テーマ:仕事しごとシゴト(23731)
カテゴリ:面白履歴書・小説風
まだ独立への準備が整ったわけではない。
僕は慎重になった。 口は貝のようになっていった。 するとマンション投資への批判も無くなっていった。 2年の月日が流れた。 2戸目のマンションを買った。 僕はその間、不動産情報誌をかかさず見て、相場勘を身につけた。 相変わらず僕への目は「会社より自分の利益」という厳しいものだった。 その後、1年ほどが経ち3戸目を買った。 マンション投資に関しては相変わらず貝のようだった。 僕は会社では経営者的感覚をもって仕事に取り組んでいたせいもあり、 成績はいつもトップクラスとなったいった。 会社の方針は、「売上げ重視!」 「利益はそこそこで良いから売上げを上げろ」 利益を出さずに売上げを伸ばすお店があり、 僕は会社のやり方には疑問を持った。 僕はバランスを考えながらも利益を出すことに全力で取り組んだ。 皆安売りで売上げを伸ばそうとしていたがそれでは、 ”値下げ伝票”ばかり増え、利益は出せない! ”仕入れを安く” ”売価を適性に” この二点を徹底した。 思い起こせば、 僕のやり方はサラリーマンとしては課長、部長の顔は潰したのだろうなぁ(苦笑) そして僕の店だけが毎月の利益目標をクリアするようになっていった。 しかも有り余る利益を出していたのだ。 利益目標は他店舗ではほとんどクリアできなかった。 3戸目を買ったあたりから、 会社での僕の評価は全く違うものになっていった。 ある日上司が言った、 《続く》 ← U^ェ^U ぽち ← ▼・。・▼ ポチ 絵の説明: 将来会社を立ち上げたら、ついて来た上司に仕事を与えようという絵だ。 もちろんパロディーだが大笑いだった。 こんなくだらない絵も厳しいサラリーマン生活を笑いに変え、楽しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/06 11:55:41 PM
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