テーマ:プロ野球全般。(13352)
カテゴリ:英国の事
日本では、いや野球を愛する国では、WBCのネタで持ちきりだったであろうここ最近。
もちろん英国はその「愛する国」ではないので、当然の事ながら地上波での放送はなく、情報はインターネットのみでした。だから実際日本が優勝した!と聞いてもいまいちピンと来なかった。 とは言え、今になってナショナリズムが「ムクムク」と沸いて来て、実際はなんでか嬉しい。 初めて「WBC」と言う言葉を聴いたとき、ああボクシングか・・・(WBC世界ヘビー級チャンピオンとかね)と思ったくらい、ここ英国にいると情報がはいらず、関心がなかった。 まあ実際はそれが本当の理由ではなく、もともと私は野球少年ではなかったし、野球にそれほど興味がない。もっと言えばあの小さなボールは怖い。(恐らく小さい時のトラウマ) 冗談ではなく駐在先が英国で良かった事の一つには、野球に興味がない事かもしれない。熱狂的な野球ファンであれば、駐在期間5年なんて精神的にもたないだろう。実際しばらくと言うか5年くらい野球をテレビで見ていない。 良く「やっぱり野球がないとすればサッカーばっかり何ですか?」なんて聞かれるが、確かにフットボールは特に冬はほぼ毎日、なんらかしらが見れる。とは言え、フットボールだけが英国のメジャーなスポーツではない。 夏になればクリケットやテニスなんかがバンバンTVで流れるし、スヌーカーやダーツなんかもスポーツとして扱われている。ラグビーもハイソな方々にはメジャーだし、WRCやF1等のモータースポーツも根強い人気がある。 でも野球だけはどうにもないのである。 WBCが日本で話題をさらっていた時、英国では4年に一度の「英連邦スポーツ競技会」が連日テレビ中継され、五輪並みの盛り上がりを見せた。私が駐在1年目に一瞬オリンピックと勘違いした大会だ。 実際男子100Mなんかは真剣に見入ってしまった。ただ、各国で単純にタイムが良い順に選手が参加しているのか?、最低基準がないのか?、トッブとの差があまりにも出る組があって、見ていてどうにも痛々しかった。もうカール君状態。 また国によってユニホームの力の入れようが違って、近年は短距離走と言えば、ピチッと体にフィットしたものがほとんどだが、ある国のユニホームは明らかに ただのT-シャツ だったりして、かなり笑えた。(お国の事情ってやつですかね?) 英連邦は不思議な集まりで、かつて英国の植民地だった国々を中心に今でも仲良くスポーツ大会を開き、きずなを深めている。だから国旗にはオーストラリアのそれのように、英国の国旗が端の方で小さく主張をしている国が多い。 かつて植民地だった国だけの集まりかと思い、競技を見ているとモザンビークのように、英国とは無縁の国まで参加していて何だか笑える。来るもの拒まず、去るもの追わずの精神だろうか?かつての大英帝国も地道な努力をしているんですね。何かの時のために? 4年に一度の大会と言う事は、次大会は日本にいるだろうから、見る事が出来ない。なんて前回日本で開催されたワールドカップの時も、次回ドイツで開催時には日本にいるから、タイムリーで見れないなあ。なんて思っていましたが、間違えなく今回も英国で見る事になりそう。 さすがに「英連邦スポーツ競技会」次回大会は絶対見たくないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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