テーマ:英国ブランドに夢中!(18)
カテゴリ:英国の事
私はこの冬ずっと手袋を捜し求めていたんですよ。
というのも現在もON・OFF問わず使っているのが、10年位前に結婚した友人の新婚旅行のお土産で頂いたもので、もう限界かなーって去年くらいから思い始めていたからなのですね。 その友人はまあ離婚したんですが、私はその手袋と10年位付き合っていたわけです。 イタリア旅行のお土産ですから、当然「Made In Italy」と表示されていますが、正確にはコストの事を考えれば東欧でしょうね。現時点では欧州には正確な原産地を表示する義務はありませんからね。 まあそんな事はどうでも良いのです、ずっと使っていたのには理由があって、新しく買う余裕がなかったって言うのは勿論ですが、何よりお気に入りだったんですね。細身の紺のバックスキンで中はカシミア。とにかくもらった時にはとても嬉しかったのを覚えています。 しかしながらロンドンまで出向いても、気に入ったものは見つからずにいました。もちろんダンヒルやバリー、チャーチ等には良いものがいくつかありました。しかしながらいかんせん高い!、価値観の問題でしょうが手袋に100ポンド(約2万円)は出せませんよ。 そこで考えたんです、冬が終るころにアウトレットに行って探してみようと。きっとそのころには店頭で売れ残った商品が集まっているはずだ!そう思い、しばらく探すのをやめていました。 そして今日それを実行したのです。 ありましたよ、お気に入りが見つかりました。 黒のバックスキンで赤ステッチの入った中がカシミアの手袋。 やはりどこかで今まで使用して来た手袋と同じようなものを求めていたんですね、目にした時それこそ「これだ!」って思いましたよ。運命です。値段もお手ごろ!店頭価格は勿論100ポンド近くしますけど。 今回も勿論!英国ブランドを選択。【ギーブス&ホークス】です。 スーツ好きは誰でも知っていますが、特に女性の方はご存知な方は少ないと思います。しかしながら日本にも2005年9月に進出を果たし、2006年2月には軍艦店を表参道ヒルズにオープンしたそうです。(表参道ヒルズって?知らない。) 英国紳士服の聖地サビル・ロウの1番地に本店を構える、老舗中の老舗。ビジネスマンとしての最終的な目標はここでのビスポークですなあ。とても今駐在中は不可能です。(悲) ちなみに、もうこれまた良く知られたうんちくですが、日本の背広と言う表現はこのサビル・ロウから来ていると言われています。 ここの手袋を手に入れたわけです、スーツでないのが残念ですが。 来年使いますって言いたいんですが、寒いんですよ英国!もう寒い!今日のニュースで去年の今日は20度あったんだそうです、今日は0度ですからね。いつになったら春が来るんでしょうか? どうやらこの手袋は今年も活躍しそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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