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“パスチャライズ牛乳”というのをご存じですか?黄色と赤のパッケージに大きく表記してあります。西日本の方はスーパーなどでよく見かけていると思いますが、東日本の方にはほとんど馴染みが薄い事でしょう。 酪農というと、一番のイメージは北海道ですね。それもそのはず全国の約90%を生産しています。ついで多いのは栃木、群馬、千葉などの関東地方の山間部、小岩井で有名な岩手県などです。西日本では九州・熊本で盛んですが、大きな酪農地帯というのはあまり見あたりません。とは言え、西日本でも美味しいミルクを作っている酪農家さんはたくさんいらっしゃいます。特に本州西部の山岳地帯は見逃せません。 その中でも草分け的な存在なのが“パスチャライズ牛乳”で有名な木次乳業さんです。木次乳業は、出雲の国・島根県に昭和37年創業。山を切り開いて牧草地を作るのではなく、山岳地帯でも飼育可能な、ブラウンスイス牛を導入した「山地酪農」を行っています。ブラウンスイスはホルスタインなどと比べても足腰が強く、険しい山道もどんどん登っていってしまいます。牛舎で繋がれた牛ではなく、山道を歩いて自然の草を食べている健康体の牛たちですから、そのミルクは美味しいに決まっています! その健康なミルクが“パスチャライズ牛乳”になります。変わった名前の牛乳は、有名な学者パスツールが発明したパスチャリゼーションという方法で低温殺菌(65℃30分)された牛乳の事。一般に流通されている、高温殺菌(130℃2秒など)の牛乳とは違い、風味が生きていて、熱によるカルシウムやタンパク質の変質も少ないので消化吸収も良いと言われています。 さて、ミルクが美味しければもちろんチーズも美味しい!木次乳業はオールジャパン・ナチュラルチーズコンテストの常連です。 「プロボローネ」は第1回、第2回コンテストで優秀賞を獲得しているチーズ。イタリア原産のチーズで、モツァレラチーズのように繊維質を作りながら作り、熟成をさせます。しなやかな歯ごたえのこのチーズはそのまま切っておつまみでも、グラタンなどに使っても美味しい。やさしい味わいですので、どなたにでも楽しんでいただけます。 残念ながら“パスチャライズ牛乳”は楽天市場内で見つける事ができませんでしたが(きっと流通事情のためでしょう)目立つパッケージですので、見つけたらぜひ一度飲んでみてください。ひと味違いますよ! ※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月28日 14時09分57秒
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