カテゴリ:思った事
海外にいるせいもあってほとんどと言って良いほど新書には手が出ないんですが、さすがにこの本だけは前々から読みたいなと思っていて、先日ついに例のごとく妹に頼んで取り寄せた。
とは言え、もう新書とは言えないくらい時間がたっているので、この日記を読んでいる方々の45%既に読んでいるのでは?と思っている。 既に色んな方々がこの本に関してコメントを書いているだろうし、「サラダ記念日」程ではないが、新しい本ではないので、ここではあえてレビューは割愛させていただく。 もともとリリーフランキーなる人物を知ったのは、日本から友人が送ってくれた「水10ココリコミラクル」のビデオを見てからだ。あまり口数は多くないが、開くと結構面白い事を言う人で、とは言うもののいまいちぱっとしないどっかのオッサンだなあと思っていた。 余談だが私の辞書の「ク」の欄に既に登録されている、「クンクン肩車」という言葉を知ったのは彼の発言からだった。 しかしながらこれだけは書かせてもらいたい。 恐らく、いや間違いなく 活字を読んで涙したのは初めてだろう。 もちろん映画やドラマを見て映像に助けられて泣いたことは幾らでもある。 しかし活字だけで泣いたのは、間違いなく初めてだ。 良く色んな本のレビューを見て 「思わず涙が流れていました。」 的なのを見ると 「そんな事可能なの?」 って言うのが読む前の感想でした。 しかし今はどんな事も初めから「不可能」だと決め付けてはいけないなあって思う様になった。 海外にいてしばらく親孝行らしい事も出来ずにいるせいもあって、「家族」と言うものを私なりに考え直す良い機会ともなった。 それこそ「結婚」なんてのは高校生同士だって出来る、しかし「家族」って言うのは時間をかけて作っていくもので、そう簡単に誰にでも作れる物ではないのです。 この本を読み終わって改めて「家族」を大切にして行こうと思ったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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