大型客船は急には止まれない
先月、ドライブで晴海に行ってきました。展望デッキに上がると、夏にもかかわらずとても心地よい風が吹き暑さも吹飛ぶ避暑の穴場なのです。外海を見ると韓国から戻ってきた大型客船が今まさに入港しようとしています。もう目と鼻の先(100m位)まで来ているのですが、なかなか接岸しません。大海原を優雅に泳ぎまくった大型客船も湾内では身動きがとれないのです。へたにエンジンを回したら送迎デッキに激突してしまうのでしょう。ほぼエンジンを切った状態で入港してくるのですが、そのスピードは非常にゆっくりと、しかし確実に近づいてきます。やがて数隻のタグボートが近寄り、大型客船の側面をグイグイ押します。ここから先、客船はまな板の鯉状態でタグボートとデッキ上作業員が操る太いロープで20~30分かけて接岸していました。大型船は急には止まれないのでこのような連携プレーで接岸するのですね。ここ東証一部の大型船もなかなか止まらないようです。外人買いのエンジンを積んだ船は着実に上げ続け、特に鉄とメガはにぐいぐい進んできます。先週から何回も書いていますが正直スピード調整の場面と思っているのに予想を裏切る強さです。大型株を持っていない私としてみれば羨ましい限りなのですが小型株にはタグボートのように機敏な動きが出来ると信じ、今しばらく出番を待ちたいと思います。(必殺高値つかみの術は封印中)本日は東セロが権利落ちをこなし700円乗せました。板の開きが気になるので外してみましたが、外すと上がるの法則があるので明日はきっと上に行ってしまうでしょう。でも本日二万マイル時価総額は最高値更新です。(ビリケンさんありがとう♪)明日以降の監視銘柄はIPO後、下げまくり銘柄である(3385)薬王堂と明日新規上場する(4568)第一三共です。薬王堂はそろそろ売り物が枯れてきたように見えます。青森、秋田、宮城の東北3県に展開しているドラッグストアですが店舗は、市街地中心と郊外に立地する300~450坪のスーパードラッグストアに分かれた自社ブランド中心の低価格商品で頑張っています。第一三共は合併効果が良い方に出れば武田君の背中が見える位の潜在能力がありそうです。合併前に値段が抑えられていただけに売買停止期間の日経の怒涛の上げによって相対的に安い出遅れに見えます。基準価格は武田君の1/3だけに1年後の株価が注目ですね。話の種に今回の13000円突破の大相場では大型株(時価総額上位10社)はどれだけ先月から上げているのかまとめてみました。(YAHOO FINACEより先月末と本日引け値を貼り付けました)1 7203 トヨタ自動車 4,500 → 4,9602 9437 NTTドコモ 177,000 → 204,0003 9432 日本電信電話 480,000 → 556,0004 8306 三菱東京 1,130,000 → 1,260,0005 8411 みずほ 614,000 → 678,0006 8316 三井住友902,000 → 1,010,0007 7267 ホンダ 5,920 → 6,0408 4502 武田薬品工業 5,970 → 6,6409 7201 日産自動車 1,156 → 1,24510 7751 キヤノン 5,570 → 5,910凄いですね~。先月末比だと時価総額上位10社ファンドに二万マイルファンドは負けました(^_^;)焦らず怠けずゆっくりと頑張ります♪