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カテゴリ:チビ
チビがチビであるがゆえに起こすいかにもチビらしい不祥事の数々はチビであるがゆえに全く始末に終えない。
パンツにウ○コしてみたとか、そういうレベルは取るに足らないことであるし、そのレベルは2人とも脱出してくれたもののまだまだ油断ならないとつくづく感じた今日であった。 かつてもも造がチビチビだった頃に起こした不祥事の中で最も特筆すべきはなんていったってポリスに電話事件である。 ウチには電話機が2台あり、親機はキッチンカウンターの横、子機は作造ルームにある。 この頃のチビチビにとって電話というのはコミュニケーション手段ではなくオモチャ以上でも以下でもない。 1度目はこっそりキッチンカウンターの電話を適当に番号を押してキャッキャしているだけだったらしくちゃんとたまたま電話をきったようで、すぐに家の電話が鳴った。 もも造が電話で遊んでいるのを知らなかった権造がふと着信スクリーンをみると、『Miami-Dade Police』と出ている。 急いで電話に出てみると警察オペレーターの女の人で、『女の子の声で電話があったけど、念のために確認の電話をしているの。何か変わったことでもありましたか?』と言われて、あっちゃーーー!やってしまった!と、権造は平謝りであった。 オペレーターもプロであり、もも造も声の様子から『遊んでるうちに間違って繋がってしまった』と判断したようでノンビリした声である。 その後親機はカウンターよりちょっと高い棚の上に移してもも造が取れないようにした。 が、2度目。 この時は作造ルームの子機で遊んでいたようで、電話を切らずに繋がってすぐにそのままポイっとしたようだ。 そんな事など知る由も無い権造は、しばらくして窓の外にパトカーが3台停まるのを見てビックリした。 向かいのオヤジんとこか隣の家で何かあったのか?? 何かの犯人が逃走でもしてたら怖いから、もも造が近くに居るのを確認して窓の外を再び見る。 3台のパトカーから5人のポリスが降りてきて、なんと向かった先はウチの玄関である。 ウ、、、、ウチの庭か?犯人っ!!! 恐々ドアを細く開けてみると、5人のポリスの右手はちゃんと拳銃の上に添えられている。 ヤ、、、ヤバイっ!!! やましい事は何も無いのにかなり挙動不審にしどろもどろな権造。 『あ、あの~~、ウチの近くで事件でも?』 『キミがここの家の住人か?』 『そ、そうですが、、何か?』 顔を見合わせてテレパシーで会話してるかのようなポリス達。その中の一人の女性ポリスが権造の後ろをウロチョロしてるもも造を確認してピンと来たようだ。 『アナタ、ちょっと家の電話を全部チェックしてくれる?どれかまだオペレーターと繋がってるはずだから。』 ???????? !!!!!!! 前科一犯のもも造に権造もピンと来て、親機をまずチェック、問題なし、次に作造ルームへ行ってみると、ベットの上に放置プレーの子機。。。 手にとってハロー?と言ってみると、オペレーターもハロー。 あ、、、、、ありました、、、、、。とポリスに証拠物件を提出してポリスもオペレーターにハロー。。。 コレで一件落着したのだが、この時はもも造が即ポイして他の部屋に移ったためにこっちはずっと無言だったわけだ。こういう場合はオペレーターは『犯人に監禁されている状態もしくは犯人から隠れている状態』もありうると判断してポリスを現場に送るらしい。たとえこちらがしばらくして切ったとしてもかけ直すかどうかちゃんと判断する。ヘタに掛け直して犯人に警察からの電話だとバレてしまうと家の住人にどんな危害が及ぶか分からないからだ。 で、ウチの場合はず~~~っと沈黙だったので5人も来て頂くことになったのだが、前科1犯です、と権造がゲロったら、『次回は違反の切符を切るからヨロシク。』と怒られた。 次の日には近所の人に散々何があったんだと質問攻めにあうし。散々であった。 考えてみればここ造って電話で遊んでる事って殆ど無かったように思う。 ま、2人目の場合、目の前に動くオモチャ(もも造)が常に居るわけだから、電話機なんかよりもこっちと遊ぶほうが面白いんだろう。 さて本日。 久々に、ココにも時々コメントくれるお友達とランチしてお腹も心もすっかり満たされた権造は部屋の掃除の前にちょっとだけ昼寝しようとベットルームに向かった。 出かける時は本家がベットルームに入らないようにドアは全て閉めていく。ドアノブに手をかけて開けようとすると、、、、。 ガチャガチャガチャ。 え、、、、開かない?? 一瞬考えた後権造は床に崩れ落ちた。嗚呼、そうだった、アレを外したってこの前もも造が言ってたっけ、、。 アレと言うのは子供が間違って鍵を掛けちゃうのを防ぐ為のドアノブカバーである。ドアノブより少し大きめのプラスチックのカバーなんだが、隙間があるのでチビがいくら回そうとしても空回りしてドアの開け閉めが出来ないだけでなく、ロック部分もがっちりガードしてるのでず~~~っともも造の時から付けっぱなしだったのだ。 コレが気に食わないもも造はずっと権造に外せ外せと言ってたのだが、ここ造がまだやりそうだから権造は外さなかった。が、ついに最近、権造が週末仕事に行ってる間に外しやがったんだった。。 ってことで本日の不祥事は我が家の女子部の総力により実現された事になる。 もも造がドアノブカバーを外す→ここ造が恐らく昨日か今朝ドアが開いてる状態の時に中から鍵を掛ける→今日外出するときに権造がそのままドアを閉める。 こういう事だ。 ドアノブによってはこういう時の為に、ちゃんと外側からでも開くようにノブの真ん中に小さい穴が開いてるものや、ドアとの境目に隙間の開いてるものがある。 が、このマイベットルームのドアノブは究極のシンプルデザインで穴なんて無く、そしてドアノブは紙一枚入らないくらいピッチリと隙間無くドアにくっ付いている。 とりあえずランチタイム終了時の作造に一報。 『あのーー、ベットルームのドア、ロックアウトしてて、自分で開けようと思うんだけど、ドライバーとか横に突っ込むと思うけど、いい?』 『ワレっ!ドアに傷つけんなよ!』 まず無理、と思いつつ、その後どうにか家中で一番薄いマイナスドライバーを突っ込んでみようと思うもメキシコ辺りの遺跡の石段並みに隙間なし。 しばらく格闘した後に第二報。 『全然隙間無いんだけど、ドアノブぶち壊すけどいい?』 『、、、、、、、、。しゃーないのぅ。』 ランチタイムとディナータイムの間のお昼寝タイムの作造は帰って来いと呼び戻されるのを恐れて権造にしぶしぶゴーサインを出す。 この時点ですでに『業者にお願いする』というチョイスは頭のドコにも残っていないムキになってる権造は、でかいマイナスドライバーとでかいカナヅチを持ってきて、ノブとドアの境目にマイナス部分をあてたまま、上からカナヅチでガンガン派手に叩き出した。 あっという間に隙間が出来るが、別にドアノブが外れていってる訳ではなく、権造が木のドアをぶっ壊しているだけなのだが、もも造がこれまたチビ時代にトイレのドアをロックアウトしちゃったときはコレであっさりノブが外れて鍵も開いたので、今回もきっと簡単に行くだろうと権造は高をくくっていた。 が、、、、、ガンガンカナヅチで叩くたびに木屑は飛びまくるものの、一切外れようとしないドアノブ。。 あったまに来た権造はドアノブごと金槌で叩いてブチ壊す事にした。 隣の家がビックリするんじゃないかと思うような轟音でガンガンガンガンひたすらやる。 30分ほどしたところ、段々ぐらぐらしてきた。こうなると人間の心に潜む破壊願望丸出しで、両手で金槌持ってドアノブをブチ叩く。 かな~りユルユルしてきたので金槌の反対側のくぎ抜きみたいな部分でグイグイ引っ張ってみるとさらに10分ほどしたところでついにドアノブ摘出に成功した。 よっしゃ~~~~!!と思ってドアを開けようとすると、アレ?まだ開かない。 何だか二股に分かれてるパーツがまだ肝心の鍵の部分に引っかかってて取れない。 今度はペンチを持ってきてグイグイ押したり引っ張ってみる。 む~~~~~~~~(怒) 開かない。 よって作戦変更でドアを蹴破る事にした。 ドア枠まで吹っ飛んだらどーしてくれるよ、と思いつつ、思いっきり何度も蹴飛ばすも、やっぱこのドアびくともせず、、、。丈夫なドアってこういう非常時にとても不便である、と初めて気がついた。 行き詰った権造は段々イヤになってきた。というよりは飽きてきた。 しょーがないなぁ~。最終手段。 ってことで作造に第三報。 『あの~~~、絶対無理っぽい。部屋に入れないと何も出来ない。』 『、、、、、、、、、、、。行くわ、、、、、、、。』 結局最初から来てもらったら随分早くに開いたと思うのだが、、、、、。 午後の渋滞の中、作造は権造がチビを迎えに行ってる間に帰ってきて、さっさと残りの作業を済ませたようで、権造達が帰宅したときには作造ルームで昼寝の続き中であった。 先ほど、仕事が終わったであろう作造に電話してみると。 『今ドアノブ買いに来とるんやんけー!ワレ!弁償せいや!』 と、24時間営業のお店でご立腹であった。 あのー、かなりドア本体のドアノブ取り付け部分をぶっ壊したんだけど無事にニュードアノブは付くんでしょうか、と思ったが黙っておく事にした。 そういえば、、、かつて権造は自分の車をロックアウトした時も、鍵屋を呼ばずに三角窓をレンガで叩き割ってドア開けたんだっけ、、、。 あれから常識人に成長したと思っていたんだが、、。 今回、ニュードアノブは鍵無しのをつける、というのが必須だが、諸々のスペアキーは多めに作ってあちこちに置いておいた方が良さそうだ。 そしてチビ達、、、。 幼児っぽい不祥事は起きる確率が減っている事は確かだが、もも造ここ造コンビネーションの思いもよらない不祥事が起きる可能性はまだまだ捨てられそうに無い。 トイレのドアはピン1本で開けられるからいいとして。家の点検やり直したほうが良さそうだ。 最近面白くって時々見てるi-phoneのアプリの『CoolFact』というトリビア集。 くだらない投稿からへぇ~って投稿まで色々あるが動物ネタにこんなのを発見。 Horses can't vomit.(馬はゲロ出来ない) Ant don't sleep.(アリは眠らない) Cattle are the only mammals that pee backwards.(牛は唯一オシッコを後ろに飛ばす哺乳類である) Not only the fur of the tiger is striped but also its skin.(トラは毛皮だけでなく皮膚まで縞模様である) 知らなかった~~と思う人、クリックよろしくお願いします! ↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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