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旧型ヴィッツを車検に出して、あてがわれた代車はトヨタの「ベルタ」。
この車は、現行ヴィッツにトランクを足してセダン型にした車。 つまり、トランクが付いてる以外は「基本的に現行ヴィッツそのものの車」と考えて良い。 旧型ヴィッツに乗る自分としては、当然その差に興味が向く。 このベルタは1300ccの四気筒。 まだ登録されて半年くらい、6000キロしか走ってない。 (不況による販売不信で、新車の販売実績をなんとか稼ぐためにディーラー自らが購入・登録し、営業車として使用している物と思われる。) 以前、母が車を買い換えると言った時に 現行ヴィッツの1000ccの方(3気筒)には試乗した事があり その時は全く感心しなかった事を覚えているが。 (結局、母はホンダのフィットを買った。) 四気筒の1300の方は果たしてどうかな? まず、車の外寸が必要以上に大きい。とてもリッタークラスの車には思えない。 前後の見切りも悪く、実際以上に車が大きく感じる。いつかどこかにぶつけそうで怖い。 外見がブカブカでかく感じる割に、運転席は狭っ苦しく感じる。 Aピラーが運転席の頭近くに迫ってくる感じで、 実際以上に狭さと息苦しさを感じる。 この点は、母のつきそいで現行ヴィッツに試乗した時も気になった。 トランクが高く、後ろも見えにくい。 この空調の吹き出し口は、風の向きを上下と開け閉めの調節はできるが 左右方向にはスイングせず吹出し口の向きを変える事ができない。 コストダウンにしても「そこまでケチるか?」とびっくりした。 エアコンとオーディオの操作パネルも、デザインが悪く安っぽい。 自動車雑誌には「現行ヴィッツの質感は旧型から大幅に上がった」とか書かれていたが、 全然そうは思えない。 ただ、トランクはさすがに広かった。 「こんなに広くてどうしよう」っていう位に。 1300のエンジンは、さすがに良かった。 自分の旧型ヴィッツの1000では「力が足りぬ」と思う場面が多々あるが、 代車のベルタでは痛痒さを感じる事は全くなかった。 母のつきそいで現行ヴィッツの3気筒に試乗した時は 軽自動車チックな音と振動の安っぽさに心底あきれたが (車にも工学にも全く無知なウチの母ですらまったく同じ感想を口にしていた) 4気筒になった1300のエンジンは、音が静かで、走りもスムーズ。 運転感覚には乏しいが。 自分のヴィッツは凸凹を正直に拾うが、代車のベルタだと まるで「凸凹も踏み均す」みたいに走る。 ボディも強くて、ミシリとも言わない。(まあ、まだ下ろして半年の車だからな。) しかし、自分のヴィッツに感じるすがすがしさは全く感じない。 でかくて重くて、絶えず釈然としない感じがつきまとう。 やっぱり、自分の車が一番だ。 早く車検を終えて、自分の古くてちっちゃくてうるさくて臭い、 ボロボロのヴィッツに戻って来てホシイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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