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お腹すいたでしょ?
遠いのにわざわざねぇ~
ありがとね。
寒くない?
・・・
いつも優しく声をかけてくれたおばさん。
皆をそっと後ろから心配してくれる温かい人
そんなおばさんだった。
病院を見舞った時を思い出した。
もう時間が少ない・・そんな中、
皆は
「いつもと変わらず」
普通の会話をした。
皆で大笑いをした。
おばさんはいつものように皆の話を聞き、微笑んでいた。
・・・・
棺の前で孫の女の子がしゃくりあげて泣いている。
おばさんの顔に触れてお別れをしている。
女の子はお母さんと抱き合って泣いている。
・・
泣き続けていた。
ただただもらい泣きした。
1年以上も病気と闘い、
おばさんも家族も受け入れて泣き続けたに違いない。
あいさつは僕の母の妹がした。
おばさんのことを想い話始めると・・
声が詰まった・・
おいしかった煮物の話・・・
優しかったこと・・
僕は母のことを思い出していた。
孫をとても可愛がっていたのだろう・・
女の子は大声で泣き続けている。
死を受け入れる時、
どれほど辛かっただろうか・・
おばさん・・
もう苦しまなくてすむね。
僕もお別れをした。
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■関連ブロク
死を受け入れた人の言葉。
母の命日に想うこと。