カテゴリ:お知らせ。
4月25日がきました。
107もの大切な大切な命が奪われた事故から4年が経ちました。 去年の6月、事故後初めてJR福知山線に乗車しました。 駅でもないのに電車のスピードが急激に落ちて、事故現場に近づいたんだなとわかりました。 献花台が見えて、傷だらけのマンションの壁とすれ違った後、ただただ涙が出てきました。 なんであの日・・・と、誰かを責めても、いろいろ考えても、107の命は帰ってこないのに、どうしようもないのに、亡くなった人、ケガをした人、今も後遺症に苦しむ人、大切な人を奪われた人のことを思うと、悲しくて悔しくて仕方がありません。 先日献花台へ行き、マンションの壁を前に手を合わせると、ここでたくさんの命が奪われたことへの恐怖と、悲しみと、何と表現していいのかわからない、ただただ深く沈んだ気持ちに包まれました。 前へ歩き始めた人もいれば、4年前のその場所から動けないままの人たちもいます。 同じ4両目に乗っていた方が、去年自ら命を絶ったことを新聞で知りました。 その人が亡くなったのは、弱かったからではありません。 でも、やっぱり生きていて欲しかった。 その人が生きているだけで、ただそれだけで、幸せな人が必ずいるからです。 1つの命には、たくさんの命がつながっているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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