カテゴリ:日本の四季
大垣の有名和菓子店「つちや」の干し柿を、安藤雅信さんの銀彩花皿に乗せて。
「御前白柿」に使われている堂上蜂屋柿は岐阜県美濃加茂市にある集落で採れる渋柿で、この柿から作られる干し柿は平安時代から朝廷に献上されていたそうです。江戸時代には干柿一個=米一升で計算されていたという記録も。その堂上蜂屋柿を使っているのがこの「御前白柿」。形の良い柿を選び、丁寧に皮をむいて、竹のすだれに吊るします。そして40日間の間、昼は日光に当てながら、毎日一個一個ワラのハケでブラッシング、夜は露を避け、屋内に取り入れます。一滴でも水がつくと果糖の結晶ができないそう。この1つの干柿に多くの労力と愛情が掛けられているのですね~。 藤田耕三さんの銀彩線刻深皿 続いておせち料理の取り皿に使ったのは藤田耕三さんの銀彩線刻深皿です。適度な深さがとても使いやすいお皿。でも残念なことに藤田耕三さんは現在器作りをお休みされているので、新作が見られないんです…。大好きな作家さんのひとりで深皿以外にもよい作品がたくさんあるんです。 木村年克さんの銀彩パイ皿 【販売ページ】 リャビーナで扱っている銀彩のお皿は木村年克さんのもの。まるでパイ皿のような形でしょう!この器のすごいところは銀彩でありながら、なんと電子レンジ調理に使えるところです。特殊な技法を使っていらっしゃるようで、「金や銀が使ってある器は電子レンジ厳禁!」の常識を見事に打ち破っています。大きさもほどよく使いやすい器。ぜひお試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.28 02:43:02
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