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2011年06月12日
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前回の日記には18:30頃部屋の片づけが済んだと書いたけど、
まだ日の残っている明るさだったから本当は17:30頃だったかな?
自転車で、商店や交通の現状を確認するために街の様子を見に行く事にした。

自分は、中越や四川の地震を報道で見た頃
「これは他人事じゃなくて絶対にいずれは自分にも起こりうる」と思い
(東海地震が“起きる、起きる”と言われ続けている静岡で育ったせいもある。)
水・食料・乾電池など非常時の備えをそれなりにしてあった。
備えといっても、カロリーメイトと缶詰と「六甲のおいしい水」程度だけど。
趣味のバイク旅行で、飯をガスバーナーで炊いた事が何度もあるので、飯の心配はない。

一時期は、車のガソリンもタンクの半分になったら満タンにして「タンクを空けない」ように心がけていたけど、
最近は少々サボッてしまって、3月11日の時点では燃料計の残量が1/4になっていた。

なので、商店はともかくガソリンスタンドがやっているかどうかは気になった。

停電で街灯も信号も灯らない街に漕ぎ出すと、余震を恐れてか開いている商店を探してか、所在無さ毛に歩いている“家族”が多かった。
(何故か、皆 家族単位の数人で歩いていて、一人で歩いている人は全然見かけなかった気がする。)

部屋から一番近いコンビニ・セブンイレブンの様子を見に行ったら、まさかと思ったが営業していた。
“停電でレジスターが動かないのでお釣りは出せません”という条件付だが。
店内はすごい混雑だったが、それでも客は“千円ちょうどになるように”商品の買い合わせを選んだりする余裕はあった。
無くなっていたのは「おにぎり」「インスタント麺」「缶詰」「乾電池」。
飲料はモノさえ選ばなければ、まだ残っていた。
不思議なことに、こんな時こそ重宝されそうなカロリーメイトやソイジョイ等、より非常色の高い食品は売れ残っていた。

地震直後、実家へ無事を伝えようと携帯で一度だけ掛けたが繋がらなかったので
コンビニ店頭の公衆電話を使おうと思ったが、この時点で十人程度の列が出来ていたのであきらめた。

部屋から二番目に近いコンビニ・ローソンの様子を見に行ったら、こちらは営業を停止していた。

その後、国道にあるガソリンスタンドの様子を見に行ったら「機材点検中につき営業停止」となっていた。
3軒ほどガソリンスタンドが隣接しているのだが、どこも閉まっていた。

国道の大きな交差点には、停電で動かない信号の代わりに警官が立っていた。

最後に、部屋から一番近いスーパーマーケットと薬局を見に行ったが
やはり営業を停止していた。

まだ様子を見に行きたい所はあったが、
暗くなってきて信号も動かない中、自転車で無闇に出歩くのも利口でないと思ったので帰る事にした。
スーパーの駐車場で、やはり“放浪”していた家族の「お父さん」が『困ったことになったぞ、こりゃ…』と言っていたのが印象的だった。
確かに、自分はひとりモンだから備えもできたし、もしこのまま電気もガスも水道も2~3日動かなかったとしても「どうにかなる」けど、
子供のいる一家となると本当に大変だろう。

一度部屋へ帰り、
停電でテレビを見れないので、ちょくちょく車へ行って
ナビの映りの悪いテレビでニュースを見たり、
ラジオ(レース観戦のためにたまたま買ってあった。たまたま手元にラジオがあって本当によかった)のニュースを聞いて過ごし
ほぼ完全に日の暮れた19:00近く、もう一度最寄のセブンイレブンに行ったら
さすがに混乱に対処しきれなくなっちゃったのか、営業を停止していた。(店内にはまだ商品は残っていた。)
公衆電話が空いていたので、ここで実家へ無事を連絡。
この直前から、非常事態につき公衆電話は無料となっていた。(その事はラジオで知った。)

コンビニへの行き帰り余震を嫌ってか車の中で過ごす人・家族を多く見かけた。
(家では見れないニュースを、車のナビでなら見れるからってのもあったろう。)

その後部屋へ戻り、カロリーメイトを食べた後は、
横になってずっとラジオでニュースを聞いて過ごした。

まだ余震が頻発していたので、非常時に役立ちそうな物と数日分の着替えをDパックに入れて車に移し、
車の鍵・懐中電灯・普段いつもポケットに入っている物など最低限の身の回り品は
いつでも持ち出せるように小さいコンビニ袋に入れて、寝る時はその袋を腕に通したまま寝た。
(安心のため。これは2週間くらい続けた。)

その後、自分の部屋はワンセグの映りが悪いのだが
窓際の高い位置ならNHKが入る事を発見。深刻な被害の映像を見て唖然とする。
しかし、携帯をかざす不自然な姿勢をいつまでも続ける訳にもいかず
(携帯のバッテリーは予備を二つ持っていて、車の中で充電できるしオモチャみたいな太陽充電器もあるので携帯の電源の不安はなかった)
情報源はラジオを点けっ放しにして、寝るともなくときどき余震に揺り起こされながら不安な夜を過ごした。

そうするうちに、確か2時半頃、電気が回復した。
(電力が復旧したら気が付くように、部屋の灯かりのスイッチはONにしたまま寝ていた。)





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最終更新日  2011年06月12日 22時46分04秒
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