ある日の出来事
彼は私より遅くやって来ました。 彼とはひょんなことで知り合った、地元にはいないタイプの釣り師。 彼はいつものように、あぐらをかいたまま、打ち返しを続けます。私がヤドカリ2個 使う間にこの方は5個位使います。 あ~あこんなトコ、来るんじゃなかった。潮動かんしー。餌取り少ないしー。 結構、グチリながらも、ヤド割り続けます。今日もだめみたいですねぇ 私はこの日午後から用事があるため、愚痴る彼一人置いて、とっとと帰ります。 今日はいくら粘ってもだめだって。・・・ 諦めかけた午後1時半 今まで海面にあったはずの空き缶が、なくなっていた まったく動かなかった潮がゆっくりだが、確実に沖のほうから来てたそうです。 彼は屋久島、種子島、などまでも行くかなりのおバカな石鯛師。そんな彼もこんな トコで、・・・ まさか。 モソモソの後 一気に入ったそうな。5,2k チャンスと思った彼は餌付け変え、すかさず打ち返し、糸ふけを取ると・・・ ピトンに置くまえに来たそうな。6,4k まださっきの5,2kがとなりでバタバタしてる 。うそみたいな話でしょ、でもまだ続きが、もう1匹いたんだそうな。5,1k 平成5年11月29日 大潮 干潮11:33 計16.7k 皆さん信じられます??