|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日 授業が終わって生徒が帰った数分後 塾のドアをノックする音が(施錠していました) 一瞬 お迎えが来ない生徒を締め出してしまったのかなと思ったのですが そこには生徒らしき姿と保護者らしき姿が見えました 何かの相談事か退塾を伝えに来たのかと頭がよぎりました しかし次の瞬間 生徒ではないと判断したと同時に3年前の卒塾生であることに 気づきました そうか!高校卒業後の進路が決まったから報告に来てくれたのだと そして進路をたずねると 看護学校に推薦で決まったとのこと 看護師になることを目指していた子なので 夢への第一歩を踏み出したことになります そのような報告を僕に伝えたいと塾の授業が終わるのを見計らって 来てくれたのです 高校受験時にはちょっと上手くいかなかった子だったのですが 紆余曲折がありながらも最後まで走り抜いた子でした 当時、僕はいろいろな経験をしたけど 数年後に思い返した時、これが一番の道だったと気づける時があるよ 他の子がしない経験をできたことは絶対に人生の財産になるよ と話をしたのを覚えています お母さんもそうなってほしいと思います 先生が塾で励ましてくれたから最後まで頑張れたんだと思います と仰ってくださっていましたし 本人も素直に僕のアドバイスに頷いてくれていました それから3年が経って まずはそれが証明できたと思います いやいや、まだまだこれからいろいろな経験を乗り越えなければなりません 推薦の試験では小論文があったのですが 塾で文の書き方を習っていたのが役に立ったとも言ってくれました 高校も良い高校に通えたと思っていますと言ってくれました これらの言葉はもちろん嬉しいですが 全ては この子が常に前向きに素直に努力できる子だったからだと思います お母さんも本当にいい子に育てられたと思いますし その分、苦労もされたと思います 僕の影響力なんて微々たるものでしかありませんが こうやって3年経って忘れずに報告しなければと思ってもらえる存在であったことに 改めて、この仕事をしていて良かったなと心が洗われる思いができました 将来 逆にどこかの病院で看護してもらうことがあるかもしれません それまでに立派な看護師を目指して新たな努力をしてほしいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 16, 2024 08:16:51 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|