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カテゴリ:イギリスの話
<イギリスの宮中晩餐会>
ロンドンの本屋さんでこんな本を見つけました。 その名も、 「For The Royal Table Dining At The Palace」 “宮中での食事”とでも訳すのでしょうか? 2008年3月26日にフランスのサルコジ大統領を招いて ウィンザー城で行われた公式晩餐は総勢158名のゲストが招待されました。 そのメニューは、 ルイロデレールで乾杯 2000年のシャサーニュモンラッシェとヒラメ 1961年のシャトーマルゴーと子羊、アンティチョーク、そら豆、にんじん、じゃがいも、カリフラワーなどの野菜添え、 デザートにルバーブのタルトとバニラアイスクリーム最後に果物だったそうです。 過去のメニューのなかに数回ルイロデレールが乾杯用のシャンパンに使われていました。 イギリス王室ではかなり頻繁に使われているのですね。 本によると、エリザベス女王自らメニューなどを決め 晩餐会が行われる前には必ず執り行われる場所へおもむき、すべての最終チェックをするそうです。 そのほかには、宮中晩餐会いわゆる各国の要人を招いたときに イギリス歴代の国王が主催する食事について、 その歴史から、メニュー(レシピもありました!) 使われる食器やカトラリー、テーブルセッティング、 お花や音楽まで紹介されていました。 写真やイラストが多くとてもおもしろいです。 先日、イギリスの大衆紙”Daily Mail”に チャールズ皇太子の60歳のお誕生日パーティが 公私で2回も行われるということに対して、 緊縮財政の王室であるはずなのにいかがなものか? と批判されていました。 これもまたきっと豪勢なのでしょうねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月15日 13時34分22秒
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