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先日、あるチーズ会に出席をしましたら、お隣に座っていらっしゃったのが、偶然にもショッピングソムリエで同じチーズを担当する圓子千春さんでした!お互いに「どっかでお会いした事あるなぁ」と思っていたら、ここでお会いしていたのでした(笑) その圓子さんも書かれていましたが、イタリアのモツァレラからダイオキシンが検出とのニュースが流れてきました。幸い一部の商品だけで日本に入っているものは安全が確認をされているようです。 それでもやはり不安なのか「国産の美味しいモツァレラ知らない?」と聞かれます。以前ご紹介をした堤田さんなどたくさんいらっしゃいますが、1人上げるとすれば釧路に近い白糠町でイタリアタイプのチーズを作る「白糠酪恵舎の井ノ口さん」をご紹介します。 何度もイタリアまで足を運び、技術を習得してきた井ノ口さん。チーズに対する考え方はもちろん、生活そのものがイタリアン!極めつけは細面の彫りが深い顔に髭を生やして“チョイ悪”の風貌はイタリア人そのもの! 井ノ口さんとの出会いは約5年前。当時チーズ製造の研修をしていた私は、知ったような口で「旨いチーズができないんです」と話かけると「バカヤロー」一喝されてしまいました。しかし、ひるまずに食い下がって話をお聞きしていたら、その後は色々と教えていただく事ができました。井ノ口さんのチーズ造りに対する思いは誰よりも真剣で、尊敬をする職人の1人です。 その井ノ口さんから教わった事。 「チーズは日本の漬け物と言うけど、それはフランスチーズの話。イタリアのチーズは食材に合わせて色々なチーズを使い分け料理に取り込んでいく。いわば、味噌や醤油のような存在なんだよ」 味噌や醤油は、素材の旨みを引き出してくれる発酵調味料。イタリアチーズもお料理に使うと素材の味を引き出してくれます。日本で“イタメシ”がブームになったのは、その似た食文化にあるのかもしれませんね。 「イタリアチーズはただ旨いだけではない。その先(料理になった時)を考え無くてはいけない」 と言い、普段からご自身でチーズ料理の研究にも余念がありません。チーズって奥が深いですね。 さて今回、モツァレラはもちろんですが「白糠酪恵舎」のチーズセットも併せてご紹介。フレッシュからハードまで種類も豊富!セットにはお料理レシピも一緒に入っています。チーズ料理は冬のイメージが強いですが、春野菜との組み合わせは今しか味わえない醍醐味です。ぜひお試しを! ※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月14日 11時02分36秒
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