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“ホエー豚”ってご存じですか?
ホエー?なんか間の抜けた響きですよね。これはチーズを作る際に出る水分で日本では“乳清”などとも呼ばれています。ヨーグルトの上澄みに出てくる水分と言えば分かりますね。

チーズを作ると牛乳中の約90%がこのホエーとなってしまい、残りの10%が固形分、いわゆるチーズになります。単純に考えると、よくスーパーで見かけるカマンベール一個(約100g)を作るのに牛乳パック1本(1リットル)必要なんですよ。

さて、その大量に出たホエーはいったいどうなってしまうのか?日本では処分をするのに“産業廃棄物”の扱いとなり、チーズの生産者が抱える大きな悩みの一つでもあります。

では、もっとたくさんチーズを作るヨーロッパではどうしていると思いますか?大きな工場ではパウダーにしてしまいますが(これは日本も同じ)、小さな農家の工房さんでは、工房のご近所には養豚場があるのをよく見かけます。そう、ホエーを豚さんなどの家畜に飲ませてしまうのです。前回ご紹介したパルマの生ハムも、実はパルミジャーノ・レッジャーノを作る時に出るホエーを飲んで育っています。

ヨーロッパではこのように伝統的におこなわれていましたが、私の住んでいました北海道・十勝では地域産業として、地元の農家と大学の共同で数年前より「十勝ホエー豚研究会」を発足。研究開発を進めてきました。
その草分け的な存在が、大樹町・源ファームさんのホエー豚です。
ホエーにはタンパク質やビタミンなど“微量栄養素”がたくさん含まれていて、豚さんのお肉はプリプリに、脂身はまろやかに、そして豚肉特有の臭みを消してくれます。
う~ん想像しただけで美味しそう・・・。

今回はこのホエー豚と北海道産チーズがセットになっています。そして何より嬉しい「送料無料」!!ギフトカードも入れてくれるので、お中元にもピッタリです。

セットのチーズには私が今までおすすめをしてきた近藤チーズ牧場や十勝野フロマージュといったチーズが入っています。こちらも見逃せません。

ハムとチーズ、きっと誰もが直ぐに思いつく組み合わせ。でもこの切っても切れない組み合わせには、実はこんな“縁”があったんです。美味しいものってやっぱり奥が深いですね!

しかし、ここ数週ずっとハムのことばかり書いていてそのうち「ハムのソムリエ」なんて言われてしまいそう・・・(笑)



※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。






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最終更新日  2008年06月27日 13時53分25秒



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