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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:アメリカ生活
今回の遠足が多分今年の最後の遠足になるだろうと、随分前からその日は仕事の休みをとっていた。
休みを取っていたのは今日。が、遠足は明日。で、明日は元々権造のお休みの日。 って事が発覚したのが昨日の火曜日。ま、たまには休むか、やる事一杯あるし、と思い今日はそのまま休みにしてもらった。 んで当面の最重要懸念であるチビ学校のリサーチの続きに朝早くから取り掛かった。 私立で頭の中にあるのは2校。 1つは去年の夏休みにサマーキャンプに行かせていた今の学校のすぐ近くのS校である。もう1つはウチの学校から転校していく生徒の多いちょっと遠くにあるF校。 ネットでそれぞれの学校のHPをチェックして比較して並べてアレコレ書き出してみる。 S校 F校 学費: ○○ △△ 授業開始時間: 8:00 8:00 教材: ○○ △△ 学年: 幼稚園-中学 幼稚園-高校 放課後プログラム: ○○・・・・ △△・・・・・ 特別授業: ○○・・・・ △△・・・・・ って具合である。ビッチリ出来たリストを見てみるとさすがに学費の高いほうのF校の方が見栄えがする。なにより高校まであるという事は大きい。 ところがこのF校、幼稚園だけ別キャンパスなので通わせた場合はここ造ともも造を別の学校に送っていく事になる。朝夕の大渋滞に加え始業時間が今のところよりも30分早く更に遠いという事で毎日の送り迎え+権造の仕事時間を考えると一人で走り回るのはちょっと無理があると思う。 更にどちらもクリスチャンスクールなのであるが、F校の方はバリバリの宗教色溢れる学校。 クリスチャンでもないくせにアカデミックな理由で通わせていて、学校行事などでお祈りが最初にあったときだけ厳かに『アーメン、、。』なんてつぶやいてみるだけのなんちゃってファミリーの権造としては、あまりギュウギュウ聖書の勉強する所よりはちょっとユルめの方がいいかな~とも思う。チビがクリスチャンになろうがなるまいが、チビのチョイスなのでどっちでもいいと思うが、親も教会メンバーになるのが条件だったり日曜礼拝必須だったりするとコレは権造の信条に反する。 S校の方がウチの条件を満たしてるよな~と指を加えながらF校のスンバラシイ学校の写真やプロモビデオを見ていた。 他にもウチの近所で新しく公立のチャータースクールになる元クリスチャンだかカソリックだかの学校をリサーチしたのだが、こっちは公立に変わることによって生徒の移動がどうなるのか全く読めないし、新しいチャータースクールの情報もまだ無いので良く分からない。 なので再びF校とS校の今度は『親による評価サイト』をそれぞれ見てみた。 どっちもま~、凄くいい評価ありボロクソな評価あり。 ランチがジャンクフードにも程があるだとか、この不景気の中制服を変更するとは常識に欠ける学校の方針だとか、朝の渋滞に加えて学校の入り口スペースがショボイので子供を落とすまでに時間がかかりすぎるだとか、悪い評価も様々だ。ストレートに物言うカルチャーなので書き込みもかなりブッチャケっぽい。その時の担任との相性の良し悪しや親の好みの問題だろうからざ~~っと目を通したが半分参考程度にしておいた。 しかし凄いな、こういうサイトは。 学校自体のサイトだと殆どのところが『人種、肌の色、性別などによる差別はしません。』という一文を学校のポリシーの所に書いてあるのは普通なんだが、こういう外評価のサイトになると、各学年の生徒数は載ってて当たり前だが、『白人○人、黒人△人、ヒスパニック×人、アジア系□人、、、、』なんてご丁寧に人種別の数字まで載っている。ウチはどうせマイノリティなのであまり気にしないが、そうでない場合は気にする人も居るって事だろう。 再びう~~~ん、、、と頭を抱えていたのだが、唯一ハッキリしてるのは来年度確実にチビの学校はかつて無い経営危機に見舞われるという事だ。もも造のクラス6人のうち3人は居なくなるという事だ。そして今の学校の良さや去る辛さよりも子供の将来を考えると転校するべきだという事だ。 はぁ。。。。頭痛い。。。 考えてても良く分からないのでとりあえず電話の問い合わせじゃなくってS校に実際行ってみて話を聞いてみることにした。 申込書は念のためにこの前貰いに言っていたので出かける前にざっと目を通す。 とりあえずどうするにせよ、入学試験に通らないと話しにならないので入学試験のアポだけでも取っておこうと出かけた。 S校のオフィスに行ってみると、入学試験のアポは申込書を提出後じゃないと取れないという。それはまぁいいんだけど入学申し込み書と一緒に今の学校からの紹介状と成績表も提出しないといけないんだそうだ。 ハァ。。。。って事は5年間家族のようにしていたあのオフィスの人達に転校しますって通達する事になるんだよなぁ。。 必要なプロセスである事も、とっととやっておかねばならない事も分かってるんだが。 辛いよな~~~。 きっと向こうもなんとなく察してはいるかもしれないが、やっぱりショックなんだろうな。 一旦帰宅後、ケイリーママに電話して事の次第を説明した。 テスト受ける時点で学校からの紹介状が必要ってことにはケイリーママもちょっと絶句。 同じ気持ちなんだろう。 それでも遅かれ早かれだからオフィスに行って紹介状をお願いするしかない。 今週末に申込書に全部目を通して記入しようと思ってるから、明日は遠足で朝速攻で学校から出るので金曜日に行こうか来週の月曜日にしようか。。。なんにせよやらなきゃいけない事だから言いづらいけどお願いに行こう。。 公立も探してみたのだが、ギフトプログラムという成績優秀な子達の特別プログラムがある学校も近くにある。 コレはまた別口で悩む事であり。。。 権造も作造も『この国では良い物を求めると必ずお金がかかる、つまり金をかけないと良い物は中々得る事も出きない。』というのを肌で実感して今まで来た。 公立もいい学区はたくさんある。が、いい学区というのはお金持ちの住むエリアでありそこに住む為には高額の家をその学区内に購入するか借りて住むわけだ。学費はタダになろうとも家のローンや賃貸というのはこの辺と比べ物にならないので結局同じ事だ。 新興住宅地だと学校も新しいので設立当初はランキングでかなり上位に居ても生徒が爆発的に増えるにつれて受け入れの限界になり徐々に落ちている学校もある。 この辺はかなり以前から安定してる住宅地だが、学校はソコソコって感じらしい。良くも無く悪くも無い。ギフトだったらそんな中でももっといい教育が受けられるんだろうが公立なだけに州の財政によってかなり予算カットされたりするのも事実である。 大体、、、。フロリダ州自体、全米で州が教育のために当てる予算がワースト2だそうだ。権造のお客さんで子供の教育のために予算を増やすよう政府に働きかけている活動をしている人が居て、この前はワシントンまで会合に行って直接ミッシェル・オバマと言葉を交わしたりしたらしい。その人曰く、フロリダの教育は『最低』だそうだ。 要は教育を受ける子供の姿勢もあるんだろうが。 そのための環境というものを考える場合、親としては非常に悩むところである。 権造はず~~~っと高校まで公立オンリーで過ごしてきて一応全うな大人になったと自分で自負してるんだが、日本とアメリカでは事情が違うし今の時代はなまじっか出来る選択が多すぎる。 って事をず~~~~っと今日はやって臨時オフデーは終了した。 夜は作造レストランで7年ぶりくらいの友達との再会ディナーをした。 以前マイアミに駐在していた人なんだが、奥さんとは同い年で本当に気があってよく2人で食事したり飲みに行ったりしたもんだ。 今回は仕事なのでダンナさんだけ再会を果たせたが、久々なのに変わってなくってとても楽しかった。平日じゃなきゃウチに来てもらって一晩積もる話をしたかったくらいだ。 食事中、作造レストランの常連のもも造の空手のスェンセーとその師範がやってきた。 師範は作造やスェンセーからチビ学校の事情を聞いてたようで、色々アドバイスをくれた。師範の子供達は今はみんな立派な大人になってるがオール公立だったそうだ。 ああ難しい。。。 今日は権造の考えをまとめるために書いた独り言みたいなものだけど、ここまで読んでくれた人達ありがとうございました。 ついでにこっちの方もヨロシクぅ。 ↓↓↓ にほんブログ村 ってな風に学校リサーチに明け暮れており、お友達の皆さんのブログもすっ飛ばして読むだけだったり読めなかったり。ご無沙汰してますがスミマセン。 うぉ。夜中の2時半だ。明日は遠足。寝なければ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月29日 15時35分01秒
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