テーマ:心のままに独り言(8737)
カテゴリ:悲しみ・泣いてくれる人
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↓ ↓ ↓ あれ、携帯電話が壊れた! これは長く使ったのになぁ。 そんな日。 電話が鳴った! 元気の無い声。 カミサンのあーちゃん(おばあちゃん)からだった。 「今変わります」 カミサンと変わった。 「ん~~、ん~~・・・・」 すぐに鼻声になり涙がこぼれ落ちた。 誰か何かあったかな? 「昨日・・・」 声が詰まった。 誰か亡くなったのか? 声にならない声で 「おじいちゃん・・・・ ・・冷たいんだって」 いっぺんに泣き声に変わった。 仕事を断るための電話をし始めた。 「あ、もしもし・・ 今日いけないので・・ おじいちゃんが・・・」 やっとのことで話を始めたが声にならなかった! 娘が変わった! 「あのねぇ・・・」 ここまでは頑張ってしゃべったのだが、 「おじいちゃんが・・・」 もう声にならなかった。 やはり泣いてしまった。 しかし内容は伝わったようだ。 「そこにはへぇらねぇやのぅ」 「なっから大きかったでなぁ」 「行ったことねーだんべぇー」 「そうやるんさぁ」「うんめぇやのぅ」「そうなん」・・・ おじいちゃんが使う言葉、 群馬の方言だがもう聞けないんだな。 孫をかわいがり毎日のように美味しいものを持参し寄ってくれたおじいちゃん。 僕にもいつも優しかった。 カミサンとも仲良しだった。 皆でおじいちゃんの旅支度をしてあげたが涙がこぼれた。 老人会の方が声をかけた。 「後から行くでのぅ」 こう言いながら泣いた。 お坊さんが来た。 生年月日は? 仕事は? 戒名をつけるためだろうか? お兄さんはひとつづつ答えた。 どのような人でしたか? 「父は・・」 こう言ったとたんに嗚咽した。 それまでまったく無表情で淡々とした感じだったのだが・・ 少し体調を崩していたが前の日もそこそこ元気だったのに・・ まだ77歳だった。 本人も眠る時、 朝はこないなんて思いもしなかっただろうなぁ。 苦しむことも無く逝ったようだ。 それがせめてもの救いだ。 26日に生涯を閉じ、 皆を置いて逝ってしまった。 優しかったおじいちゃん 皆に愛されたおじいちゃん さようなら。 m{_ _}mどうかひとつポチを・・・モチベーションのところに参加してみました ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/08 12:30:53 PM
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