テーマ:メンズが面白い(657)
カテゴリ:英国の事
先週の土曜日、修理に出していた革靴が出来上がったとの連絡があったので、ロンドンまで取りに行った。
英国ではめずらしく日本の様に蒸し暑い午後だった。 リージェントストリートにあるその店は、私がはじめて英国産革靴を買った店なんですね。だから少なくとも5年以上は存在している事になります。それだけ英国人にも観光客にも受け入れられている老舗の店なんですね。 なぜこんな事を書いたのか?って言うと、不動のように思われますが、私がいた5年間でリージェントストリートにある店舗は、結構入れ替わりが激しく行われているんです。例えば今回ちょい久しぶりにリージェントストリートに出向いたら、知らぬ間になんとあの「BROOKS BROTHERS」がOPENしていたのです。 ブルックスと言えば現在の日本での事情は知りませんが、私が大学生の頃はそれを着ていればまず安心って位、日本では万人が知っていて、クオリティーも高く、誰からも信用されていたブランドでした。(今もそうでしょうが・・・)そういう私もスーツはさすがに高くて買えませんでしたが、社会人に成り立ての頃白のボタンダウンを愛用していました。 どうしてこのタイミングで「ブルックス・ブラザーズ」が英国のしかもリージェントストリートにOPENしたんだろう?あれだけの激戦区であえてOPENしたんだろう?それとも英国人はやはりアメリカ好きが多いのか?それとも観光客狙いなのか?と余計な事を考えてしまったのです。 店内を徘徊しましたが、これと言って欲しいもは見つかりませんでした。個人的な感想としては優等生過ぎるんですよね、ブルックスは・・・まあそれが売りって話もありますが。 無類の英国ブランド好きの私としましては、欲しいものがあっても「欲しくなんかないさ」と強がるでしょうけど・・・浮気はしないぞ!と心から誓った蒸し暑い午後だった。 とは言え、ブルックスも元々はヘンリー・サンズ・ブルックスが当時人口4万人ほどだったニューヨークの港近くに、英国から買ってくる服と英国製服地での仕立服を手がける紳士衣料品店(HSブルックス商会)として創業したのがブルックス・ブラザーズの始まりなんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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