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2005年09月13日
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カテゴリ:日記

音響関係の本を見ると、よく具体例として日比谷公会堂の音響実験が載っています。
その中の残響特性の表を見ると、音源として「ピストル」があり、
周波数別に残響時間がオーケストラなどの他の音源と共に載っています。

なぜ花火とか爆竹でなく「ピストル」かというと、こんな出来事があったようです。

日比谷公会堂の残響を測定するのに、大きな音の出るもので何かないかが探していて、
知り合いの警察署長に「拳銃」のように単発で大きな音の出るようなものがないか相談したら、「それじゃ警官を1人そちらに送ります」って事で、実際にピストルを使って実験することになったらしい。

実験の様子は、ステージの端から警察官が中央まで歩いて行き、的にめがけて「パン」「パン」「パン」と一定の間隔でピストルを発射。
決められた数だけ撃つとそのままステージの端へ。

こんな感じで実験は終わったそうです。

今じゃ絶対できない実験として語り継がれていますが、
ネットでこの話を探しても出てこないので、検索エンジンに拾われるかどうかは別として、ここに記録しておきます。





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最終更新日  2005年09月13日 13時39分55秒
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