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ニューストピックス

2010年01月07日
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テーマ:ニュース(99889)
カテゴリ:ニュースから
クソ忙しい年の瀬のある日。
サロンでカット中にネイリストが本を1冊手にして権造のところにやってきた。
この人、接客中でも平気で割り込んでくるので、しっしっ!と手でやってみたが、全く気にする様子もなく権造に質問。
『ねぇねぇ、クジラバーガーってどんな味?』
ハァ?????
全く意味が分かんないのでクジラのハンバーガーって事??と聞き返すと手に持ってた雑誌を見せる同僚。
ページの端っこに『Whale Burger』とタイトルの付いたハンバーガーの写真。
そしてその下には説明文がある。

Served at a restaurant in Japan, the fried filling is minke whale from the country’s scientific whaling program.
(訳:日本のあるレストランで出されており、中身の揚げ物は日本の調査捕鯨で捕獲されたミンククジラである。)

???
クジラバーガーなんて出してる『レストラン』ってあるんだろうか。
一体、こんないい加減な記事を載せるけしからん雑誌は何よ?と雑誌の表紙を見てみると、なんと天下の『National Geographic・ナショナルジオグラフィック』である。
とりあえず何より接客中だったので、あっち行けっ!と追い返し、カットが終わって昼飯の時に再び同僚とその話になった。
丁度、ラップトップを持っていってたので、見てろよ、検索するけど大して出てこないと思うよ、と言いつつ、Yahooで『Japan whale burger』で検索してみた。

うっ。。
検索結果に唸ったのは権造だけでなく同僚も同じだった。
なんと検索に引っかかったのが697000件。ありえない数である。
絶句して最初の数件を覗いてみると、しっかりファストフードチェーンなんかで出されていると書いてあった。へぇぇぇぇ。
同僚は、ホラやっぱ食べてるじゃない!!と食いついてきた。全部検索記事を読む元気もなく、あ~~きっとエリア的なものなんじゃない?と説明したが、結構普通に食する機会があるんだろうかとビックリした。
権造が小学生の頃はクジラの肉って給食の定番メニューだった記憶があるが、今でもそうなんだろうか。
もちろん検索した記事の中にシー・シェパードのサイトの記事もあり、事細かに『小中学校の給食で出されている』『クジラカレーというメニューも出来るらしい』『次はクジラコロッケらしい』とまるで日本全国クジラだらけみたいな書き方をされている。

そもそも調査捕鯨って一体何なんだろう。
チラッと見たあちこちのサイトで『胃の内容物を調べたりして云々、、、』とあるが、クジラの生態を調べる為に年間どれ位のクジラを捕獲しないといけないんだろうか。
過去に興味があって調べたときに、確か調査捕鯨で捕獲されたクジラはリサーチ後に有効活用しなければならないとか何とか決まりみたいなもの?があったような記憶があるが(すご~く曖昧な記憶なので誰か知ってたら教えてください)、だったら調査捕鯨で捕獲したクジラを食べる事に関しては問題ないんじゃないかと思う。問題なのは政府なり捕鯨団体なりがちゃんとハッキリ声明を出して、調査にはコレだけの数を捕獲しないとリサーチの結果が出ないんですと国際捕鯨委員会とかにちゃんとデータなんかを提出して説明してるのかどうかって事だ。数が多すぎる、と他国から見て思うから実はリサーチ目的なんかじゃなくて食べる為に捕ってるんだ、と言われる訳で、本当にそれだけの数を捕獲しないとデータが得られないのなら、日本はクジラリサーチに関して世界のトップになってるはずで、そんな結果も全く普段知りうる機会も無いし、一体その辺はどうなんだろう。

そんな事を考えていたら昨日のNHKでシー・シェパードの船が捕鯨船に突っ込んだというニュースを見た。双方、突っ込んできたのは向こうの方だと全く反対の意見だが、映像を見る限りウロチョロしてるシー・シェパードの船が突っ込んできたように見えるのは間違いない。政府は船籍のあるNZ政府に抗議したらしいが、抗議しただけではこれからもず~~~~っとシー・シェパードの妨害を受け続ける事になるしこの際ちゃんと『調査捕鯨』に関しての日本の言い分を上に書いたような事も含めてキッチリ伝えるべきだ。

国際法上の捕鯨に関する問題点に関しては、ものすごく沢山のサイトがあるけど、相変わらずお助けWikiから引っ張らせてもらうと、

海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)
海の憲法とも評される国際条約で日本も1996年に批准している。同条約では第116条第120条において、締約国による「公海での自由な漁業の権利」を認める一方、漁獲高を維持するための「資源保護」に協力する義務があると定めている。また第65条において、締約国は海洋哺乳類の保存のために協力するものとし、鯨類については国際捕鯨委員会等の国際機関を通じて管理を行なう義務があるとされている。したがって、もしIWCを脱退すればモラトリアムなどのルールに縛られない一方、「今以上に反捕鯨勢力から違法だという批判にさらされ、それに対する法的反論が難しい」(水産庁漁業交渉官)ことが日本の捕鯨政策決定者によっても認識されている。

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)
同条約では付属書にシロナガスクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラなどの鯨類を掲載し、これらについては商業目的での貿易並びに海からの持込を禁じている。・・・(中略)・・・日本は鯨類に関してミンククジラ、イワシクジラ(北太平洋のものを除く)、ニタリクジラ、ナガスクジラ、イラワジイルカ、マッコウクジラ、アカボウクジラにつき留保を付しており、上記鯨種については同条約の適用を免れる。但し留保を付していないザトウクジラと北太平洋に生息するイワシクジラについては、公海上での標本捕獲・持込について、当該持込がされる国の科学当局が、標本の持込が当該標本に係る種の存続を脅かすこととならないと助言していること、当該持込がされる国の管理当局が、標本が主として商業目的のために使用されるものではないと認め、同管理当局が持ち込みに先立ち上記についての証明書の発給を行なう必要がある。・・・(中略)・・・以上から鑑み、日本によるザトウクジラと太平洋イワシクジラ捕獲はワシントン条約の諸規定を侵害する違法行為にあたるとの見解が元ワシントン条約事務局長で国際法学者のサンド教授により提起されている。これに対して日本鯨類研究所は、商業目的であるか否かについての判断は締約国に委ねられていると主張している(日本鯨類研究所)。なおワシントン条約違反行為等に関しては、同委員会は締約国会合において採択された諸決議に即し、条約違反国に対する貿易制裁を締約国へ勧告する権限を有している。

という事らしい。非常に分かりづらい状況でアレコレ適用を免れてる事も多いが全体的に見てギリギリアウト、という感じだろうか。

何にしても、『クジラを食べる』と言うところばかりクローズアップされて、真の問題の『リサーチに必要なクジラの数』がま~~~ったく分からない。日本だけがクジラのリサーチしてる訳じゃないし、他の国の生物学者なんかは一体何頭くらいでデータが取れるんだろうか。例えば他国の研究機関が年間5頭の捕鯨で立派に研究結果を出しているのなら、日本の捕鯨はどう考えても捕り過ぎだろう。
食糧として捕鯨を行う、という事であれば、『調査捕鯨』なんて肩書きは捨てたらいいじゃないかと思う。
実際国際捕鯨委員会に加盟する82カ国のうち、主に食糧として捕鯨を行ってる国はロシア、ノルウェー、アイスランドなどであり、捕鯨推進国は34カ国ある。その中で叩かれてるのは日本だけである。
カナダは捕鯨国でこの委員会自体を脱退してるし、アメリカは捕鯨国でありながら捕鯨に反対してるというへんてこりんな状態である。捕鯨国でありながら捕鯨反対って意味不明だが、日本もシー・シェパードに堂々とこの辺りの矛盾を突きつけて、何でウチだけ叩くんだ!!と思いっきり抗議したり、カナダみたいに脱退します、と決めるなり、態度をハッキリしたほうがいいと思う。後ろめたい所が無いのであれば。
いずれにしても外交下手の結果、こんなドロドロな状態になってしまったのは、今の基地問題と内容こそ違えど同じじゃないかと思う。

食文化に関しては、所変われば食習慣も変わる訳だから、他の国に文句言われても、、という気がしないでもない。絶滅危険種を食べ続けるのは自分勝手だと思うが。
そういう自分もコレを食べちゃ可哀相だろう、、と思う種類の動物もあり、そう考えると他国の人がクジラを食べる事に嫌悪感を表すのも理解出来るので難しい。
日本料理って結構バーバリアンなものがあるからな。
ロスに居た頃、アメリカで初めて『活け造り』を出した日本レストランの人に話を聞いた事があるが、テレビ出演してからは毎日のように爆破予告や嫌がらせの電話が殺到したらしい。今でこそあちこちで目にする機会も増えてきたが、権造が昔バイトしてたレストランでも、カサゴが口をパクパクしながら皿に盛り付けられてるのを見て露骨に嫌な顔をしたりテーブルを移ったりするこっちのお客さんはたくさん見た。権造もどちらかと言えば芸術と取るよりも『可哀相』と思うことが多いので、活け造りを注文しても刺身の部分だけ盛ってもらって頭や骨は皿に乗せずにそのまま味噌汁にしてもらったりした事が多い。
実際、お客さんのテーブルに持っていくのが苦手なものもあった。ロブスター・伊勢エビのお造りである。
尻尾の部分は刺身になり、胴体?から上を皿の上に立てて飾り、恐る恐る運んでいる間に手が動いたりしてる。。うぅ、なんだか怖いかも、、と思い、無事にテーブルに辿り着くのはいいんだが、時には運んでいる途中にコテっと倒れてギギギギ、、と音を立てながら皿の上を歩き出すツワモノも居るし、テーブル上で皿から降りてしまったロブスターを見て近くのテーブルの子供が泣いちゃった事もある。
こういうのは文化なんだけど、受け入れられる・受け入れがたいが人によって違うので難しい問題だな~と思う。カサゴやオコゼなんてプリップリで美味しいんだが。。。

日本食って命を捧げてくれる生き物に感謝して捨てるところを作らず隅々まで頂く、という部分が大きく、素晴らしい文化だと思う。この点は、今回のクジラだの活け造りだの他にもこっちの人がゲーーっと思うようなものを食べる事について、こっちの人に突っ込まれるといつも口すっぱく繰り返し反論している。食べる為にだけ大量に育てて全く未来の無い動物をジャンジャン大量生産して食べる部分だけ取り出して後はポイという食文化より遥かに格調高いと思う。そういう食材になる生き物を奉った神社かお寺なんかもあるし、板前さんが包丁を奉納するのだってある。他の生き物を敬う気持ちは日本人ってものすごく文化的に持っていたと思う。

クジラに関しても、純粋に『調査のために捕獲してその後捨ててしまうのはクジラがあまりにも気の毒だ』という事で残った部分を食べれるだけ食べるのならいいんだが。
この問題、一体いつになったらハッキリするんだろう。




数日前からなんだか奥歯がシクシクするな~と思っていたら、昨日辺りから気になる痛さになり今日はず~~~っと痛い。
歯茎が腫れちゃってるのでこのままだととんでもない事になりそうだ。
明日は仕事が無いので歯医者に行ったほうがいいよなぁ、、とかなり気が重い。
そして相変わらずクソ寒い。
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最終更新日  2010年01月07日 16時34分12秒
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