カテゴリ:「ええっ!?」と思うこと
今日10月8日、日本は「体育の日」祝日。
あれ??「体育の日」って10月10日ではなかったっけ? 小さい時から、10月10日の「体育の日」この祝日は両親の結婚記念日だと記憶していたが、勝手に都合よく祝日の日付が変わるとせっかくの記念日が・・・・。 と思うのは私だけだろうか?? そんなことに文句を言っていたら、ここアメリカも「コロンブスの日」で祝日だった。 カナダはアメリカより1ヶ月早く「サンクスギブンDay」だった。 そして革命家、ゲリラヒーローと呼ばれている「チェ・ゲバラ」没後40周年式典や追悼式典が行われていた。 日本、アメリカでもこの人物のTシャツを着ている若者を見かける。 うちの主人は「そいつはどんな奴か知っているか??」と若者にたずねる。 すっかりおじさん・・・ ほとんどの若者は知らない。ただのファッションである。 「そいつはヒーローじゃない!!殺人者だ!何千人も殺しているんだぞ」 主人の家族はキューバの出身。アンチカストロだ。 アメリカや他の国に住んでいるキューバ出身の人々は「カストロ(議長)」と一緒にキューバを支配した「チェ・ゲバラ」を憎んでいる。 キューバは社会主義国家だ。 私も最初はキューバの「カストロ」や「チェ・ゲバラ」について詳しく知らなかった。 主人のママ持っている数少ない昔の写真を見せてもらうと、 男性は帽子にスーツ、ネクタイ。女性は白いワンピースを着てとてもステキだ 人々が外出する際はフォーマルを装い、町には音楽、ダンスをする人で賑わっていたそうだ。 映画 アンディー・ガルシア主演の「ザ・ロスト・シティ(1997)」を見るとキューバのその時代背景が分かる。 「カストロ」がこの「チェ・ゲバラ」たちと起こしたキューバ革命後、 軍服を着た軍人が溢れ、音楽・ダンスなど娯楽が無くなったそうだ。 この俳優の家族も主人の家族同様に、家を取られてカストロに国外追放された キューバ人。このようなキューバ人はアメリカに沢山いる。特にマイアミ。 カストロは医者を沢山増やし、医療・教育に力を入れたことで有名。 キューバにいる親戚(主人の会ったことの無い従兄弟)は医者だ。 だけど、靴は一足しか持っていないし、車も持っていない。 アメリカのビザ待ちをしているがなかなか容易ではない・・・。 アメリカとキューバは国交が無いので、カナダ経由でアメリカに住んでいる 親戚みんなで毎年物資を送っている。 話によると魚つりも政府の許可がないとできないし、 トマトを200作ったとしても政府が没収。 町のブロックごとに役人がいて好き勝手に移動できないらしい。(賄賂次第) 人々はいつもお腹をすかせているそうだ。 日本の旅行会社のツアー情報やテレビで放映されている観光地 「キューバ(ハバナ)」との情報のギャップに驚く。 カジノや高級レストラン、チャイナタウンまである。 私は日本のバスポートを持っているのでキューバへも旅行が可能だ。 しかし、アメリカ人は行けない。追放されたキューバ人は二度と入国できない。 日本のパスポートってどこの国でも行けるからいつもすごいなと感心する 近い将来カストロ政権が終わったら、主人とキューバに行くことができるようになればいいな ←ワンクリック、どうぞよろしくお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 10, 2007 01:09:05 PM
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