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さて前回に引き続き、ルパン三世の故郷、浜中町のチーズを紹介。 酪農の盛んな浜中町に、70年以上の歴史を誇る牧場「大友牧場」があります。大友牧場はまずは牛の健康を第一に考え、 ・健康なミルクは健康な牛から ・健康な牛は健康な草(エサ)から ・健康な草は健康な土から というこだわりを持って牧場が運営されています。 その牛乳を使ってチーズを作るのが、息子さん「おおともチーズ工房」の大友孝一さんです。 1999年、21歳の時にチーズ工房を設立。その2年後にはオールジャパンナチュラルチーズコンテストで、出品チーズが入賞をすると言う快挙を成し遂げた、今注目No.1のチーズ職人です。 その高い製造技術は、以前ご紹介した近藤さん(5月23日参照)から受け継がれたもの。後継者問題で揺れる昨今、こうして最高の技術が若者に受け継がれていくと言うことは非常に喜ばしい事ですね。 「おおともチーズ工房」では数種類のチーズを製造していますが、その中でも勧めチーズ数点をピックアップ。 まずは近藤さんの元で学んだハバーチがモデルの“レクタン”。セミハードタイプの熟成3ヶ月であっさりしたお味。ヨーグルトのような酸味が特徴で、お野菜との相性もよく、そのまま切ってビールのおつまみにもピッタリです。2003年のコンクールで優秀賞を受賞。 同じくセミハードの“ミルドー”。こちらは赤い表面でちょっぴりクセがありますが、加熱をするとマイルドでコクある風味に変身。ピザやグラタンにピッタリです。2001年、2007年と2度コンクールで優秀賞を受賞。 そして、私の一番好きなのはハードタイプの“オラウンベツ”。熟成6ヶ月、約10キロもある大型チーズです。チーズおろしで削ってお料理にも使えます。しかしナッツのような風味を感じることができるこのチーズは、そのまま切ってワインと一緒にいただくのが最高です! こちらのオラウンベツは大きな玉から切り立てを送ってくれるお店もあります。大型チーズは切り立てが一番おいしいです。嬉しいですね! 職人になって10年足らずで一流職人の仲間入りをした大友さん。更なる飛躍が楽しみな若手職人の味。早く食べないと“ルパン三世”にその味を盗まれてしまいますよ!(笑) 追伸 この文章を書いている最中、なんと大友さんに男の子のお子さまが誕生したと連絡をいただきました!きっと何かの知らせがあったのですね! 皆様“出産祝い”も兼ねて、ぜひご購入をしてあげてください! ※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月23日 10時27分34秒
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