カテゴリ:名古屋の和レトロ
この100形は昭和32年から、昭和63年まで走っていました。 名古屋に住んでいる人、住んでいた人ならばきっと懐かしい!と思っていただける、地下鉄東山線を走っていた「黄電」です。私もお世話になりました。そんな懐かしい黄電ちゃんに「レトロでんしゃ館」で出会うことができました! 当時には入ることができなかった、運転席にも潜入!イスがとても小さくてびっくり!!太った人だったら、かなり辛い大きさです。クッションも良くないので、きっとお尻が痛くて、運転手さんも大変だったと思います。 この100形は一番古いタイプで、改良型は平成12年まで使われていました。 ところで、なぜ最初の地下鉄の色を黄色にしたかというと、名古屋を代表する画家の杉本健吉さんが、「暗い地下でも明るく映えるよう、ウィンザーイエロー(菜種色)にしよう」と提案したからだそうです。ちなみに、2番目に開通した名城線が紫になったのは、色相環で黄色の補色だったからだそう!なるほどです。 続いて市電トリオのご紹介。まずは長男の1421形。昭和13年から昭和49年まで走っていました。ダイエー上飯田店にも一時展示されていたそうです。 運転席がおもちゃの電車みたい! 次に二男坊の3003形。昭和19年(1944年)から昭和45年(1970年)3月まで使用されました。第二次世界大戦中、軍需生産に携わる工場通勤者を運ぶために、昭和19年に10両作られたそうです。引退後は名古屋市科学館に保存されていました。 茶色と緑のレトロな内部もいい感じです。 最後に三男坊の2017形。昭和31年(1956年)12月から、昭47年(1972年)2月まで使われました。名古屋の地下鉄開発研究用に作られたそうです。 日進市浅田町笹原30 名古屋市交通局日進工場北側 電話:052-807-7587
開館時間:午前10時~午後4時(入場無料) 休館日:毎週水曜日(水曜日が休日の場合はその直後の休日でない日)、年末年始(12月29日~1月3日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.24 01:02:17
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