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カテゴリ:お買い物する?
◆ぼんくらですから・・・・
ご無沙汰しています。 さて、唐突に我が後輩のNの変身劇に入ります。 「バッキー、2、30万用意しとけっ」 そんな勇気は無いだろうと思いつつ、退社時間になると、 Nがやって来て、 「今日はどこに連れて行っていただけるんでしょうか・・げへへへっ」 引きつった笑いは本心ではないなぁ・・と感じつつも、 「く、久留米に行くじぇ」 無理にテンションを上げつつ、づかごんが車でNを迎えに行きました。 どこに行くか・・・おしゃれな店など、実はづかごんも知らないのですが、 「あんた、男はまず身だしなみばい!」 「こ汚いかっこうしとるけん、彼女のできんたい!」 「いろいろ知っとるとこはあるばってん、今日は久留米の青山に行くか!」 青山など、ちまたにある紳士服の専門店で、別に珍しくもないのですが、 づかごんも普段ユニクロとか、イトーヨーカ堂(福岡にはありません)ぐらいしか 行かないわけで、先輩面する割にはたいしたことは無いのです ------------------------------------- 青山に着くと、づかごんは辺りを見回しました。 いました、いました。女性の店員さん。 Nに適当に洋服を見せといて、づかごんは女性店員さんに話しかけました。 づかごん:「すいません。ちょっとお願いがあるんですが。」 店員さん:「なんでしょう?」 づかごん:「実はあそこにいる男、僕の後輩なんですが、全くもてない」 「何とか変えてやりたいと思ったんですが、まず洋服からばい、と思って・・・」 店員さん:「そうですね」 と笑いながらNを眺める店員さん。 づかごん:「彼女もこの四十数年おらんとです。」 「助けると思ってコディネートしてもらえんですか」 店員さん:「わかりました。やってみましょう」 満面の笑みを浮かべた店員さんはさっそくNのもとへ。 「どんなのがお好みですか?」 N :「このみといわれましてもですね~」 づかごん:「こいつは母さんが選んだ物ばっかり着とったんですよ。」 「会社用ですが、少しカジュアルで明るめの色にして下さい!」 店員さん:「じゃぁこちらの白いスラックスなど・・・・」 づかごん:「いやぁ~それは会社用には明るすぎますねぇ。」 などと、Nそっちのけでづかごんの思う小綺麗なイメージをお願いしまして・・・ Nはというと、「ホウ、ホウ」などと相づちを打ちながらきいているだけ。 結局づかごんと店員さんで相談し、あでもない、こうでもないといいつつ、 スラックスを3本、ワイシャツを3枚、ベルトを2本そこで購入しました。 全体的に明るめ、というのもNは今まで煮染めたような紺のスラックス(元は紺ではなかったのかと思えるくらい煮染まっている。) と汗染みのしっかり付いた青いシャツ(青が好みと言うのですが、青がツートンに) ベルトなど、ウエストより20センチくらいでかいのですが、それを気にせず前で留め、 お腹の前で余った部分がプラプラしている(これが会社で有名で)。 まず基本セットが用意できました。 づかごん:「おい、N!そのすり切れているベルトすぐ捨てろよ!」 N :「はい。家に帰って捨てます。」 Nは物が捨てられない男で、部屋中に撮りためたアイドルだの何だのビデオテープが山積み。 これは捨てないなぁ・・・と思ったら、 店員さん:「私が捨ててあげましょう。はいもうこのベルトは寿命ですよ。」 といってNのベルトを取り去ると、お店の方で処分してくれると言うのです。 いやぁ~店員さんもづかごんの気持ちがわかったのでしょうね。 青山のこの店員さんにしっかりお礼を言って、秋冬にはまたコーディネートをお願いし、 まず最初の買い物が終了しました。 ------------------------------------- 次に向かったのがユニクロ。 づかごん:「あんた、お母さんの買ったパンツとシャツを着とるっちゃろ。」 「まず、今ある煮染まったパンツ、シャツはみんな捨てない(捨てなさいの方言)!」 「生まれ変わるなら下着も新しくせんと。」 N :「はい!」 いいながらパンツを選んでいます。 ここでユニクロのパンツを2枚、アンダーシャツを3枚購入。併せて靴下を3足・・・ ジーパンも買いたいというのでジーパンを1本。 ジーパンのウエストをあわせつつ、 「いやぁウエストが入社した時から変わらないんですよ。」 どうでもいい会話を店員やづかごんに・・・(お前のウエストが変わらなかろうと、俺にはなんも興味ないわい・・) ユニクロでも買い物を終え、次はカバンを買いに・・・ 長くなったので、この辺で次回に譲ることとしますか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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