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今日のWebookでは、「不思議な会社」を御紹介しました。名古屋の近くにある名南製作所のことです。
創業当時は、夜学に通う社員も多くいたようです。中小企業に有名な大学卒の人が来る環境になく、採用も苦労していたようです。 そんな当時(30年も前の話)、夜学に通う社員は、会社に対して夜学の補助を要求していたという。どこの中小企業もそうした補助をするのが普通だったらしい。ところがこの会社、シブチンの社長というわけではないが、いっさいその補助は出さなかったという。 せいぜい、4年の定時制を卒業したときにお祝いにスーツを仕立ててくれる程度。 スーツのプレゼントは恒例なのでもらうほうもあまりうれしがらない。あるとき社長が言った。 「社長としてさらに立派なプレゼントを渡そうと思うが受け取ってくれるか?」 なんだろうと思っている一同に、社長はつづける。 「君達は、自分でこの4年間の苦しい期間を乗り越えて偉業を成し遂げた。これは先生も我々もそして君達も喜ぶべきすばらしいことだ。この目には見えないがすばらしい贈り物をぜひ受け取ってくれ。一生身についてはなれない金では交換不能な贈り物だ。 これまで会社は、一切の資金援助をしなかった。それに不満があるものは遠慮なくいってくれ。もし費用負担の面で不満があるものがいたら、4年間の学費の一切を支払うように会計に命じてある。ただし、受け取った以上、学ぶという魂を会社が買ったことになる。 受け取る必要の無いものは、自分の魂を自分で育てたものだ。 どちらを選んでもいい。選ぶのは君達だ。」 数十年間、いまだに金を受け取りに来たものはいない・・・ --- なんてかっこいい。感動的だ。 この他、 黒板に書いておくだけで誰でも議題を出せる経営ミーティング、 本はいくら買ってもいい、一番熱心な人が新しいことの専門家になる、などなど会社のあちこちにある「不思議」な世界は、見に行く価値があるようだ。 浦羽さん、いきましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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