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ニューストピックス

2010年05月24日
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↓↓こちらがおとといの鳩山さんのTwitterでのつぶやき。
『明日、沖縄に行きます。普天間基地の問題について、沖縄の負担軽減や危険性除去にどのように取組むか、県民の皆さんともう一度お話をしてきます。』
↓↓で、こちらが昨日のつぶやき。
『今日は沖縄に伺い、知事を始め関係の方々に、普天間飛行場の移設などについて政府の考え方を説明しました。多くの厳しいご意見を頂きましたが、これからも丁寧にご説明していきます。』

結局、県民の皆さんともう一度したお話というのは、県民の皆さんの民意の頭ごなしにアメリカ側と勝手に合意しましたんで申し訳ないけどヨロシク、という事後報告だったわけだ。何度も言っていたヤレ弱者を守って少数の意見に耳を傾ける友愛政治だとかヤレ民意を尊重するだとか、最低でも県外だとか沖縄の皆さんと連立政権とアメリカに理解納得してもらえる案だとか、あちこちで吼えていたのは全部場当たり的な発言であり知識が足りないゆえの知ったかぶり発言であり、8ヶ月かけて最後に自爆しただけでなく沖縄の人達を弄んだ罪は重い。

基地のニュースは必ずみんな目にしていると思うから遠くの地からアレコレぶり返して書く事も無いと思うので、現閣僚の元政策秘書で今はフリージャーナリストの松田光世さんが書かれていたのを抜粋して紹介しようと思う。

* テニアンを含む北マリアナ州のフェテル知事が「ホワイトハウスから呼ばれて」5月16日にワシントンを訪問。
* オバマ大統領は米国内への基地移転費用を可能な限り日本側に負担させ、必要な緊急派遣部隊は日本に残すことで、問題を解決するリーダーシップを示すことが、中間選挙にも有利に働くという計算が働いている。
* 海兵隊は現在、米国内のブートキャンプで基礎訓練した兵士を、沖縄で実践訓練し、アフガンに派遣している。しかし、キャンプシュワブでは「上陸作戦」の演習はできず、それが海兵隊の本隊をグアムに移すこと、テニアンで上陸作戦演習をすることは、米議会への報告書に明記されている。
* 先週、ワシントンの日米実務者協議で日本側が行った最も重要な提案をマスコミは報道していない。「沖縄の海兵隊の訓練を日本のすべての自衛隊基地・訓練場で受け入れる用意がある。ただし、米本土並みの環境基準を守ることが条件」。この環境基準ができて以降、米軍は本土で実践訓練ができなくなった。
* 米国内法の環境基準では、夜間の銃撃訓練や民家に近い場所での低空飛行など実戦訓練には欠かせない訓練は禁止されている。実戦訓練が米本土ではできないというのが、米軍が海兵隊の拠点をグアムに移す根拠にもなっている。
* 日本側が「米本土並み」の環境基準を守って訓練をするように求めたことは、事実上、騒音の大きな訓練は、人里離れた場所でしかできないことを意味し、表面上は日本のすべての自衛隊基地を開放するかのごとく提案しながら、該当する基地は実質限定されている。
* 日米地位協定を見直して「米本土並み」の環境基準を守って訓練するように義務付けるという要求に、ペンタゴンはおかんむりだという。しかし、沖縄は米国の領土ではない。米本土ではできない実戦訓練を沖縄に押し付けてきたペンタゴンこそ、まだ占領統治下の発想で、日本はポチだと蔑んでいるだけだ。
* 「米本土並みの環境基準の下での訓練」の要求は、迂遠なように見えるかもしれないが、普天間基地返還の一番の近道かもしれない。ラムズフェルド前国防長官が基地を視察した時に言った「米本土ではありえない世界一危険な基地」は、米本土の基準では完全に米国内法に違反した「違法基地」なのだから。
* なかなか進展しない普天間問題をめぐる日米協議については、鳩山首相が国内で批判にさらされて支持率が下がっているように、オバマ大統領も「日米関係を戦後最悪の状態にした」と共和党から攻撃され、このままではグアム移転費用の予算が通りそうにない。オバマ大統領も尻に火がついているのだ。
* 5月末という日米協議の交渉期限は、米国側の予算編成が6月議会に間に合うようにと定められたもの。数日の「ロスタイム」はありうるにせよ議会予算局も予算書の数字を書き換えるだけでなく審議用の説明資料も必要。グアム移転費用など米側予算に関係する部分の合意期限は動かせない。
* 最近になって、鳩山首相が「学べば学ぶほど」と言って考えを変えたのは、普天間基地にある滑走路の「隠された機能」を沖縄に残してほしいと米側から要請されたからだ。よしんば海兵隊を全員沖縄から引き上げても、普天間の滑走路は沖縄本島のどこかに移設して残してほしいというのだ。
* 普天間基地の滑走路を沖縄に残す真の意味は、海兵隊のためではなく、嘉手納の米空軍基地の予備滑走路、第三滑走路としてのものだ。嘉手納を飛び立った米軍機が、嘉手納が攻撃されても無事に戻れるようにするためだ。家島などの離島の滑走路では継戦能力が失われるので沖縄本島ということになる。
* 日米交渉の中で、米側が海兵隊のローテーション基地が沖縄本島に必要とする説明の報告を聞いて、海兵隊常駐ゼロでも沖縄に空軍の代替滑走路が必要というところから首相の考えは変わったように見える。抑止力はあくまで嘉手納の米空軍。海兵隊ではない。それをごまかしていたのでは自民党と変わらない。
* ある意味残念だが、客観的に見て台湾海峡から朝鮮半島までカバーする嘉手納の米空軍は抑止力として極東アジアのパワーバランス維持のために、現実に機能している。ハーバードの恩師ジョセフ・ナイ教授が「海兵隊は無くとも嘉手納の空軍があれば極東アジアの安全は保てる」と豪語するだけの実力部隊だ。

コレらを読んで、成程、嘉手納の空軍中心の話だったのか、、と納得した。海兵隊は日本を経由して中東などに派遣されている部隊で抑止力とは関係が無いとかつてから言われていたが、そういう事なら新政権を取ったばかりの『裏側』の事情を知らなかった民主党の勝手な暴走に官僚が慌てて内情をぶっちゃけて、結果鳩山さんが迷走しまくって収拾つかなくなった、という構図になるんだろうと思った。
でもそうだったら沖縄の負担を軽減する為にはどうしたらいいんだろう。

蓮舫さんの事業仕分け中の『科学で世界一になる意味があるんですか?2位じゃダメなんですか?』というビックリ発言にも開いた口がふさがらなかったが、それ以上に『普天間の問題や政治とカネの問題は国民生活には直接影響ない。地方に行けば普天間の話は雲の上の問題だ。』と言った山岡さんの驚愕発言は政治家として終わってるんだろう。
でも、政治家発言だから人格を疑うけど一般の人達の中には実際『遠いところの話で自分らには関係ない』と思ってる人達も多いんだと思う。こっちの邦人の中にも『沖縄は元々日本じゃなかったんだから』とか平気で言う人も居た。こういう他人事としてしか捉えられないという事は悲しい事であるし、根本的には日本人として必ず自分にも関わっているはずの国の在り方みたいなものを考えていないという事であり、最終的に自分の国がどうなっても文句を言う資格も無いんじゃないかと思う。
自分が何かを直接変えることが出来ないにしても興味を持って情報を判断するだけの知識くらいは付けたいと権造は思う。海外に長く住んで日本を見ていると、かつて無いくらい日本は段々と他国から注目されなくなってきている。そんな中で自分らの国についてちゃんと理解して国を引っ張っていく政府が正しい方向を向いているのかどうか注目する事は大切だと思う。



他にもアメリカの軍関係のサイトの記事に対する書き込みを読んで背筋が凍る思いがした。
Military.comというサイトの4月26日の記事だ。
普天間基地に関する反対集会の様子を書いた記事で記事自体は中立的立場で書かれている。が、その下に書き込みされているコメントはきっと軍関係の人ばかりなんだろうが、多くが日本人にとっては酷い内容だ。

アメリカが守ってやってんのに何を文句言ってんだ? 
他にもアメリカ軍にきて欲しいと思ってる国はたくさんあるからさっさと退去して弱体日本に勝手にさせればいい。
日本を守るため?馬鹿言うな。中継地点として必要なんだ。
アメリカに戦争で負けた国が何言ってんだ。
さっさと沖縄を去ってアメリカ軍のものは残らず持って帰るか全部海に捨ててしまえ。
沖縄はアメリカの変わりに日本に占領されるのがどんなものか経験してみるがいい。

直訳では無いけど、こんな感じだ。
中には、沖縄の人達が望まないのなら去るべきだ、自分はかつて沖縄に居たが問題なのは週末になると街に飲みに繰り出して問題を起こす兵士であり自分たちの時はアメリカ軍を代表しているという自負をもってちゃんと行動していた、と沖縄の基地反対を憂う声もあり、こういう良識ある人達も居るんだと救われる思いがしたが、それにしても『こんな人達がいざ有事の時に本当に日本を救ってくれるんだろうか』と怖くなる。まあ、アメリカは純粋に日米安保で『日本人を救おう』というよりは有事の際にその相手を叩く事が自国にとって有利であるかどうかが判断の基準になるんだろう。


在日米軍の軍人の数、本土所在が22078人、沖縄所在が22772人、軍属や家族を加えると総人数94217人。(外務省が平成20年に発表)
日本国内の米軍の専用施設57、共同利用施設28、一時利用可能施設119。
米軍施設の面積の33%は北海道、これに次ぐ22%は沖縄県に集中している。

権造の個人的な意見としてはこの数は多すぎると思う。
抑止力をキープしつつ動かせるものは国外に動かすことって出来ないのか??
国の防衛力の在り方だとか、そういう大元の問題から考えていかないと、結局はずっと問題の先送りになるんだろう。
上の松田さんによると、演習に使用されている鳥島という島なんかはすでに原型を留めずに10年もすれば消えてなくなるだろう、ということだ。
ラムズフェルドが言った「米本土ではありえない世界一危険な基地」なんて占領下に置かれている訳でもない現在の日本が我慢し続けないといけないものだとは思わない。



この話、こっちのお客さんに話したら日本にそんなに米軍基地があるという事を知らない人が殆どだった。で、聞かれる。『なんでそんなに一杯狭い日本に基地があるの?』
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最終更新日  2010年05月24日 13時39分23秒
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