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カテゴリ:四方山
この谷は、琴南から満濃に抜ける途中にあります。 今は切り開かれて、昔の面影はなく、普通の淵です。 ガーラ淵という言葉のひびきが好きです。 カタカナの地名はファンタジーみたいで何かいいですね。 そういえば、屋島のレイガンも、音だけ聞くと何となく素敵です。 昔この谷には、フルツクの大群が住み、底無しの淵には、ガーラが住んでいた。 ガーラは人食いで、身の丈3メートル。尾はヤリのように鋭く、両手は二本の長刀のように長い鎌。 頭は青く、目は光っている。二本の角の先は、八又となる。口は常に鮮血に染まり、通る人を尻から食らった。 人は尻抜きガーラと恐れ、この谷に入る物は無くなった。 天川に向かう酒部黒麻呂によって、沈められたという。 人の襲い方はカッパのようだけど、大きなタガメの化け物らしい。 酒部黒麿(酒部黒麻呂)についてはこちら↓ 天川神社の百度石 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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