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先日、日光へ行って買って来た湯葉を食べて
「高野豆腐みたいな味だと思った」と書いたが 「だったら、高価で入手し難い湯葉じゃなくて、高野豆腐を食べればいいじゃない!」という事で 高野豆腐とにんじんを、市販の和風だしで煮て見た。 ま、普通に食えるけど、色合いが寂しいので 今度は何か緑の物も入れよう。 しいたけがキクラゲも加えられたらいいんだけど。 夜は、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を見た。 べつに楽しみにしていた訳じゃなくて、むしろなりふりかまわぬ宣伝ぶりにウザさを感じていたけど 作中に登場する松山や江田島へは以前行った事があるし、横須賀の戦艦三笠も去年見物したし 何より明治という時代が好きなので「一応見るだけみるか」程度の興味だったのだが かなり面白かった。 自分が明治好きになるきっかけとなった劇画「坊ちゃんの時代」の中に “明治は日本の青春だった”という台詞があるんだが まさに その 国家の青春と個人の青春が偶然かつ幸運にも一致したその時代の機運というか雰囲気というか、 その感じを上手く見せて教えてくれた。 エンディングを見たら、件の劇画「坊ちゃんの時代」の原作者・関川夏央氏が“脚本詰問委員会”の一員として参加しておられた。 どうりで。今、明治を描くのに この方に声が掛からない筈がないからな。 (もともと、NHKの歴史番組にコメンテイターとしてよく出演なさっているし。) だが、ドラマのオープニングから主人公・秋山真之の誕生・成長を バカ正直に時系列にそってなぞって展開したので それはどうかなあ、と。 長編ドラマの第一話にしては、始まり方がいささか地味に過ぎたきらいがある。 冒頭に5分でも3分でも、 このドラマのクライマックス(の筈)である日本海海戦を視聴者に“チラ見”だけでもさせておいて、 その場にいる秋山真之の回想という形でドラマ本編部分に入るようなやり方がよかったんじゃないかなぁ…と。 勿体無いというか、惜しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月29日 18時51分19秒
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