだか興味深い。 こういう結論に至った理由としてこんな事が書いてある。 * オリンピックが修理を受けていた隣で航海直前のタイタニックも同じドックに並んでいた。すり替えの為の船名の塗装を塗り替えたとしたらこの時が考えられる。 * また、完成当時お披露目された時のタイタニックの写真と、処女航海に出発した時の写真を見比べると、窓の数が違っているのが確認されている。 * 「タイタニック号は出港直後から傾いていた」との証言もある。 * タイタニック号の資料は設計図も含めそのほとんどが残っておらず、現存するのはすべてオリンピック号のものである。 * 使い物にならないほど耐久性能が落ちてしまっていたはずのオリンピック号が、その後23年間も就航していた。 * 航海途中に何度も他の船から送られてきた氷山警告を無視。 * 近年、海底の船体を調査した結果、“船内で何かが爆発したとしか考えられないような穴”が空いていた事が明らかにされた。 * アル中と噂のあったスミス船長は何度もホワイトスター社の船を事故に遭わせており社運をかけた筈のタイタニックの船長に抜擢するのはおかしい。 * 事故から生還して証言台に立った見張り役のフルートは諸々の事実を黙秘する為にホワイトスター社から多額の金を受け取っていた。(後に自殺) * 当初乗船予定だった船のオーナーのJPモルガン(米大手金融機関JPモルガンの創設者)と親しい友人55人は直前になってキャンセルした。(病気の為と言いながらモルガンは実際はエジプトに行っていた) * 結局、経営危機に瀕していたホワイトスター社はタイタニック号の事故で受け取った保険金で経営難を乗り切った。 * 2004年、アメリカが「遺物の劣化を防ぎ、違法な遺品回収行為から守る」といった内容の条約、『タイタニック号保護条約』に署名した事により、今後潜水調査や遺品回収ができなくなってしまった。 など。 へぇぇぇ~~~って感じである。 ちなみにタイタニックがコチラ。 で、オリンピックはコレ。 むーー。同じだ。 映画のシーンでお馴染みのタイタニックの内装がコレ。 こちらはオリンピック。 姉妹船ってより双子船だ。 タイタニックの事故を研究する人が書いた本がもとになってるらしいのだが、オリンピック号って名前は聞いた事はあったけど、全く同じ造りだとは知らなかった。 ま、そういう興味深い説もある、という事で。 幸福丸の事故の話に戻ると、救助された人が『「助けるからな」と言われ、ほっとした。映画の『海猿』を思い出した』と言っていたそうだ。 この『海猿』って映画、見た人はもれなく面白いと言っていたが権造は見たことが無い。 漫画が原作でテレビにもなったし映画も2つあるんだっけ? なんだか物凄く見てみたい気分になった。 今日はCareer Weekのボランティアでチビ学校に『美容師とは何ぞ』という講習&デモに行っていたので本当はこっちの方を書こうかと思ったのだが。 今年はそんなに突拍子も無い質問は対して出なかった。行ったクラスのうちの最年長3年生の教室に行った時は女の子を一人決めてその子にマネキンのカットをさせた。 かなり真剣にかなり喜んでいたので良かった。 来年はこの学校にチビはまだ行ってるのかどうかは分からないけど機会があればず~~っと行きたいと思う。 頑張った!と思う人、クリックよろしくお願いします! ↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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