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カテゴリ:外から見た日本について
ずいぶん長い間諸々の事情によりサボってしまった。 何よりもまず、今回の地震で被害に遭われた全ての人に心からお見舞いを申し上げます。 余震や原発事故や節電で切迫した中、長々としたいつもの駄文をアップするのはみなさんの生活が落ち着いて時間を気にする事なくパソコンを使えるようになってからにしようと思う。下に書く文章もMIXIやTwitterでアップしたものなので見た人はすっ飛ばして下さい。 3/17にアップしたもの: 今日は地震後初めてのジャパンバッシングを受けた。それもコテコテ保守派の同僚から。今回の原発事故で放射能を出してる責任を日本は一体どうやって取るっていうの、との事。私は保安院の人間でもなく東電の人間でもなく官房長官でもないから、自分の思う事をオロオロせずに言ってやった。 『今の時点でどのくらい影響が広がるのか分からないけど、日本人として大気中に放射能を放出してしまう責任は感じてるし救援活動中に被爆したアメリカ兵にはとても申し訳ないと思う。この事故の国としての責任の取り方?スリーマイル事故でアメリカ政府がどんな責任をとったのかは知らないけど、あなた知ってる?日本はこれからの安全なエネルギー産業のあり方を国力挙げて取り組むと思うし、それを世界中に広げるのが使命になったと思う。それより今は被害が最低限に収まる事を願うのと今自分に出来る事って何って考えるだけで精一杯。でもきっちり日本人として日本の政府には原因究明をちゃんとやって欲しいと願ってる。』 結局、しーーんとなっちゃってその後は仕事にそれぞれ戻ったんだけど、その時居合わせたほとんどのお客さんが帰る時に私の肩をたたいていったり、フロントに寄付のお金を置いていってくれたりした。 こういうバッシングはこれからもきっと起きてくると思う。この国って半分はコテコテの保守派だ。仮想敵国が無いとまとまらない国だ。いたわりと攻撃の混じりあった国だ。 こっちのニュースでも現場に残ってる人達をヒーローと讃える記事も多い。ヒーローだなんて軽い言葉じゃ言い表せないと思う。この人達の活躍の陰に隠れている東電の責任者と保安院、そして安全だと言い続けた政府には、後々きっちりと対応してもらわないといけないと思う。 美談でうやむやにする事は絶対に許されない。 それまではとりあえず全力で現場で働く人達のバックアップや被災者の支援救助にあたって欲しいと思う。 で、私は誰にバッシング受けようが絶対に自分の信念で反論しようと思ってる。 そんな感じで今日はちょこっとトイレで悔し涙と嬉し涙を流しつつ仕事終了。 寄付はたくさんの人にやってもらってます。 以上。 職場のサロンの今週の売り上げの一部を義援金として寄付してもらう事になっている。どこに居ても出来る事は必ずある。 日本の皆さん、全力で応援します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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