カテゴリ:今日のきものコーデ
私の家には祖母が着ていた着物が一つあります。それは幾何学模様の泥大島紬です。
少し青みがかった黒に幾何学模様が入っています 祖母が4年前に亡くなった後、母が形見としてもらってきたものです。 母は普段は着物を着る人ではなかったのですが、この泥大島紬の着物は祖母が「これは高かった」といつも言っていたらしく印象的だったので、もらってきたのです。 でも祖母と母は背の高さが10cm違うこともあって、母がこの大島に袖を通すことはありませんでした。ずっと押し入れに仕舞われていたこの大島紬。 次に表に出てくるのが、まさか母が亡くなった遺品整理の時になろうとは… 母が癌で3月に亡くなり、遺品を順々に片付けていきました。洋服はいろいろな人の元に。 でも着物は着れる人が少ないので、残りました。その中に祖母のこの泥大島1着も。 祖母と母は身長が約10cm、母と私も身長が約10cm違います。だから祖母と私はなんと20cmも身長が違うのです。 この泥大島に袖を通してみると裄もつんつるてん、身丈も対丈の長さ。この泥大島は私にはさすがに無理かな… でも、あきらめきれず、専門家の先生にぎりぎりまで丈や裄を伸ばしていただくことに。 今日、きちんと着てみました。袷ですからまだ時期は早いのですが… ちょっとうまく締めれていないなぁ。でもきれいな柄です。 おばあちゃんの泥大島紬…なんとか私が着ることができました。 ただ対丈なので、どうしても前が開いてきがちです。今日は家の中だけで着ていたので良いのですが、外に行くのにはちょっと不安が… みなさん!対丈のきものの上手な着方を教えて下さい! 中に隠しひもを付けた方がいいのかな?(作無衣みたいな) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.14 20:59:33
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